古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

第3回 クラシックギターフェスタ in 南港ATC

展示会が終わって、早く報告のブログを上げないといけない、と思っていたのですが、
相変わらず,バタバタしていて,申し訳ありません。

九州以上に バタバタしました。

18日は 9時過ぎから 会場で展示をして、
10時には出発して京都の演奏会に行かないといけませんでしたので、
せっかく来ていただいた方にもお会いできませんでした。

19日も九州から、ガンバ2台担いで来られた方の仕事で、
展示室の隣で,2台のガンバのペグ交換をしていました。

なので、写真も撮っていませんので,文章だけの報告です。すみません。

結局19日に、ガンバの作業の合間に楽器を見せていただくと言う感じでした。
また、スケジュールも沢山の催しと言うか,演奏があって,盛りだくさんでしたので。

九州に同じく、私以外は皆さん、65センチのギターで、
モダンスペインギターです。

ギタリストの北口功さんが、全ての楽器を演奏され、また若い二人のギタリストによっても、
全てのギターが演奏されました。

聞かせていただいて、バランスのよい楽器もありました。
低音も倍音が少なく,楽器が鳴っているというギターも
ありました。

でも、実際に弾かせていただくと、なかなか私が弾きたいという楽器は
ありませんでした。

やはり、自分で弾く楽器は自分で作らないといけないようです。

それと、2台の楽器を出展されている方も多くいましたが、
その2台の差がありすぎる方も、見受けられました。

これだと、1台の出来の良いほうだけを、出展したほうが評価が高くなるだろうに、
と思いました。

でも、製作者はそうは感じていないようです。

「こちらのほうが、皆さん良いと言われるのですが」
という楽器を弾かせていただくと、月とすっぽんほどの違いがあるのです。

よい楽器を作る,一つの条件。
自分の作った楽器の評価が自分で正しく出来なければいけない
と考えさせられました。

私の周りには,演奏も出来て製作も出来ると言う人が多いのですが、
まだ、一般的には少ないようです。
(この弾けるというのも、問題が多くて、正しい楽器の評価が出来るような演奏が出来ると言うのは
難しいことなのですが)

演奏はあまり出来ないけれど、楽器を作るのは好きだと言う方に、
「簡単な,それこそ良く知られているような童謡でもいいから、
なるべく簡単な曲を美しく,音楽的に弾けるように練習されたら,どうでしょうか?」
と提案させていただきました。

ギター曲で2声以上の曲となると、いくらでもごまかしが利いてしまいます。

でも、これはギターを演奏する方にも,一番大事なことだと思っています。
「ぶんぶん蜂が飛ぶ」や「ちょうちょ」が弾ける人はほとんどいない、と
感じることもよくあります。

話が逸れたようですが、この話はいずれまた、させていただこうかと思っています。

今回は,アマチュアとかプロの表示はありませんでしたが、アマチュアの方の作品で、
やたら重くて、鳴らない楽器を作られている人がいましたが、このような方に私の
ブログを読んでいただけたら、と思うのですが。

一部の方を除いて、バランスの悪い楽器が多かったように思いました。
このギターでどんな音楽を作って欲しいのか、分かりにくい楽器です。

自分のことは棚に上げて,人のことばかりは言えませんが、
作りたい音楽は、作って欲しい音楽は私にはありますので。


展示会に来られた方も、何か収穫があったと思いますが、思いたいところですが、
展示をされた方にも,沢山の収穫があったと思います。

来年は5月くらいに開きたいと言う話も聞こえてきました。

私も参加させていただこうと思っています。
もう少しゆっくりと。




  1. 2014/10/26(日) 23:40:57|
  2. ギター
  3. | コメント:0
<<もっと、もっと、簡単な曲を弾きませんか? | ホーム | 二つのギターその???>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

最新記事

最新コメント

月別の記事です

カテゴリ

ギター (334)
演奏会 (10)
その他 (20)

私へのメールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

訪れてくださった方々

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR