古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

オルガンがほとんど出来上がりました。

また、長い間ブログの更新が出来ていませんでした。

オルガンを何とか仕上げようと、躍起になっていましたので。
オルガンもほぼ出来上がりつつあります。細かい、調整や音のバランスなどは
まだまだなのですが、段々形になってきました。

オルガン

フイゴ側から撮りました。

オルガン

鍵盤部分のアップです。

オルガン1


天草の竹のパイプオルガンは、400年以上前に日本人が作ったと言われているオルガンの復元製作でしたが、
今回は演奏会で使う事を中心に考えました。でも、なるべく古い形のオルガンにして、運搬の事も考えて
作りました。材質を全部水楢にすると見た目は良いのですが、重くなって運搬も大変なので、針葉樹を主に
装飾的に水楢を使いました。

通常は、風を送るフイゴと別に風箱を作り、この風箱に錘などをつけて一定の圧力で送風する形です。

これだと、フイゴを2種類作らないといけませんし、風箱の分の容積も増えます。

ルネサンスの頃のオルガンは風箱が無いものが多いようですが、演奏を考えると、一定の圧力で風を送ると言う事は
重要です。(フイゴ手と演奏家が一体になれば素晴らしい演奏が可能なので、風箱が無い楽器も魅力的ではありますが)

そこで、中世からルネサンス期にかけてよく作られたと思われる、送風用のフイゴと風箱を兼用としたタイプの楽器にしました。

レガールと呼ばれる、リードオルガンの一種に良く見られる形です。

この形だと、フイゴと本体を別々に運搬する事も出来ますし、錘を外せば風箱のない、直接風を送るタイプの楽器にも
なります。

後は、このオルガンを載せるお洒落なテーブルを作り、微調整や塗装の仕上げをするだけです。

今回、正味 約一ヶ月で作りましたが、パイプは用意していました。
でないと、いくら私でも無理ですので。

この用意は、20年以上前に、今回のリュートの坂本龍右さんのお父さんから、ガンバコンソートにオルガンがあれば
レパートリーが増えるので作ってくれると助かる、と言われてその時にパイプだけは用意していました。

そのパイプを使って今回、息子さんのために楽器にしました。


でも、やはり秋は何かと雑用が多く、昨日も町おこしのイベントの打ち合わせで遅くなり、
(篠山は山の芋の名産地でその山の芋のつるを集めていっせいに燃やすと言うイベントです。私はバザーの担当です)
11月6日なので、11月5日の名古屋の演奏会が終われば、飛んで帰ってきて、6日の朝7時半くらいから準備です。

その後、今日の京都の演奏会のためにチェンバロを取りに行ったり、その後も今日の演奏会用の準備などしていました。

11月末で民生委員の任期が切れます。3年間でしたが、あまり大きな事件もなく、普通に終わりそうです。
(最期に少し問題もありましたが。)

11月20日は最後の催しとして、お一人暮らしの方のための催しをやって終わりそうです。

催しの最期にみんなで歌を歌って終わるのですが、「ふるさと」を歌う事になっているようなので、
ガンバでメロディーを演奏するか、ギターで伴奏をしようと思っています。

その前に、サービスエリアで年末恒例の共同募金の募金活動もありますが。

10月11月の坂本さんたちの演奏会、坂本さんの演奏がユーチューブでアップされていました。ギターの方にも、脱力の見本として、見ていただければと思うような、演奏です。

https://www.youtube.com/watch?v=VkyDdQTA7wM

他にも、リュート4重奏の映像もアップされていました。リュート4重奏については、
今から40年近く前に私が大英博物館から取り寄せた楽譜から、
20世紀初演(多分)のリュート4重奏をやったことがあります。

そのときは、坂本さんのお父さんがバスリュート、岡本一郎さんがソプラノリュート,私がアルトリュート、
九州の西條道孝さんがテナーリュートで初演を。2回目以降は角田隆さんがテナーリュートを担当されました。

https://www.youtube.com/watch?v=hqLBReh3fs4

坂本さんたちのリュート4重奏です。

こちらはガンバの演奏ですが、今回のツアーではガンバではありませんが、擦弦楽器も弾かれますので。

https://www.youtube.com/watch?v=xaGxQNhLoFk

コメントをいただいていたり、演奏会の報告もありますが今日はこの辺で。

オルガン、仕上げが終われば、またお知らせさせていただきます。





  1. 2016/10/19(水) 22:49:44|
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プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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