古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

お知らせ そして 色々と

前回のブログ更新から色々ありました。

まずお知らせからです。

昨日 BS の TBS の取材がありました。

「こころふれあい紀行 音と匠の旅」

という番組です。

img027.jpg


日曜日 朝 9:00 ~ 9:30 の放送です。

私の放送予定は 10月11日(日) の予定です。
2週間前に確定するらしいのですが、もし変更があればまたお知らせ
させていただきます。

今までは、ほとんど 篠山を取り上げた 旅番組に5分とか10分出る程度のものが多かったのですが、
(それも関西ローカルとか)でも、今回は30分番組で私の楽器や音楽のこと楽器作りの話で30分番組です。
ゆっくり楽器のこと、楽器作りの話なども見ていただけます。

そして、 BS ですが全国放送ですので、皆さんに見ていただけると思います。

今回の取材は、事前に放送作家の方、カメラマン、ディレクターの方が打ち合わせに来られて
何時間もかけて、カメラ位置や構成など取材がありました。

そして昨日 スタッフの方10人とメインキャスターの方そしてギタリストの方が来られました。

カメラも3台、メインキャスターの二胡奏者のジャー・パンファンさんとギターの中村圭之介さんの演奏は
玄関でしたのですが、庭にカメラ用のレールも敷かれ、本当に本格的な撮影でした。

折角の機会ですので、沢山楽器を用意しようと思い、

トレブルガンバ、7弦バスガンバ、ルネサンスリュート、6弦ギター、10弦ギター、
チェンバロ、アルペジオーネ

を集めました。

バスガンバはたまたま前日魂柱の調整をして欲しいと、広島から送ってきたものです。

久し振りに見ると、いつも 思うのですが、真面目な仕事をしているな、と。

もちろん、音も弾き込んで下さっているので良くなっていますし。

ガンバの写真も撮っておきました。

バスガンバから

1442593973847.jpg

広島の方が「これが私の最後の楽器になるでしょう」と言われたこともあって、表板はハーゼルフィフテが入った私の
一番好きな材料で。本体の周りのパフリングは本物のべっ甲、そして指板の周りはスネークウッドです。
ヘッドも 珍しく 男性の顔です。

1442593961396.jpg

トレブルガンバは 女性の顔にネックの付け根に少しお洒落をしました。

1442593985478.jpg
1442593994601.jpg

こちらも綺麗な良い材料です。


そしてもう一つのお知らせです。

友人のガンバ奏者、作曲家の 田渕宏幸さんが面白いガンバの演奏会をされます。
バッハの無伴奏チェロ全曲をガンバで演奏するというものです。

img028.jpg

こちらは関西での催しですが、興味のある方はどうぞおいでください。

そして、いろいろあったことも少し。

12日は朝に電話がありました。
「今日はどこにいるの?」
「家で仕事」と答えると、
「アルペジオーネある?」
「あるよ」
「それなら、今日弾いて」

実は、今年で20年目の篠山で開かれている「シュベルティアーゼ 丹波」
のオープニングコンサートがあって、今回は「シューベルトが聞いた音」がタイトル
なので、アルペジオーネを紹介したいからとのことでした。

1442591505209.jpg

こんな会場です。元は神戸市垂水にあった洋館です。
この洋館はひところ垂水警察署として使っていました。

そして、その垂水警察は私が住んでいた家から5分もかかりませんでしたから、
小学校、中学校の頃よく画題にさせてもらいました。(その頃は繪ばかり書いていました)

主催、監督の畑儀文さんとは40年近い付き合いですから、たまたま12日は篠山でしたから
お話と演奏をさせてもらいました。

オープニングとファイナルは ホールで、これ以外に 街角コンサートが10箇所以上、
それに、学校での「 キン コン カン コンサート」も沢山開かれます。

毎回盛況で、ひところは、大阪からJRの特別列車も出してもらったほどです。
今は、西宮などから特別バスが出ています。

この音楽祭は 畑さんが40歳の時に始められて、今年は彼も60歳です。
ほんとによく続いたと思います。

そして、13日は京都で昼までひと仕事をしてから、浜松の楽器博物館に行きました。
年末に作る「バリトン」のために、浜松の楽器博物館に収蔵されている、オリジナルの
バリトンの調査、計測をさせてもらうためです。

バリトンは一台一台違うので、なかなか面白かったです。

翌日は、名古屋でスピネットやチェンバロやガンバの調整など。

その翌日は 同志社女子大の20数台のガンバの調整をしてきました。

  1. 2015/09/19(土) 10:09:01|
  2. ギター
  3. | コメント:0
<<コメントを頂いて その?回 | ホーム | 左手の使い方についてもう少し そしてチェロのこと>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

最新記事

最新コメント

月別の記事です

カテゴリ

ギター (331)
演奏会 (10)
その他 (20)

私へのメールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

訪れてくださった方々

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR