古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

コメントをいただいて

コメントをいただいて、私の表現がまずくて、少し誤解がありそうなので、
少し書かせていただきます。

ストラッドさんの楽器をバロックの状態に戻しても、ストラッドさんが作った当時の
音はしないと書かせていただいたのですが、これは、あくまで、ストラッドさんが作った当時
の音を再現したい、と考えた場合のことです。

今、モダンの楽器として使われている、ストラッドさんの楽器をバロックの状態に戻すと、
ストラッドさんの作ったときより、はるかに楽器としても性能は上がっていると思います。
音色、音の立ち上がり、響き、どれを取っても、ストラッドさんが作った当時より優れていると思います。

ですから、ストラッドさんは無理としても、(現時点では)モダン楽器として、
コンチェルトに使えるほどではなくなった、室内楽や小さなアンサンブルでは使えると
言われている、アマティさんや同時代の名器をバロックのコンディションにして、
バロックヴァイオリン奏者に使ってもらえれば、良いのになあ!と以前から思っています。

モダンとしては寿命が来ていても、バロックの楽器とすれば、まだまだ現役で活躍して
くれると思うのですが。
  1. 2013/06/04(火) 02:01:48|
  2. ギター
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kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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