古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

またまた、コメントにお答えして その他

コメントを頂いていたのですが、昨日までに小さな楽器を5台仕上げないといけませんでしたので、
遅くなってしまいました。

クマ様の放射線放射の件ですが、どの程度放射線を当てれば良い?とか知識を持ち合わせていませんので、
一度、放射線利用された弦を販売されている、丸三ハシモトさんにお伺いしようかと思っています。

Cabotin様 深く考えると難しい編曲になってしまいそうで、おまけに 著作権の問題は悩ましいですし、
時間もないことですし、ぼちぼちやってみます。

カステラミルク様
チャコーナをレッスンに使っていただいてありがとうございます。

86小節の和音は確かに、楽譜通りだと不思議な感じがします。
私も弾いていて違和感を感じます。

でも、楽譜通りというか、タブラチュアで書かれているので、五線譜以上に間違いは無いと思います。

この違和感は、最後の和音の最低音の ド の音が オクターブ上がったために起こっているようです。
原曲では最低音の進行が、3度で下降しています。
普通は全音階で下降する場合が多いのですが、3度で動くとリュートや、8弦以上のギターで弾くと
とても気持ちが良いのです。
そして、こんな和音進行は他にはないので、リュートや8弦ギターで弾く時は思いっきり強調したくなります。
そのほうが,弾いていて気持ちが良くなりますので。
ヴァイスさんもそう思ったから、ここにこんな和音を持ってきたのでしょうか?
いよいよ、上の旋律がどうだったのか?知りたくなりますね。

ですが、最後の最低音がオクターブ上がってしまうと、非常に不安定な和音になってしまします。
これが違和感の原因ではないでしょうか?

文字ばかり続きましたので、CDのことなど。
最近お気に入りのCDが手に入りました。
ヴァイオリンのヌブーさんとピアノのヘスさんのCDです。


1443630639782.jpg

どちらのCDも買えば絶対に良いものだと分かっていたCDですが、やはり良かったです。

音楽に真摯に向き合ってと、こんなことを20世紀の巨匠、天才に言ってははいけないのですが、
特にヌブーさんの演奏はDVDで見た、指揮者をずっと睨み続けている絵を思い出してしまいます。

そして今、実は到着を心待ちにしているCDがあるのです。
10月初旬に発売ということで、もうすぐ届く予定です。

いつも、私のブログに訪問していただいているextajiji にも関心のありそうなCDです。
届きましたら、また感想を書かせていただきます。

CDと言えば、最近買ったCDで失敗をしてしまいました。
ある程度は予想はしていたのですが、こんなに酷いとは思わなかったので、
少しは期待して買ったCDですが。

若手,?中堅?の方のギターのCDです。

中身が何もないのです。ただ楽譜を丁寧に間違わず弾いているというだけ、
こんなCDが受け入れられているようなら、ギターはどうなってしまうのか?
と思ってしまいます。

でも、最近の若い演奏家は、ピアノでもヴァイオリンでもよく感じることです。
本当に、何もない演奏が増えました。

しかし、彼らは 昔の音楽家に比べて技術も音楽的にも格段に良くなっていると
妄想しているのです。彼らを取り巻く人たち、先生たちも。

ひとつの理由として、ギターはとにかく難しい難しい曲を弾かなければならないと思っているからでしょうか?
聞く方はそんなものは全然望んでいないのですが、少なくとも私とか私の周りの人は。
その難しい難しい曲を弾けるだけの技術も持っていないのも問題かもしれません。
というより、技術を持っていないのだと、本人が自覚できていないのが、一番の問題かもしれませんが。

最初に断っておくべきだったかもしれませんが、これはあくまで私の一方的な感想ですので。









  1. 2015/10/01(木) 02:02:46|
  2. ギター
  3. | コメント:1
<<ケンプス ジーグ とやさしい曲を難しく弾くテクニック  | ホーム | 曲を簡単にして音楽を楽しむということ>>

コメント

ご回答有難うございます。

ケンプス ジーグ について (10/03)のCABOTIN様もありがとうございます。
きょうのお昼からがレッスンなので間に合います。

私はヴァイスさんの曲の作り方も、時代様式も曲の決まりごともよくわかっていないのですが、
延々続いていきそうな曲がいつの間にか終わる曲と、「これで終わりですよ」と宣言する曲があるのかな、と軽く考えていました。

今の先生は新しい曲がお好きな方ですが、音大を卒業されているので、楽譜の細かい所によく気が付かれます。
私としては古い方へ古い方へと誘導(?)中って、私もソルぐらいの古さでいいんですが、今回は特別に想い出がある曲なので。

同日17:23追記:レッスンを受けて自宅に帰ってきました。先生にはご納得いただけたみたいです。これでやっと集中して弾き込んでいけそうです。平山さんもCABOTIN様もありがとうございました。
  1. URL |
  2. 2015/10/04(日) 09:14:05 |
  3. カステラミルク #U6M1AWu2
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

最新記事

最新コメント

月別の記事です

カテゴリ

ギター (334)
演奏会 (10)
その他 (20)

私へのメールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

訪れてくださった方々

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR