古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

友人達の演奏会

いつも、難しい話しばかりで、少し気分転換に友人達の素晴らしい演奏会のお話です。
あまり日が経っても、いけないので、このあたりで。

まず、10月に行われた、芳仲猛 ギターリサイタル
参照のプログラムが演奏曲です。アマチュアですが、立派なプログラムだと思いませんか?
彼は、高校時代にギター三昧の生活を送っていて、大学受験で中断、9年前から再開したのです。
私の作るようなギターにも興味を持っていて、リュート、バロックダンスなども勉強中です。
演奏はミスもありましたが、そんな事は全然気にならない演奏でした。
お客さんも暖かいお客さんで、音楽、彼が作る音楽を楽しんでいたようです。
アマチュアはミスなど気にしなくて、自分が弾きたい音楽を弾けば良い。
と言う見本のような演奏会でした。

バッハのプレリュードは若い頃弾いて、途中で止まってしまって、
演奏をやめた事があるそうです。今回もミスしていましたが、
最後まで行って良かったと、話を交えながらの演奏でした。

学校の先生をやっていて、お話しはプロのギタリストよりはるかに上手で面白かったです。

                        img509.jpg


次は、渡部延男さん。
40年近い付き合いです。が、40年ほど前に一緒にシェーファー先生にリュートを習って、
その後彼は、スペイン、フランスに行ってしまって、たまに会う程度でした。
最近、チェンバロの三和睦子さんにレッスンを彼の生徒さんとか本人も受けるようになって、
よく会うようになりました。

彼は、華々しく活躍していた1984年に左指の原因不明の障害のため、
第一線を退き、後進の指導の当たっていました。

2005年に東京女子医大で手術を受け、障害を克服しましたが、
かなりの時間、リハビリ等が必要で、昨年くらいから少しづつ弾けるようになっていました。
芳仲さんも、渡部さんも今年60歳の還暦と言う事で、頑張ってリサイタルを開いたようです。
著名なギタリストも来られていましたが、彼のお弟子さんの松尾俊介さんとかも。
皆、「これがデビューリサイタルなのだから、良くやったよ」と感想を言ってました。
本当に良く頑張ったと思います。

                       img510.jpg


と言う事で、ギターを弾いたり、ピアノを演奏している皆さん!
ミスをしないように、練習するのはもちろんですし、音楽的な勉強は必要ですが、
人前で弾く時は、良い音楽を、その人の音楽を作ってくれていれば、ミスは気にならないものです。

本人が気にするほど、ミスは気になりません。

どうぞ、リラックスして演奏してください。










  1. 2012/01/15(日) 10:43:48|
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kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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