古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

分数ギターについて


分数ギターについては、2012年1月29日に、
その必要性など書かせていただきましたが、
今回は、いよいよ、設計していたものが実現化しそうです。

一般日本人男性向けの 弦長59センチのものがお弟子さんの建築家が
作ることになりました。
そして女性、子供向けの 55センチのもの私がアドヴァイスさせていただいている、
四国 香川でギター作ってられる、元大学教授の方がお孫さん用に、
作りたいとのことで、作られる予定になりました。

  55センチのギターです

  UNI_0062.jpg


  59センチのギターです

  UNI_0061 の補正


私も来年には 59センチのものは作りたいと思っています。

でも、図面とかなり細かいところまで、指定させていただいたので
私の考えている音は出てくれると思います。

楽器全体が鳴って、しっかりした基音の低音、音楽に使える低音が
出るギターになると思います。

小さいギターにありがちな、レキントギターやアルトギターのような
音では、音楽にはなりませんから(独奏楽器として)

本当は、弦長64センチのギターを、私が作っている構造で作ってもらって
誰が作っても音楽的な表現が出来るギターになるということを
証明してもらうのが先かな?とも考えたのですが、小型で弦長も短い楽器
のほうが、私の考える構造の、正当性が証明されるかもしれません。

出来上がって、弾かせていただくのが、今から楽しみです。



  1. 2012/12/07(金) 23:44:27|
  2. ギター
  3. | コメント:0
<<この時期のホールの湿度と楽器 | ホーム | 新しいギターを弾いていただきました。>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

最新記事

最新コメント

月別の記事です

カテゴリ

ギター (331)
演奏会 (10)
その他 (20)

私へのメールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

訪れてくださった方々

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR