古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

ギターのストラップ

11月17日に書かせていただいていた、ストラップについてです。

間に合わせ、(楽器のケースのストラップに紐をつけたもの)で試してみたら、結構使い勝手がよかったので、
専用のストラップを手に入れました。

アコースティック用の物ですが、500円ほどで手に入ります。

色もあまり目立たないように、黒です。

片側が エンドピンに付けるように、分厚いビニールレザーのようなものにスリットが入っています。


1450676336959.jpg


このスリットが結構きついので、少しナイフで大きくしました。
でも、大事な楽器にエンドピンを付けなくてはいけません。
何台かギターをお持ちでしたら、普段あまり使っていない、安い楽器で試してみてください。

ストラップのもう一方は、紐になっています。
(紐になっているものでない形のものもありますが、クラシックギターだと紐の方が良いと思います)

私は、この紐を 高音側の3弦に近いところに付けています。

1450676328800.jpg


よく見かけるのが、4弦の近くなのですが、私はこの位置だと
楽器が上を向いてしまって、左手の手首が動かしにくくなります。

そして、割とタイトに体に密着するようにストラップの長さを調整します。

そのほうが、楽器が動かず、楽器を保持することが簡単になります。
私の場合。

IMG_20151221_143008.jpg

演奏の際は椅子に座りますが、ギターの角が右足の太ももに当たるくらいに
構えると、更に楽器が固定され、右手左手が自由に使えます。

IMG_20151221_142954.jpg


以前にも書かせていただきましたが、楽器が体に触れてはいるのですが、押さえ込んでいないので
楽器が良く鳴ります。

特に私の楽器は横板が薄いので、膝で押さえていたのが無くなるのが、良い結果になっていると思います。

大きな楽器でも(小柄の方が大きなアコースティックギターを弾いているのをテレビでも見ますが、
こんなことも可能です)、逆に19世紀ギターのようにスリムな楽器でも安定して弾くことができます。

エンドピンも、ストラップも アコースティックギター用の物が使えます。

ストラップの長さや、取り付ける位置など試行錯誤が必要ですが、この方法が
ぴったりだという方もいらっしゃると思います。

楽器の保持の仕方で、構え方で、腰に負担がかかって困っている方、など
試されてはいかがでしょうか?

それにしても、写真で見ると自分でも歳を取ったと思います。
66歳ですものね。

  1. 2015/12/22(火) 23:43:27|
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プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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