古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

演奏会でのあれこれ


本当に、ブログ更新が出来ていなくて、申し訳ありません。

九州に行った時も、「ブログ毎日見ているのですが、更新がありませんね」
との話を聞きました。

いつも、昔から忙しい毎日でしたが、ここのところ特に忙しく、次々と急ぐ仕事が出てきます。

それも、とても急ぐ仕事か、期限が切られた仕事ばかりです。
何とか頑張れば,出来るので何とかしているうちに、更新する時間がなくなってしまいました。

もともと、365日休みなく、ほとんど毎日 朝8時から深夜12時か1時まで仕事をしていました。

それが、2時3時となると、仕事が終わってからブログを書く時間は無くなってしまうのです。

ということで、久しぶりに更新させていただきます。


6月1日にまた、素晴らしい演奏会がありました。

アンサンブル・シュシュの演奏会です。


IMG_20140601_175225.jpg

今回もルネサンスから現代までの幅広い時代の音楽会です。

その中で、現代イギリスの作曲家の曲が演奏されました。
現代の曲なので、スペインの名器を使われていました。

演奏されていた方も素晴らしいテクニックと音楽性を持った方なのですが、
楽屋では、魅力ある音で,細かい細部まで音楽を聞くことが出来ました。

でも、会場で聞くと、1,2,3弦の単音だと,音は聞こえてくるのですが、
4弦,5弦,6弦が出てくると、音は聞こえてくるのですが、何の音がしているのか、
分かりにくいのです。

客席 150くらいの響きの良い会場です。

リュートも、ガンバもチェンバロも普通に,いや普通以上に聞こえています。

でも、ギターはボンボンと鳴っているのですが、何の音か,何の和音か
分からない音なのです。

特に,6弦が出てくると、いよいよ分かりにくい音になってしまいます。
6弦を含んだ和音も同じように、分かりにくいというか,分かりません。

先入観を持っているからだといわれそうですが、私の耳にはどうしても、
はっきりとは聞こえてきませんでした。

同じようなことが、古楽器、を聞いた後で、モーツアルトをモダン楽器
ピアノ,ヴァイオリン,チェロで聴くと、音の中身がなく、響きもない音に
聞こえます。びっくりするほどでした。

その後,また古楽器の演奏に戻りましたら、普通にどの音も聞こえてきますし、
どんな和音かも分かりやすくなります。

もちろん、楽器によっても、演奏者によっても、会場によっても違うと思いますが、
ギターに関しては,モダンギターが大きな会場で使うために、生まれたとする考えには
私はついていけないな、と感じました。



次回から、そろそろこのブログの本題のギター製作編に入っていかせて頂こうと思っています。

その前に、また更新がしばらく出来ないと申し訳ないので、自分で弾くために編曲した、
(演奏会の時間待ちとか,仕事の合間の時間を使って編曲していました)
簡単に弾けて、音楽的でおもしろい曲の楽譜をアップさせていただくかもしれません。
(ユーチューブでアップするためには、少しは練習しないといけないので)

バッハの平均律9番のプレリュード,有名なオルガンのコラールプレリュード、など
なかなか良い編曲が出来たと思っていますので。







  1. 2014/06/18(水) 01:26:26|
  2. ギター
  3. | コメント:2
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コメント

ご苦労さまです

 平山先生
時々拝見させてもらっています。
ご多忙な毎日でご苦労さまです。遠方へのご出張や楽器の演奏、講習会、製作、さらに抜刀術の修行など、常人にはとても真似することができない数々のことで、大変にお体が心配です。くれぐれもご無理をしないように、時には何もしないという1日があってもよろしいかと。

 先生のブログは音楽、楽器、演奏すべてに勉強になることが多く、楽しみにしています。今年に入りまして、益々お忙しくしておられて、ブログどころでないとは推察しておりましたが、どうかくれぐれもご自愛くださりませ。
 それでは、先生の製作に関するブログを楽しみにしております。
  1. URL |
  2. 2014/06/18(水) 20:25:25 |
  3. 白樺 #CLiDdHf.
  4. [ 編集 ]

モーツァルトと古楽器 かなり共感します。来週はエクサンプロバンスで
魔笛を野外で古楽器オーケストラで上演するので聞きに行きます。
私事 金曜は京都のフランス総領事館でリサイタル 昨日はスイス 今フランス ニースでリサイタル で キツかった。ニースの僕のアパートでパガニーニが亡くなって
一階にはとてもよい楽器博物館があります とりわけバスティアのギターのコレクションはすごいのです。下から路上で弾くアコーディオンが聞こえているのですが
即興がとてもよいので楽しんでいます。
  1. URL |
  2. 2014/06/30(月) 05:30:53 |
  3. CABOTIN #ArGM.iJY
  4. [ 編集 ]

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プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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