古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

ケンプス ジーグ について

前回のブログに書こうと思っていたのですが、長くなってしまいましたので、
こちらに少しだけ、ケンプさんのジーグについて。


ケンプス ジーグ ということで、ケンプさんという人のジーグだということは、なんとなく分かります。

そうです、ケンプさんは ウイリアム・ケンプと言って、シェクスピアの「ロメオとジュリエット」のピーター
や「から騒ぎ」のドッグべりを演じたとされる人です。

シェクスピアの劇団の名喜劇役者のようでした。

また、ダンスのジーグ、ジグの名手としても知られていて、1599年11月から翌年3月までロンドンから
ノイリッチまで踊りながら練り歩いたとして有名な人です。

そして、ジグですが 一般的には 3拍子の軽快なダンスとして知られていますが、
1550年ころから1750年ころにかけてイギリスをはじめランダやドイツで人気のあった
芝居、音楽、踊りの組み合わさった一種の余興のようなものもジグと言っていたようです。

史劇や悲劇はやはり当時の人にとっても、見るのは大変だったようで、幕間などに歌ったり
踊ったりしたようです。この時の踊りもケンプさんはとても上手だったそうです。 
  1. 2015/10/02(金) 01:32:17|
  2. ギター
  3. | コメント:2
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旧話題で失礼します

話題が別のところに移っているのに旧題で失礼します。

ヴァイスのチャコンナ・・・といっても低音テーマは典型的なパッサカリアですね、バッハの例のパッサカリアもバッハの原曲になるフランスの曲はチャコンナと書かれていたような気がします。この後期の時代になるとチャコンナ、パッサカリアなどはその前の時代のようには厳密に区分されていません。完全に同じ旋律でリズムが違うとイギリスなどではグラウンド(たとえばクラフトの作品)です。
ここからは2つの前提を置いての話です。一つは、ヴァイスはその極めて異色な作曲家、旧時代の様式を維持しつづけた人でした。バッハでも同じことが言われることがあるけれど、それよりも頑な(否定的ではなくて)な作曲家です。現代の日本で明治の文体で小説を書くような作家の感じかとも思います。前もって予測を述べてしまうと、古い文体のかたの小説のようなものでしょうか(たとえば平野・・さん とか森鴎外のなかにその時代の破れが現れる感じかもしれません、意図されていたりそうでなかったり、その破れを批判するかたもいるけれど私は美しく感じます)
もう一つ、現実的なこと平山さんの六弦REレの調弦も面白いのだけれど、初心者には面倒だしパッサカリアの低音の進行の特徴からしてMIのままでも可能かも・・ということです。パッサカリアの共通テーマが古い雰囲気を持つのはフリギア的な下降導音が印象的なことにもよります。ですから機能面からではなくてMIを最低音に定めてしまうのも効果的だとも思います。 このことが、次のカステラミルクさんの疑問にも繋がることです。
で、かいつまんで86小節の違和感・・その通りだとおもいます。私もタブの番外弦の書き間違いかな? と思いました。つまり、そのディビジョンだけパッサカリアのテーマから外れてしまう。
しかし、次の87小節もフリギアの下降ドミナント(正しい言い方ではないのですが、理解してもらえると思います、ヴァイスがもっと過激な手段を考えたなら増六もあったかも)でなくなっています。
ですから、これは確信犯((笑) です。そこで、推理です。87のいままではフリギアであった和音への現代的(十八世紀半ばです)なドミナントとして86の和音を置いた。それならば、85の三拍のla 87一拍二拍Sol Mをオクターブ上にする。さらに・・ヴァイスの意図を補強するために3拍目を7の和音にするまでが許されるかどうか(内声の♭Si)・・? そして一番劇的なフリギアを廃した87の三拍目の和音、これを補強して減7だと思うと(♯Sol)、そこにはヴァイスが実際に生きていたバロックではない時代が瞬間浮かびます。それを実現することの賛否はわかれるとはおもいますが、真相はこの辺りではないかな、と推測します? 似た例の参考ももっているのですが、、もっとながくなってしまうので、この辺で失礼します。
あ・・ヌブーさんのブラームスはすごいですよね、ブラームスはあまり好みではなかったけれど、昔に聞いてこの演奏にはとてもショックを受けました。
  1. URL |
  2. 2015/10/03(土) 09:18:27 |
  3. CABOTIN #ArGM.iJY
  4. [ 編集 ]

1000拍手目でした!

拍手をしたら1000拍手目でした、おめでとうございます。
ギターという楽器に則しての音楽についていつもハッと気づかされ発見する事が多く楽しく拝読してます、これからも楽しみにしてます。
  1. URL |
  2. 2015/10/03(土) 17:33:24 |
  3. クマ #-
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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