古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

お知らせ 追加や その他色々

12月5日の 西垣正信さんのコンサート、新しいチラシが届きました。

西垣さんのHPをご覧になったからには、必要ないかもしれませんが、
追加の情報があります。


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この部分が追加です。

普段、演奏会では裏方なのですが、こうなってしまったので、アルペジオーネを作ることにしました。
チケットも預かっていますので、ご入用な方は連絡下さい。


昨日、神戸クラシックギター愛好会の例会に参加させていただきました。

今回は6名の参加でしたが、毎月 例会を開いて 課題曲 (練習曲)を決めて、
全員がそれを弾き、課題曲に対しての考えなどを発表していきます。

今年は、カルカッシですが、皆さんの考えを聞けて、とても面白かったです。

ただ、人前で弾く機会を作るのでなく、良い勉強の機会だと思いました。


でも、今回の会場は 明石なので、45年ほど前の記憶が蘇りました。

20歳前に ギターを始め、渡辺範彦さんの先生である、植木先生に習い始めましたが、
自分達でも勉強しようと、勉強会を始めました。

メンバーの1人が、明石在住だったので、明石市民会館の1室を借りて、始めました。
回の名称は「ギター研究会 クエルダ」としました。
スペイン語で、弦のことはクエルダという、と聞いていましたので。

その何回かの勉強会で その当時中学生だった 稲垣稔 君が ラミレスを持ってやってきました。
近藤先生に習っています。大阪まで通っています。とのことでした。

もちろん、演奏はとても上手で、プロになるのが当たり前と言う感じでした。

それ以降、私は近藤先生の門下ではないのですが、近藤先生のお弟子さんの
西條道孝さんとはリュートで一緒に、演奏させていただいたり、岡本一郎さんとは
リュートの2重奏を何年かさせていただいたり、吉田藤太郎さんとは、ビウエラの2重奏で
何度か、演奏会をさせていただきました。西條さんには ガンバも作らせていただきました。
西條さんは小さい時に、ヴァイオリンもやっていたので、ガンバを弾きたいということで、
トレブルガンバを作らせていただきました。ひところはリュートよりガンバを弾くほうが多いと
言われていました。

稲垣君と言うより、稲垣先生と言わなくてはいけない、ギタリストですが、高校を卒業して
パリのコンセルバトワールに入学する時は、私は神戸の日仏協会に入っていましたので、
切符の買い方とか、コンセルバトワールを卒業したばかりの、声楽家を紹介したりと、
いろんなつながりが出来ました。

彼が、コンセルバトワールにいる頃、パリに1週間ほど旅行した時は、福田進一さんと稲垣さんに
毎日、パリを案内してもらいました。

ギターとは離れていたのですが、いろんなギタリストの方とは縁がありました。

稲垣さんとは、この明石の勉強会で知り合ったので、昨日の明石での、例会は
いろんな事を思い出させていただきました。

稲垣さんにこの話をすると、「歳が分かりますやんか」と言われ、「歳ごまかしているのかいな?」
と言ったことも思い出します。


ということで、私は編曲が出来た、バッハのオルガンのためのコラールプレリュードと
ヴァイスのファンタジアを弾きました。

リュートやガンバを弾く時は、全然緊張したことが無いのですが、ギターは実は
以前、緊張して右手が震えて、ほとんど弾けなかったことがあるのです。
(人は言いたいこと分かる,良い演奏でしたと言ってくれるのですが)

それは、グロンドーナさんも参加していた,ギターの催しで 皆ギタリストがお客さんという
演奏会だったのです。

もう一回あって、これも、小さな会場でティモシー・ケインさんも参加されている、講習会で
ギタリストがお客さんの演奏会でした。曲は、リベンジの意味もあって、自分で編曲した
ヴァイスのパッサカリア でした。

この時も、右手が震えて、ほとんどまともな演奏は出来ませんでした。
でも曲の3分の一くらいから震え始めたのですが、3分の1くらいで何とか,納め
最後は少し落ち着いて,演奏できました。

今回も、近くでギタリストの方が聞いてられる、小さな会場なので弾かせていただきました。

場数を踏めば、だんだん慣れてくると思って参加させていただきました。

リュートも、良く考えれば、最初の頃は緊張していましたし。

しかし、今回は初めてのことなのですが,左手も緊張して,力が入り,ミス連発でした。

でも、1曲目で気分が楽になったというのもあるのでしょうが、2曲目のバッハは
ほとんど、緊張もなく、あまりミス無く、自分の音楽が作れたように思いました。

やはり、普段から編曲するために,何度も弾いていたのが良かったのでしょうか?

練習不足が緊張を生むのかもしれません。

聞いていただく方には,申し訳ないほど練習していませんでしたので。

緊張して、腕や方に力が入り,指が震えても,弾けるくらい練習していると、
普段どおりの演奏が出来るのかもしれません。

大事なことが最後になりましたが、参加されている皆さん、若い頃ギターを弾いていて、
何年か,何十年か中断があり、再開されたからばかりでした。

若い頃弾いていた、スペインモダンギターのイメージもあるのでしょうが、
こんな方こそ,弦長の短い,反応の良い,力の要らない、
音楽的な表現が出来るギターを弾いてもらい他と思いました。

皆さんの演奏は、コンクールに参加されている方,再会してからまだそんなに経っていない方、
様々ですので、いろんな方が参加しやすいように思いました。

また、来月はスケジュールをやりくりすれば,参加できそうなので,参加させていただくつもりです。



  1. 2014/10/13(月) 12:54:39|
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プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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