古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

九州から帰ってきました。でも、雑用の山です。

九州からは帰ってきていたのですが、雑用(と言っては失礼な仕事も含まれますが)
が山のようにあって、ブログ更新が遅くなってしまいました。

演奏会、ホテルなどで時間があった時に、原稿を作ったものは、順番に少しずつあげさせて頂きます。

今回もあわただしく、走り回りましたが、メインは 天草コレジヨ館の楽器のメンテナンスです。

まず、神戸からフェリーで宮崎です。
以前は、大阪南港から宮崎だったのですが、神戸 三宮から乗れるので便利になりました。
また、神戸からの就航になった記念に、半額券が届いていたので、助かりました。

でも、車を置いてから、フェリーのチケットを買いに行くのに、あっと驚くような、距離を
あっと驚くような、通路を通って行かないといけません。

IMG_20141117_185409.jpg

冗談のような距離です。

普段、運動不足の現代人のために、歩くようにと、親切心で設計されてのでしょうか?
私達は良いのですが、お年寄りとか体の不自由な方には、とても大変です。

この道を往復してチケットを買って、船に乗り込みます。

宮崎では、ガンバの調整や、チェンバロやヴァージナルを作ってられる方の、相談や
製作の話、その後熊本でギターの調整。

次の日から、コレジヨ館の楽器のメンテナンスです。

久しぶりの、竹のパイプのパイプオルガンの調律や、整音でしたが、
やはり高音の小さなパイプは、少しの変形でも、音に出ますので、
微妙な作業が続きました。パイプオルガンは初めて作りましたので、
メンテナンスや調律、整音など分からないことが多いのですが、
長年楽器を作っていると、いつの間にか身についた知識で何とかなるようです。

久しぶりに聞いても、竹のパイプの音は良いものです。
特に、低音から中低音が自分で作った楽器ながら、良い音がしています。

後はガンバや、リュート、ついでにクルムホルンやリコーダーなども調整。

最終日に天草を回って、佐賀に行き、夜にスピネットなどを積んで、翌日の
8時には三田でスピネットを降ろして、9時に篠山に戻り、チェンバロを積んで
11時に大阪八尾のグレース大聖堂まで、チェンバロを運搬。その後調律。

とこんな調子でした。昨年も同じように夜天草を出て、朝9時には大阪の岸和田に
ついて、チェンバロの調律でした。

少し仮眠はしましたが、いい年なのでこんなことはなるべくしないようにしないと、
いけないと思っているのですが。

次の日も、自治会の草刈や、民生児童委員のお仕事で、1人暮らしのお年寄り
花のプレゼントに行きました。午後、修理、作り変えたガンバを取りに来られるので、
調整です。その後の時間を利用して、アルペジオーネの塗装をやりました。
ほぼ、1日で塗装は終わりました。

次の日も、メサイアの演奏会のチェンバロを引き取りに行ったり、レンタル用のガンバを
届けたり、と雑用が続きます。

でも、このメサイアの演奏会は今年で23回目で、教会で、コーラスは教会員の方が、日本語で
歌われます。ホールで聞くメサイアとは違って、素晴らしいことだと思います。

今日もチェンバロを見に来られるので、調律や調整をしましたが、アルペジオーネの
指板、テルピースなどを作りました。

後、1日で何とか完成させようと思っていますが、遅くても29日には完成です。
2週間の予定でしたが、延べ12日で出来そうです。

今日のアルペジオーネです。

IMG_20141126_233619.jpg


塗装が終わって、もう少しで完成です。

塗装もオリジナルに近いような
雰囲気を出すため、なるべく同じような色にしています。(パフリングなども)






  1. 2014/11/28(金) 01:06:32|
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プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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