古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

もっと、もっと、簡単な曲を弾きませんか?



続いて,前から思っていることを書かせていただきます。
これから、さらに忙しくなるのが分かっていますので。


最近、ギターの演奏を聞かせていただく機会が増えました。

そこで、いつも思うのです。
「なぜ、こんな難しい曲を弾かなくていけないのだろうか」と。

プロなら、難しい曲を弾くことが要求されているかもしれませんが。

自分が弾ける、100%の曲なら良いのですが、200%くらいの曲を
弾いてらっしゃる方もよく見かけます。

出来れば、自分が弾ける50%くらいの曲を弾いていただけると,聞いているほうも
楽しんで聞けるのに、と思うことが。

これまた、自分のことは棚に上げていますが。
(練習もせず,ユーチューブに上げさせていただいていますが、
私の場合は楽器の紹介と言うことで,上げさせていただいていますので、
すみません)

アマチュアの特権、簡単な曲を美しく,音楽的に弾くということを、
もっと楽しみませんか?

レッスンを受けていて,課題曲として難しい曲を弾かないといけない場合は、
別として。

それと、前回のブログで書かせていただいた、「ぶんぶんぶん蜂が飛ぶ」
を弾けるギタリストはあまりいません。

音の数の多い曲を弾けるギタリストはいても。

簡単な曲ほど難しいのです。

楽器もそうだと思います。

例えば、ちょうちょう をミから始めて弾くと、ミ ド# ド#となりますが、
1弦開放の ミ と ドの音の間に隙間があっても、重なってもいけません。
楽譜にはそうは書いていないのですから。音量のバランスも大事です。

また、リズムもずれてはいけません。

ギターの曲は1声の曲はありませんから、旋律に対して低音が合いの手に入ってくれて、
曲が弾けていると言う人をよく見かけます。

上の声部のメロディーだけを弾いてくださいと言うと、たちまちリズムがおかしくなってしまいます。

例えば、た、たーん と言うリズムのメロディーはよく出てきます。
でも、ギター曲の場合 た、た、ん、たと言う形、3拍目に低音が入って、
リズムが取りやすくなっていますが、この ん を取って、た、たーん と言うメロディーだけを弾いてもらうと
正しく弾けないのです。

例の曲としては

ソルの練習曲 OP 60-6 などは、低音の合いの手を取ってしまって,旋律だけを正確に音楽的に
弾くのはとても難しいことです。

これは、楽器を判断する時にも言えます。

ちょうちょうの始めの音を1弦開放のミとすると、よくある楽器のように、
1弦だけテンションがきつくて、硬い音で2弦は普通の音だと、ミ ド ド
と音色の違いで,スムーズに弾けなくて,歌えないのです。

各弦の特色を生かして演奏すれば良いのでは?と言われるかもしれませんが、
私は、ミ ド ド と歌って弾きたいのです。
また、ミ ド ド と歌える楽器を作りたいのです。

もっと差のあるのが、5弦と6弦です。
5弦まで鳴っていて、6弦になると、極端に鳴っていない楽器だと、
低音の声部が歌えないのです。


難しい曲を弾く、欠点は沢山あるのですが、
音楽の大切な要素、「メロディー、ハーモニー、リズム」が全て壊れると思います。

難しい曲なので、音が正しいタイミングで出ない、(右手も左手も)指を拡張しきれずに、
音程が狂う、当然和音も濁る、また難しい曲なので、指が付いていかず
リズムがずれてしまう。
メローディーも 繋がらず、歌うことも出来ない。

昔、植木先生に「ギターは旋律楽器である」と教えられました。

ギターから、歌うことを取ってしまうと、ギターの魅力の半分以上、私は
7割8割失ってしまうと思っています。

難しい曲を弾くと、このギターの魅力の大部分を捨ててしまうことになると思うのです。

プロが簡単な曲ではお金が取れないのに比べて、アマチュアは簡単な曲で
音楽を楽しむことが出来るし、聞いている人も楽しめると思うのです。

でも、何年かかってもあの曲は弾きたい、と言う曲もあると思います。
そんな曲は、何年もかけることが出来るのも、アマチュアの特権です。

一生 誰にも、演奏は聞かせない、と言う人もほとんどいませんでしょうから、
弾くほうは何十回、も弾いているので、曲は分かっているでしょうが、聞くほうの人は
初めて聞く人が多いと思います。禁じられた遊びとか名曲だと何回も聞いている人もいると思いますが、
貴方の演奏は初めてかもしれません。そんな人に貴方の音楽を聞いてもらうのに、難しい曲だと
理解してもらえない、と思いませんか?

なんか、我ながらくどくなってしまったように思いますが、
われわれ演奏のアマチュアは、もっと、もっと簡単な曲を音楽的に
というか、音楽的に間違ったことはせず、楽しんで弾きませんか?

音楽的にということで、休符が無視されている演奏もよく見かけます。
天才的な作曲家が、意味も無く休符は入れていませんから、
もっと休符を大切にしてみませんか?と自分にも言い聞かせて、
そろそろ終わります。

演奏家でもない、私が音楽的な分野の話しをうっかりしてしまいましたが、
ギターはただの道具ではなく、音楽を表現する道具です。
その道具を作る人間にとっては、大切なことだと思うので、
私の思っていることを書かせていただきました。

それと、最後になりましたが、演奏家の方から、アドヴァイスをいただきました。

暗譜と楽譜を見ないで弾くこととは違うことだと。

暗譜というのは、五線譜を前にして、よどみなく最後まで楽譜を書けることだと
言われました。

また、そのことが、一度楽譜を見ただけで出来るのがプロだと。
もちろん、和声分析だとか、曲の構造はたちどころに分かってです。

私など、何十回、何百回見ないとわからないのですが。



まだ、音楽家の卵の友人の息子さんの話です。

友人でリコーダーコンソートをやっていて、自分のHPにどんどんリコーダー用の楽譜を
アップしている人がいます。

HPにアップすると、その友人の息子さんから電話があって、「何小節目の、どの音が間違っている」
と直ぐ電話があるそうです。

また、ある日、友人が古いイタリアのオルガン曲を見つけてきて、リコーダー4声の曲に
編曲しました。

たまたま、そこに友人の息子さんがいたので、「テナーパートをテナーガンバで弾いて」
と頼むと、「楽譜は要りません」との返事。

彼は、何年か前にその楽譜を見たので、頭に入って入て、テナーパートだと
どの動きか分かるので、楽譜は要りません、とのことでした。

友人は「あいつの頭はどうなっているんだ」と驚いたようです。
誰でも、驚きますよね。

こんな人がプロの演奏家になっていくのでしょう。
もちろん、演奏技術も世界のトップだと思っています。
そして、ものすごい量の勉強を、ものすごいスピードで
やっていって、プロになるのですから。

我々アマチュアは簡単な曲を楽しんで弾きませんか?


 



  1. 2014/10/27(月) 01:22:40|
  2. ギター
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第3回 クラシックギターフェスタ in 南港ATC

展示会が終わって、早く報告のブログを上げないといけない、と思っていたのですが、
相変わらず,バタバタしていて,申し訳ありません。

九州以上に バタバタしました。

18日は 9時過ぎから 会場で展示をして、
10時には出発して京都の演奏会に行かないといけませんでしたので、
せっかく来ていただいた方にもお会いできませんでした。

19日も九州から、ガンバ2台担いで来られた方の仕事で、
展示室の隣で,2台のガンバのペグ交換をしていました。

なので、写真も撮っていませんので,文章だけの報告です。すみません。

結局19日に、ガンバの作業の合間に楽器を見せていただくと言う感じでした。
また、スケジュールも沢山の催しと言うか,演奏があって,盛りだくさんでしたので。

九州に同じく、私以外は皆さん、65センチのギターで、
モダンスペインギターです。

ギタリストの北口功さんが、全ての楽器を演奏され、また若い二人のギタリストによっても、
全てのギターが演奏されました。

聞かせていただいて、バランスのよい楽器もありました。
低音も倍音が少なく,楽器が鳴っているというギターも
ありました。

でも、実際に弾かせていただくと、なかなか私が弾きたいという楽器は
ありませんでした。

やはり、自分で弾く楽器は自分で作らないといけないようです。

それと、2台の楽器を出展されている方も多くいましたが、
その2台の差がありすぎる方も、見受けられました。

これだと、1台の出来の良いほうだけを、出展したほうが評価が高くなるだろうに、
と思いました。

でも、製作者はそうは感じていないようです。

「こちらのほうが、皆さん良いと言われるのですが」
という楽器を弾かせていただくと、月とすっぽんほどの違いがあるのです。

よい楽器を作る,一つの条件。
自分の作った楽器の評価が自分で正しく出来なければいけない
と考えさせられました。

私の周りには,演奏も出来て製作も出来ると言う人が多いのですが、
まだ、一般的には少ないようです。
(この弾けるというのも、問題が多くて、正しい楽器の評価が出来るような演奏が出来ると言うのは
難しいことなのですが)

演奏はあまり出来ないけれど、楽器を作るのは好きだと言う方に、
「簡単な,それこそ良く知られているような童謡でもいいから、
なるべく簡単な曲を美しく,音楽的に弾けるように練習されたら,どうでしょうか?」
と提案させていただきました。

ギター曲で2声以上の曲となると、いくらでもごまかしが利いてしまいます。

でも、これはギターを演奏する方にも,一番大事なことだと思っています。
「ぶんぶん蜂が飛ぶ」や「ちょうちょ」が弾ける人はほとんどいない、と
感じることもよくあります。

話が逸れたようですが、この話はいずれまた、させていただこうかと思っています。

今回は,アマチュアとかプロの表示はありませんでしたが、アマチュアの方の作品で、
やたら重くて、鳴らない楽器を作られている人がいましたが、このような方に私の
ブログを読んでいただけたら、と思うのですが。

一部の方を除いて、バランスの悪い楽器が多かったように思いました。
このギターでどんな音楽を作って欲しいのか、分かりにくい楽器です。

自分のことは棚に上げて,人のことばかりは言えませんが、
作りたい音楽は、作って欲しい音楽は私にはありますので。


展示会に来られた方も、何か収穫があったと思いますが、思いたいところですが、
展示をされた方にも,沢山の収穫があったと思います。

来年は5月くらいに開きたいと言う話も聞こえてきました。

私も参加させていただこうと思っています。
もう少しゆっくりと。




  1. 2014/10/26(日) 23:40:57|
  2. ギター
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二つのギターその???

また、二つのギターシリーズです。

今回は、私の設計の61センチギターが2台なのですが、
1台はプロの演奏家のために、お弟子さんに作ってもらいました。
来年にならないと、その方のための楽器を作ることが出来ないので、
その方の,リクエストを聞いて、私の楽器が出来るまでのギターを、
お弟子さんに作ってもらいました。

指板幅や、弦幅,ネック厚やネック形状などは,音に直接関係無いので、
リクエストどおりに作ってもらいました。

音に関してですが、いろんな奏法を取りたいので、
低音の倍音を増やして欲しいとのことだったので、
表板の周りの削りこみを少なくしました。

少し,バスバーの削り方も変えましたが。

ほぼ希望通りの音にはなったと思います。
倍音を増やすのは簡単です。

でも、私が作りたい音からは少し遠い楽器になりました。

このような楽器が,一般的には受け入れやすいだろうとは,思いました。


UNI_0099.jpg

右の楽器です。外観は変わりません。

左の楽器は

私の目指している61センチのギターの方向の楽器です。

今回は、糸巻きを軽くするため ゴトー のステルスという
糸巻きを使いました。

とても軽くて,小さいので,ステルスと言う名の通り、
ペグボックスの中に入れてしまいました。

楽器のバランスは良くなりました。



UNI_0100.jpg
UNI_0101.jpg

とても、甘い音のギターです。



この楽器と,以前作った64センチのギターを展示会に出そうと思っています。










  1. 2014/10/13(月) 15:13:49|
  2. ギター
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コメントをいただいて 

猫様

コメントありがとうございました。
技巧的な練習は必要が無い、というか時間が無いのに曲の練習を削ってまで、
テクニックを鍛えるための練習は要らない,とかねがね思っていました。
同じような考えをお持ちの方がいらっしゃって、心強く感じます。


バッハさんなどの曲を弾く場合、もちろんこれで完全、これで完璧などと言う人はいないでしょう。
何が完全か,完璧か、それ自体も問題ですし。

でも、バロックや,初期の音楽に関しては、研究がどんどん進んでいるようです。
特に,よく勉強しているチェンバリストや,指揮者,学者などは、バッハさんがどう弾いた、
どう弾いてほしい、ということを考えるために、バッハさんの曲は調べるのは当たり前ですが、
同時代,またバッハさんはそれ迄の、音楽の集大成とも言われますから,中世,ルネサンス
の音楽からもアプローチをして、研究しているようです。

チェンバリスト,フォルテピアノ奏者の アンドレアス・シュタイアーは楽譜があれば,即座に
100通りの演奏が出来ると、本人が言っていた、ことを聞いた友人がいます。

昔から知っている、素晴らしいチェンバリスト(今はパリ在住ですが)が帰ってくると、
公開レッスンをしてもらっています。

聴講させていただくと、こう弾きなさいとはいわず、こんなアイデアもあるし、こうも弾ける
その根拠はこうなので、これが良いのでは?でも、弾きたい貴方が決めても良い
部分ももあるので、勉強して自分の音楽を作ってください,と言う感じです。

曲を弾くにあたって、ドイツの曲だと,当時の解釈はこうで、フランスならこう、フランスでも
ラモーなら、こうでクープランならこう、とかなり細かく分かっていることが多いようです。

バッハさんに関しても、当時の音楽常識や、風習などを研究することによって、かなり
バッハさんが考えて事が分かるようになったようです。

でも、プロの音楽家ですから,その人でなければ,と言う演奏をしないと、お客さんはついてくれませんから、
彼女の音楽を作っていることには間違いが無いのですが。

昔、よく仕事をしていたものすごく頭の良い,勉強をしているチェンバリストが、
「ギタリストの弾く,組曲は 早いサラバンドか遅いサラバンドばかりで、
様式感が全然無い」とよく言ってました。
一時は、ギターのコンクールの審査員もしていた方です。

ギターリストは、ルネサンス,バロックも現代も,古典も弾かなくてはいけませんから、
バロックの専門家に比べて、バロックの勉強の時間は少なくなって当たり前なので、
仕方が無いことかもしれません。

ショパンまでは舞曲の時代だと言われますが、実際にリュートやガンバで舞曲の伴奏をしたり、
踊ってみると、どんなリズムで,アクセントや跳躍があるのかが分かります。

以前バッハさんの作曲だと言われていた,有名なメヌエットも、バッハさんではないと言われ始め、
そのうちに向かいのおじさんではないかと言われていたのが、ペッツッォルト作となって、
新しい楽譜では、作曲 ペッツッォルト となっています。

古くから付き合っているギタリストの方にも,そのチェンバロストのレッスンを受けてもらったことがあります。
よく勉強しているギタリストですが、やはりバロックの専門家のチェンバリストのレッスンはとても、
有効だったようです。リサイタル前はバロックの曲はレッスンに行っていたようです。

パリの友人は長いこと,ベルギーの学校で教えていました。
そして、新しい情報が手に入りやすい,パリにいますので最新の
研究結果も分かるようです。


  1. 2014/10/13(月) 14:59:50|
  2. ギター
  3. | コメント:0

お知らせ 追加や その他色々

12月5日の 西垣正信さんのコンサート、新しいチラシが届きました。

西垣さんのHPをご覧になったからには、必要ないかもしれませんが、
追加の情報があります。


img203.jpg


img205.jpg


この部分が追加です。

普段、演奏会では裏方なのですが、こうなってしまったので、アルペジオーネを作ることにしました。
チケットも預かっていますので、ご入用な方は連絡下さい。


昨日、神戸クラシックギター愛好会の例会に参加させていただきました。

今回は6名の参加でしたが、毎月 例会を開いて 課題曲 (練習曲)を決めて、
全員がそれを弾き、課題曲に対しての考えなどを発表していきます。

今年は、カルカッシですが、皆さんの考えを聞けて、とても面白かったです。

ただ、人前で弾く機会を作るのでなく、良い勉強の機会だと思いました。


でも、今回の会場は 明石なので、45年ほど前の記憶が蘇りました。

20歳前に ギターを始め、渡辺範彦さんの先生である、植木先生に習い始めましたが、
自分達でも勉強しようと、勉強会を始めました。

メンバーの1人が、明石在住だったので、明石市民会館の1室を借りて、始めました。
回の名称は「ギター研究会 クエルダ」としました。
スペイン語で、弦のことはクエルダという、と聞いていましたので。

その何回かの勉強会で その当時中学生だった 稲垣稔 君が ラミレスを持ってやってきました。
近藤先生に習っています。大阪まで通っています。とのことでした。

もちろん、演奏はとても上手で、プロになるのが当たり前と言う感じでした。

それ以降、私は近藤先生の門下ではないのですが、近藤先生のお弟子さんの
西條道孝さんとはリュートで一緒に、演奏させていただいたり、岡本一郎さんとは
リュートの2重奏を何年かさせていただいたり、吉田藤太郎さんとは、ビウエラの2重奏で
何度か、演奏会をさせていただきました。西條さんには ガンバも作らせていただきました。
西條さんは小さい時に、ヴァイオリンもやっていたので、ガンバを弾きたいということで、
トレブルガンバを作らせていただきました。ひところはリュートよりガンバを弾くほうが多いと
言われていました。

稲垣君と言うより、稲垣先生と言わなくてはいけない、ギタリストですが、高校を卒業して
パリのコンセルバトワールに入学する時は、私は神戸の日仏協会に入っていましたので、
切符の買い方とか、コンセルバトワールを卒業したばかりの、声楽家を紹介したりと、
いろんなつながりが出来ました。

彼が、コンセルバトワールにいる頃、パリに1週間ほど旅行した時は、福田進一さんと稲垣さんに
毎日、パリを案内してもらいました。

ギターとは離れていたのですが、いろんなギタリストの方とは縁がありました。

稲垣さんとは、この明石の勉強会で知り合ったので、昨日の明石での、例会は
いろんな事を思い出させていただきました。

稲垣さんにこの話をすると、「歳が分かりますやんか」と言われ、「歳ごまかしているのかいな?」
と言ったことも思い出します。


ということで、私は編曲が出来た、バッハのオルガンのためのコラールプレリュードと
ヴァイスのファンタジアを弾きました。

リュートやガンバを弾く時は、全然緊張したことが無いのですが、ギターは実は
以前、緊張して右手が震えて、ほとんど弾けなかったことがあるのです。
(人は言いたいこと分かる,良い演奏でしたと言ってくれるのですが)

それは、グロンドーナさんも参加していた,ギターの催しで 皆ギタリストがお客さんという
演奏会だったのです。

もう一回あって、これも、小さな会場でティモシー・ケインさんも参加されている、講習会で
ギタリストがお客さんの演奏会でした。曲は、リベンジの意味もあって、自分で編曲した
ヴァイスのパッサカリア でした。

この時も、右手が震えて、ほとんどまともな演奏は出来ませんでした。
でも曲の3分の一くらいから震え始めたのですが、3分の1くらいで何とか,納め
最後は少し落ち着いて,演奏できました。

今回も、近くでギタリストの方が聞いてられる、小さな会場なので弾かせていただきました。

場数を踏めば、だんだん慣れてくると思って参加させていただきました。

リュートも、良く考えれば、最初の頃は緊張していましたし。

しかし、今回は初めてのことなのですが,左手も緊張して,力が入り,ミス連発でした。

でも、1曲目で気分が楽になったというのもあるのでしょうが、2曲目のバッハは
ほとんど、緊張もなく、あまりミス無く、自分の音楽が作れたように思いました。

やはり、普段から編曲するために,何度も弾いていたのが良かったのでしょうか?

練習不足が緊張を生むのかもしれません。

聞いていただく方には,申し訳ないほど練習していませんでしたので。

緊張して、腕や方に力が入り,指が震えても,弾けるくらい練習していると、
普段どおりの演奏が出来るのかもしれません。

大事なことが最後になりましたが、参加されている皆さん、若い頃ギターを弾いていて、
何年か,何十年か中断があり、再開されたからばかりでした。

若い頃弾いていた、スペインモダンギターのイメージもあるのでしょうが、
こんな方こそ,弦長の短い,反応の良い,力の要らない、
音楽的な表現が出来るギターを弾いてもらい他と思いました。

皆さんの演奏は、コンクールに参加されている方,再会してからまだそんなに経っていない方、
様々ですので、いろんな方が参加しやすいように思いました。

また、来月はスケジュールをやりくりすれば,参加できそうなので,参加させていただくつもりです。



  1. 2014/10/13(月) 12:54:39|
  2. ギター
  3. | コメント:0

忙しい、アマチュアのギタリストの方は、技巧的な練習はやめませんか?

BOLIN様

深く考えられた、コメントをありがとうございました。

ブーシェさんも言われているように、「ギター作りはアマチュアでなければいけない」
というのは、一つの真実だと思います。

演奏も、前回のブログで私の考えていることを、長々と書かせていただきましたが、
アマチュアは、1曲仕上げるのに、何年かかっても少しずつ、良くなればよいと思っています。
プロはそうは行かないと思いますが。

楽器作りも同じで、アマチュアの武器を最大限に使って、時間を使って、考え考え作っていけば、
プロも考えていなかったような楽器が出来ると思います。

いろんな事を考えて、ゆっくり、ゆっくり作ってみてください。

ネックの厚さについて、それこそ、プロの方でも考えていないような、事まで考えてられるようですね。
私の場合は、楽器本体が軽いので、ネック厚だけでなく、黒檀の指板の厚さも大事な点と考えています。
(モダンスペインギターはネック厚が分厚いだけでなく、指板も厚い楽器が多いですから)

ほとんど、4ミリ程度の指板にしています。なるべく軽いネックをとも考えますが、左手の支えで
音は作られていると思いますので、黒檀の質量があまり小さいのも、支えが無いので、
音は良くないように思います。リュートなどのように本体が軽い楽器で、軽い音がして欲しい楽器に
ネック厚は同じでも、厚い指板だとリュートの音は出ないように思うのが普通だと思います。

これも、あくまで、私の考えですが。


そして、本題です。

前回思っていることを書かせていただいたので、
もう一つ前から思っていることを書かせていただきます。

よくブログとか、ギターのコミュを読ませていただくと、練習する時間が1時間しかないので、
30分はスケールとか、アルペジオの練習をして、残りの時間で曲の練習をしているとか。
書かれていたりします。

でも、こんなもったいない時間の使い方をするより、1時間、曲の練習をしたほうが、
良いように思っていました。

難しいアルペジオの練習をしている人に、実際こんなアルペジオの曲は弾いた事がありますか?
と聞くと、冗談みたいですが、「ありません」との返事が返ってきます。

指の運動性を保つための、技巧的な練習をされているのでしょうが、技巧はあくまで
曲の表現に必要だから、曲で練習しないと無駄なような気がします。

アルペジオでも、簡単な教則本に載っているような、曲として存在するアルペジオだったら、
役にはたちそうです。

ギター以外の人でも、チェンバロとかピアノとか、たまには旋律楽器のヴァイオリン、フルートでも
それまで、音楽的に旋律を歌って弾いている人が、スケールになったり、アルペジオが出てくると
急に音楽がどっかに行ってしまう人がいます。

それは、音楽的なスケールや、アルペジオの練習でなく、機械的な練習をした結果だと思います。
それが身についてしまって、それが曲中にスケールなどが出てくると、その部分だけ、機械的に
無機質に弾いてしまうのだと思います。音楽などそっちのけの演奏に。

演奏について、人のことは言えない立場、自分の演奏レベルだとよく分かっているつもりですが、
ギター以外の音楽は多分、かなりのギタオリストの方よりは聞いていると思いますので、
演奏を聞かせていただいた、感想です。

ユーチューブなどで、模範演奏として、アルペジオの演奏をプロがされていますが、見事に音楽は
そっちのけで、ただ指の運動の練習の見本としての演奏をよく見かけます。

そして、このプロの方たちがレッスンしているのですから、生徒のアマチュアのギタリストも
機械的な練習になってしまうのも無理は無いかな?と思ってしまいます。

少ない、貴重な、練習時間を使って、曲を弾く時にマイナスになるような練習はしないほうが良いのになあ、
と思っていました。

アルペジオやスケールはそのうちに弾きたいと思っている曲から、そのパッセージを選んで
練習するほうが、一挙両得のように思います。

私の場合は、いずれ弾いてみたいということで、リュート組曲4番のプレリュードとシャコンヌから
選んで、練習しています。プレリュードはほぼ全曲練習していますが。

プロの方のように、次々新曲を演奏会で弾かなくてはいけないということが無い、アマチュアこそ
時間をかけて、曲を弾いていけば良いと思っています。

スケールやアルペジオなどの技巧的な練習は、時間のたっぷりある、プロに任せておいて、
音楽的な曲の練習をしてみませんか?







  1. 2014/10/11(土) 01:56:40|
  2. ギター
  3. | コメント:1

楽譜を見ながら演奏しませんか?


製作編でなくてすみません。
以前から思っていたことなので。

先日,素晴らしい演奏会があったばかりなのですが、あの方達のようなプロのようなアマチュア
は別にして、というかプロ以上のアマチュアは別にさせていただいて。

普通にギターを楽しみにしているアマチュアギタリストの方たちは、人前で弾く時、
暗譜で演奏する努力をされていると思います。

いろんな方のブログを見せていただいても、ユーチューブにアップする目的の一つが
暗譜のためということも書かれている方もいます。

私は,理解力が無い所為なのでしょうが、新曲、特にバロックの曲などは、
10日以上,毎日何箇所も,10箇所以上も、運指や、フレーズ、声部の取り方、
ポジションの取り方のアイデアが浮かんできます。

10日以上、何百回と弾いても、まだ楽譜を見ると、こうすればさらに良くなる
箇所が出てきます。

ほぼ、使うポジション、フレージング,運指が決まっても、
また、楽譜を見ると新しいアイデアや間違いが出てきます。

だんだん弾き込んで行って、何回弾いても決定版の運指や音楽表現が出来たと思って、
何日か弾かなくて、また久しぶりに弾くと、何箇所もさらに、手直しの箇所が出てきます。

そして、暗譜で弾ける状態までになっても、と言うか、その状態になったからでしょうか、
また、音楽的にこうしたほうが良い、というアイデアが出てきます。

おそらく、この暗譜で弾ける状態で、弾き込んで行くと、ミスタッチが少なくなったり、音のつながり
が良くなる、メロディーがさらに歌えると言うことがあると思います。

でも、それが時には弾いている本人が気持ちよく弾ける方向に,練習していたり、
弾いていて気持ちの良い箇所を強調してみたり、音が出しやすいので音楽的には不要な、
フォルテを付けてみたり、リズムが自分のリズムになっていて、楽譜とは違う音楽になっていたりします。

これは、以前習っていた居合いでもそうでした。形など習って、自分で練習すればするほど、
自分流になってしまって、宗家から「自分流を作ってはいかん。基本に忠実に何百年と伝わっている
技を変えてはいかん」とよく言われました。何年やっても、5段、6段、7段になっても技のチェックはしました。
上段者になればなるほど、自分流が出てくるのです。

これは、一流と言われているプロの演奏でもよく感じます。
ギターではプロはもちろん暗譜で演奏をするのが当たり前ですから。

長い間,楽譜を見ずに演奏していて、自己流の音楽になってしまったのでしょう。

もちろん、その人でなければ、その人らしい演奏をしてくれる,その人にしか出来ない演奏をして
くれるので、演奏を聞きに行ったり,CDを買うのでしょうが、音楽的に間違ったことをしては欲しくないのです。
(私だけかもしれませんが,ギター以外の音楽では私と同じようの思っている人が,多いと思います)

もちろん、一流のプロの方の中には、一度楽譜を見るだけで和声分析も出来、音楽的なことは
全て分かり,一度弾くと暗譜が出来てしまう方もいます。そんな方は、この話では置いておいて。


私の場合は、暗譜が出来ても、暗譜で100回練習しても、音楽的な発見というか、
新しいアイデアはほとんど出てきません。

ただ、曲に慣れて,間違いなく弾ける、ということが出来るだけです。
逆に,音楽的には自分勝手な音楽になっていると思います。

暗譜が出来て、10回ほど弾いて、また楽譜を見ながら練習すると、いい加減に弾いていた所
が分かったり、新しい運指やアイデアが結構出てきます。

感覚的には 100回暗譜で練習するより,10回楽譜を見ながら練習するほうが
はるかに、音楽的な練習が出来ます。私は。

これは、あくまで、私の話ですので、違うと思ってられる方のほうが多いかもしれませんが、
楽譜の読み間違い、音の長さや付点を忘れていたり、リズムが違っていたり,と言う方を
よく見かけますので。

チェンバロでは、プロでも楽譜を見ながら演奏する場合が多いです。
暗譜が出来ないから、楽譜を見ているのではないのです。

楽譜を見ながら、音楽の構成、組み立てを考えて弾いてられると思うのです。

特に通奏低音では,ジャズのベースランニングと同じように、最低音だけしか,楽譜には書いていません。
旋律奏者の音を聞いて,瞬時に伴奏形を作って行くのです。

ちょうど、オーケストラで指揮者が本番までに,練習で音楽を作って、本番では練習したことを
人前でやるだけ,と言ってしまえば,語弊がありますが、練習で指示したことや、きっかけ、
を再度示しているだけと思うのです。

ギターで楽譜を見ながら、演奏すると言うことは,指揮者を見ながら,演奏している
のと同じようなことではないかと思っています。私は。そして、アマチュアにとっては。

人前で,暗譜で弾くために、ミスタッチを少なくするために練習したり、間違わないように
弾くために練習して,その結果音楽的な演奏からは遠ざかる、というのなら、
(ギター音楽にはなっているかもしれませんが)楽譜を見ながら、
音楽的な演奏を目指すほうが良い、と私は思うのです。

現在まで沢山の作曲家がいて、沢山の作品が作られています。
その中で、現在まで残っている作品、作曲家の作品は、みな天才の作品だと思うのです。

素晴らしい演奏家の公開レッスンなどを聞く機会があると、私が考える何倍も何十倍もの
アイデアがあって、作曲家はものすごいことを、山のように考えて作曲しているのだと、
よく感じます。

そんな天才が作った作品は、私達凡人は目を皿のようにして、何回も、何十回も、何百回も
見ないと、理解できないと思っています。

その為には、実際に音を出しながら、楽譜を見ることが良いように思います。私は。
それに、音楽の勉強をしなくていけませんが。

皆さんはどう思われますか?



  1. 2014/10/10(金) 01:44:58|
  2. ギター
  3. | コメント:1

思うこと いろいろ そして4万アクセスありがとうございました

先日、4万アクセスを超えていることに、気がつきました。

こんな地味な、マニアックなブログを見ていただいてありがとうございました。
少しは、面白い,興味を持っていただくブログにしようとは思うのですが、
やはり、私の考えるギター,音楽について、さらに地味に、
深く書かせて頂こうと思っています。

ということで、今回は少し話題が逸れますが、お読み下さい。

昨年,12月から民生児童委員ということでも、仕事をさせていただいています。
中学,高校とPTA会長もやりましたし。

民生のお仕事の一つで、中学生のボランティアと85歳以上のお1人暮らしの
方を訪問しました。

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出発前の写真です。(個人情報の関係で後ろ向きですが)

今回 訪問させていただいた方の中で、お二人とも91歳なのですが
お1人は、お茶,お花の先生をしてらして、玄関にもお部屋にもさりげなく
庭に咲いている花を生けてられました。

地元の小学生は全員 5年になると、この方の茶室に呼ばれて、茶の作法を学びます。
私の子供達も行かせていただきました。

中学生と話しをしていても、頭の回転が速く,ユーモアもあり、50歳代の方と話を
している感じでした。

もう一方の方も、絵を教えておられて、玄関にはご自身が作られた、オブジェに
花を生けておられました。

もちろん、作品も飾られています。

この方も、中学生と話されていても、話のスピードも早く
明るい話ばかりでした。

高齢のお1人暮らしということで,何かと大変だと思うのですが、
お二人とも明るく元気なご様子でした。


一方、私は友人達と年3回ほど,老人ホームに音楽の慰問に行っています。
私のことですから、友人達にバロックヴァイオリンを貸して、
バロックヴァイオリン,ガンバ、チェンバロにギターと言う編成で、昭和歌謡や
小学校唱歌などを中心に演奏しています。(中にはバッハのシャコンヌと言うリクエストもありますが)

その時に、お会いする高齢の方達と 先ほど書かせていただいた、お二人と
どうしても比べてしまいます。

老人ホームに入ってしまうと、食事のことも,身の回りのことも全てやってくれます。
たまに、気分転換の運動とか,音楽はありますが、ほとんど 自分のことを自分でやることは
無いようです。

いくつになっても、するべき仕事があるのは素晴らしいことだと、実感します。
そして、このブログを読んで下さっている,皆さんもギターか音楽か何かを
やってられると思います。どうぞ、いつまでも続けてください。

私も、65歳で介護保険を納めなくてはいけない年齢になりました。

健康保険も30年くらいほとんど使っていませんが、
介護保険も一生使わなくてすむようにしたいと思っています。

あと、20年は元気に楽器作りが出来るよう、あと30年はボチボチ楽器作りが出来るよう
に出来れば、と思っているのですが。

幸い、オムロンの体組成計で測ると、体年齢は45歳くらい,調子が良いと44歳くらいなので
あと20年くらいは元気で楽器が作れるかな?と思っています。

運動は何もしていないのですが、体力も20代から30代くらいらしいので、楽器作りで
体力維持できれば,と思っています。(少し前に20歳の総合格闘家と腕相撲をして簡単に
勝ちましたし。)

ここらで少し楽器の話題を。

IMG_20140909_195722.jpg
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これも、5年ほど前の仕事です。
日展の審査員もやっている友人の絵描きさん用の楽器です。
指板は象牙で装飾、ペグもレリーフがあります。
これは綺麗だけでなく,汗をかいても滑りにくいので,調弦しやすくなります。
でも、硬いローズウッドを彫るのは大変でしたが。

それと、もう一つ車の話題です。

IMG_20140928_105053.jpg

先日、車の走行距離が 345678キロになりました。
記念写真です。

タイミングベルトは10万キロで替えただけですし、ファンベルトも痛んできていますが、
いつまで乗れるのか?と思うとどうしようかな?と思っています。


と今回は話があっちこっちに行きました。次回はまたギターに戻ります。




  1. 2014/10/10(金) 00:07:39|
  2. ギター
  3. | コメント:0

素晴らしい演奏会 そして

ミクシィに参加させていただいてから、いろんな方とも知り合いましたが、
いろんな活動をされているのも知りました。

特に関西は、定期的に練習会を開いたり、演奏会を開いたりされている方、サークルが
多いようです。

京都、西宮、伊丹、神戸などで盛んに活動されています。

その一つの演奏会を聞かせていただきました。

今回は バッハの組曲やソナタを 組曲だったら全曲、暗譜で演奏されると言う演奏会です。

プロの演奏会でも、組曲全曲と言う演奏会はなかなかありません。

その中でも、無伴奏ヴァイオリン組曲1番などは、演奏時間40分ほどの大曲です。
それを、大きなミスも無く弾かれていました。

そして、他の方も 自分の音楽にされていました。借り物でなく、レッスンを受けた先生の
音楽でも無く。それは、昨日主催者の方と話しをしていると、皆さんギター以外の音楽に
精通してられる方ばかりだそうです。
特に、20世紀の巨匠(ギター以外の)についても詳しい人ばかりだそうです。
なるほど、と思いました。


でも、聞かせていただいて、一つだけ気になったことがあります。

それは楽器のことです。

皆さんほとんど、弦長65センチ(多分)のモダンスペインギターを弾かれていました。
練習を良くされているので、指も届いているし、音も出ているのですが、見せていただいている
私には、弦長の長い楽器を、無理して演奏しているように見えました。

それと、やはり音です。

モダンスペインギターでは、低音、特に6弦はほとんど倍音しか出ていないので、
2声、3声の動きや、響きが聞こえにくいのです。

演奏は素晴らしいので、よりいっそうその感を強くしました。

やはり、弦長の短いと言うか、体にあった弦長の楽器で、低音まで基音のしっかりした
ギターが必要だと実感しました。

でも、最近は左の楽器と言われている、チェンバロでも低音の出ていない楽器も増えています。

記譜がト音記号なので、勘違いされるのかもしれませんが、ギターの6弦は チェロの最低音の
2音上なのです。

最近のチェロも倍音が多いと言うか、ほとんど倍音と言うチェロもよく耳にしますので、
本来の音がするチェロの音を聞いて欲しいとも、思っています。
(チェロの場合は弦の問題もあるようです)

私が設計して、お弟子さんに作ってもらっている61センチギターも10台近くになって、
かなりイメージしていた楽器に近づきました。

来年は私が作って、さらに理想の楽器に近づきたいと思っています。
(誰が作っても、私の設計、考えで作ると使える楽器になると言うことを
証明したかった、ということもあって、先にお弟子さんに作ってもらっていました)

製作編に入っているのですが、もう少し寄り道させてください。





 
  1. 2014/10/09(木) 01:56:26|
  2. ギター
  3. | コメント:1

コメントをいただいて その他

BOLIN様

コメント、質問ありがとうございます。

指板幅とか、弦幅も書いていたかどうか、調べていませんが、とりあえず指板を含めた
ネック厚は 1フレットあたりで 19.5ミリから20.0ミリ 9フレットあたりで 21.5ミリ
から22ミリです。
材質によって、もう少し厚くする場合もあります。

しっかりした材だと、重いことが多いので、バランスをとるためにも、薄くしていますし
軽い材だと、強度が出ない場合が多いので、厚くしています。

一般的な楽器に比べて、かなり薄いかもしれませんが、始めてこの厚さの
ネックの楽器を弾かれた方でも、皆さん弾きやすいと言われます。

私の標準的な 64センチの楽器でも、もう少し厚いだけです。

カステラミルク 様

どうぞ、気分転換にいらしてください。

ひょっとすると、フレスコバルディにも、アルペジオーネ登場するかもしれませんし。
なかなか他では聞けない演奏が聞けますので。



それから、10月12日の「神戸クラシックギター愛好会」の例会に参加させていただきます。
演奏もする予定です。
と言っても、ミクシィに入ってらっしゃる方や、「神戸クラシックギター愛好会」に参加されている方しか
分からないですね。

http://kobeclassicguitarcircle.jimdo.com/

興味のある方は HPをご覧になってください。

1987年に結成、27年毎月1回の例会を開かれています。

また、結果は報告させていただきます。

  1. 2014/10/09(木) 00:29:36|
  2. ギター
  3. | コメント:2

演奏会の案内

数少ない、日本での西垣正信さんの演奏会の案内です。

例年、12月に行われている、京都文化博物館でのクリスマスコンサートです。

12月5日 6時半開演 入場料は 一般 3000円 学生 1500円です。

img201.jpg
img202.jpg


今年は、現代ギター社から出版された、アルペジオーネソナタのギターソロ版 の初演と
パガニーニの 大ソナタ のギターソロ版 の初演が演奏されます。

私もアルペジオーネソナタの楽譜は買わせていただきましたが、とても弾けるような曲ではありませんでした、
この間会ったギタリストさんも 『楽譜は買ったけど、とても弾けない』 と言われていました。

実際にあの楽譜の音が聞けるなら、演奏会に行きたい、とも話されていました。

今年は価値のある初演が聞けますので、興味のある方はどうぞおいで下さい。

そして、西垣さんが案内の HPを作ってくださいました。

http://www.koube.jp/xmas.html

こちらには、昨年の演奏と、さらに詳しい解説があります。

その中に、6時半からプレトークとして、私とアルペジオーネと言う楽器についての話を
することになっていることが書かれています。

アルペジオーネと言う楽器について、知っている人は少ないと言うことで、こんなことになりました。

ただ、お話や、図面を使っても面白くないので、結局 アルペジオーネを作ることにしました

多分、演奏会ではほとんど聞く機会のない、アルペジオーネですので、面白い演奏会になると思います。

アルペジオーネは 私が弾くことになります。

どうぞ、お楽しみに。

ということで、よろしくお願いいたします。


  1. 2014/10/07(火) 01:24:34|
  2. ギター
  3. | コメント:1

プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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