古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

12月25日の記事です。


今日は、大阪 久保惣ホールに来ています。
いつも素晴らしい演奏を聞かせてくださる、アンサンブルシュシュのメンバーの中から
ヴァイオリン、オーボエ、トラベルソ、歌、ガンバ、そしてチェンバロのメンバーです。

ホールの雰囲気と音楽がぴったりあった、素敵な空間です。もちろん、演奏も、響きもすばらしいです。

2017 1 -1 -3

昨日は、高松で西垣さんの演奏会、内容は京都と同じですが、天井が非常に高く、
響きがとても良いホールです。飾り気も無い、愛想の無いホールですが、響きは素晴らしいホールです。

2017 1 -1 -2

ボレロのダンスの金山亮君も2回目と言う事もあって、少しのびのびしているようでした。
聞くところによると、今回のダンスを引き受けるか、かなり悩んだようです。
よく考えた末に引き受けたそうで、その事がダンスにも現れていて、とてもよく考えられた振り付けと動きでした。

ストリートダンスでイギリスの大会で2位ということで、少しは先入観を持って見たのですが、
ストリートダンス、ヒップホップと言うより、モダンダンス、バレエのコンテンポラリー、
それも世界的なコンクールで踊られているレベルの踊りのように感じました。
若い感性のしなやかな動き、そしてこの歳でしか表せない色気もあるのです。
もちろん、音楽にぴったり合った動き踊りでした。


一昨日は西宮で久しぶりに、人前で演奏をしました。

2017 1 -1 -1
準備中です。

2016 12 23 002

プログラムを見てお分かりいただけるように、リュート、トレブルガンバ、バスガンバ、ギターを弾きました。
古くからの友人の陶芸家のお友達の、ピアノの先生のクリスマス会、発表会です。

毎年、生徒の演奏もあるのですが、色んな楽器のプロを呼んで、演奏を聞いているそうです。
今年、私は演奏家ではないのですが、演奏をして色んな楽器を紹介して欲しいとのことでしたので、
お受けしました。

お受けする時に、まず、来られる方の人数、年齢層、音楽の経験年数をお聞きしました。

レッスンを受けている、幼稚園から高校生、そしてその父兄ということでした。

会場も、公民館の広い部屋と言う事で、リュートやギターを弾いてもよさそうな会場。

今回は、せっかくなので、ピアノの先生ですが、チェンバロも始められていると言う事で、
先生にも出来たばかりのスピネットを弾いてもらいました。ソロでなく、合奏で。

曲目も、初めて見る楽器で、初めて聞く曲が多いと思うので、知っている曲、
グリンスリーブス、イタリアーナ(シチリアーナ)スカボロフェアの最初の3曲で、つかみはOK。

楽器も音の小さいリュートで始まって(決して、小さい音のリュートではありませんが、
ガンバ、スピネットに比べると小さいので)スピネット、トレブルガンバに移っていきました。
スカボロフェアから始まって、次はウエールズ・メドレーですが、
少し音域の高い(トレブルのフレットがついている最高音)音で軽快に、
間奏に違う曲でスピネットソロを入れてもらいました。

そして、私の好きなプレトリウスの曲を。

4曲目にバスガンバで雰囲気と音楽を変えて(知っている人は知っている曲、)

次にバスガンバの低い音の魅力を知ってもらうことと、気分を変えるために、オクターブ下げて弾いて、
2回目の繰り返しはオクターブ上げて。

ガンバとスピネットの合奏でも,音域を替えて、テンポの違う曲、楽器を持ち替えて聞いていただくほうが、
退屈しないと考えました。曲の長さも2分から3分くらいで、長いと感じさせない長さにしています。

次に雰囲気を変えて、ギターソロ。大人の方用にバッハの、「主よ人の望みの喜びを」
そして、子供さんと、大人のために「大きな古時計」

そして、今日メインのヴィヴァルディのリュートコンチェルトの2楽章を、美しい曲なので、
初めて聞く方も美しいと感じてもらえたと思っています。

最後に、全員できよしこの夜をガンバとスピネット伴奏で。

結局、楽器5台を運んで調律して、演奏しました。

こんなに沢山の楽器を使わなくても出来るのですが、出来るだけ沢山の楽器を知ってもらおうと、欲張りました。

演奏技術も無い、音楽性もあまり無い、まず、練習時間がほとんど無い状況でベストを考えると、
知っている曲を入れる、あまり長い曲は弾かない、楽器の変化、曲の変化をつける事を考えました。


そして、今回はヴィヴァルディの曲をメインにするような構成にしました。

ある程度は、成功したように思います。
それと、今回の事で分かった事があります。

ガンバを6曲も弾いた後では、ギターはまず簡単な曲から入ることでした。
弓を持つ手になっていると、ギターを弾く時に右手に余分な力が入ってしまったのです。

ギターからガンバか、ガンバからギターに持ち替える時は、
簡単な曲で力をギター用の力の入れ方に変えてから大きな曲を弾いた方が良いという事です。

演奏を引き受けさせていただいたのは、こんな機会でもないと楽器を弾く時間を取れないので、
引き受けさせていただきました。でも、練習はほとんど出来ませんでしたが。

久保惣ホールでのリハ中に原稿作らせていただきました。

  1. 2017/01/02(月) 01:23:16|
  2. ギター
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プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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