古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

弦楽器製作法に則ったギター製作編 2


実際に製作編に入る前に、どのような違いがあるのか、具体的に書かないとわからないかもしれませんが、
少しだけ書かせていただきます。
一般的なスペインギター製作法として、

ルネ・コートナル氏の「マスター メーキング ギターズ」
禰寝孝二郎氏の 「スペインギター製作法」
そして、HPなどで紹介されているスペインギター製作法
を参考とさせていただきます。

これらの本等で書かれている、スペインギター製作法と違うところの
主だったところを書かせていただきます。

① ソレア(表板をドーム状にするために凹みを持たせた型枠)を使わない。
ソレアの代わりに外枠を使う。

② スペインネックやドイツ式ネックを使わない。
(ネックのつくり方は、ドイツ式に近いのですが、ホゾを組まないので、
ヴァイオリンのストラディバリウスさんと同じような製作法です。ギターで言うと、ファブリカトーレさんのように)

③ ネックは仕上げてから胴に付ける。

④ 指板はフレット溝を切ってから接着。

⑤ パフリングは付けるがバインディングは付けない。

⑥ 裏板接ぎ部の補強板は付けない。

と書いてくると、やはり、設計上のこと、構造上の事に繋がってきます。
また、具体的に書かないと分かりにくいようですね。

今は、こんな事に違いがあるのか、というくらいの認識にしておいて下さいますか。

いずれにしても、作り易い方法で、良い物が出来れば、と思って考えた製作法ですので。


  1. 2014/07/02(水) 18:30:39|
  2. ギター
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kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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