古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

楽譜の修正と 本の案内です

前回アップさせていただいた、バッハのオルガンコラールの楽譜、
あまりチェックする時間が無かったのですが、これで
ほぼ間違いが無いと思っていましたら、2箇所 シャープの
付け忘れがありました。

そして、一箇所 運指の変更があります。

運指については、使われる楽器によって、また手の大きさや
楽器のコンディションによっても、変わってくると思いますが、
手元にある何台かのギターで試してみて、これくらいが
一般的ではないかと思ったものにしています。

img175.jpg


そして、本の案内です。

現代ギター社から出版された、「愛器を語る」第2巻です。



img176.jpg



通常の 弦長とか重さ、弦幅といったデータのほかに
サウンドホールから光を入れ、バスバーや表板の
状態が分かる写真が付いています。

伝統的な ファンブレース以外のラティスやダブルトップ以外にも
様々な工夫がされた、(主に表板ですが)ギターが
1巻以上に見られます。

また所有者の方のギター遍歴などもあって、
見たことも聞いたこともないギターについても、
色んな情報があって、面白いです。

取り急ぎ、楽譜の修正のためにアップさせていただきました。
  1. 2014/07/23(水) 12:25:01|
  2. ギター
  3. | コメント:2

コメント、そしてメールをいただいて。



相変わらず、山のような片付けないといけない雑用で、ブログ更新とか
コメントの返事が出来ていなくてすみません。

CABITNさま お帰りなさい。現代ギターからアルペジオーネのソロ楽譜
出版されましたね。早速注文させていただきました。
弾かせていただくのは先になりそうですが。

そして、ユーチューブの動画のアップについて、コメントをいただきました。

ありがとうございました。ブログを作ったり、メールでやり取りするので
パソコンは何とか使わないといけない、という感じで接しています。

もともと、あまり、パソコンとは相性が良くないようです。

友人が作ってくれた、パソコンを主に使っているのですが、
容量とかだんだん部品も古くなってきて、何とか使っている状況です。

新しく買った、ノートブックのほうが3年ほどなのに、もう壊れかけていますが。

ということで、動画のアップも少し調べて、見やすい環境にしようかと思ってもいましたが、
そのままにしていました。

簡単な操作なので、見ていただきやすくしようと思っています。

でも少しだけ、こだわりもあったのです。
少しだけ手間をかけていただける方は、良い環境で音を聞かれているのでは?
とか思ったりしました。

皆さんは、パソコンの音に関しては、どんな状態で使ってられますか?

昨年、今年と何人かの友人達に、バッフォの1番安い、ミニスピーカーを
プレゼントしました。たまに、ユーチューブの動画を見たいときに、
PCのスピーカーで聞くことがありましたので。

UNI_0007.jpg

安いと、600円くらいで買えますが、これでもPCのスピーカーに比べると、
かなりちゃんとした、音楽が聞けます。

これに、アンプ部分はそのままに、余っていた 13センチくらいの小型スピーカーを
付けたものを、使っていた時期もありますが、これもプレゼントしました。

今は、こんな状態です


UNI_0008.jpg


PCの下にあるのは、ケンウッドの UーK 323 という、一体型のコンポです。

オーディオ装置のない部屋で仕事をしていた時の、音源でした。

値段は多分3万円くらいだったと思うのですが、なかなか自然な音で歪もなく
BGM 用には最適でした。



あと、中途半端なスピーカーよりは良いかな?と思っている、ヘッドフォンですが、

そんなに高いものでなくても、充分音楽は聞くことが出来ます。

UNI_0009.jpg

左のソニーのもので1万円少しだったと思いますが、これくらいで充分かな?
と思います。

マイク付きの1000円台のものだと、PCのスピーカーや、ミニのPC用の
スピーカーよりはましかな?と思うくらいです。

もし、このブログを読んでいただいていて、ノートブックのスピーカーで音楽を聞いてられる、
方がいらっしゃったら、1000円以下のPC用のスピーカーかヘッドフォンをお使いされることを
お勧めします。(もっとよい音で聞いてられる方もいらっしゃると思っていますが)

少しおせっかいな話が先になってしまいましたが、

前回アップさせていただいたバッハの楽譜に間違いがありました。

メールで連絡いただいて見直しました。

何度も書き換えているうちに、間違ったようです。
それに、楽譜の提案もいただきました。

それを参考にさせいただいて、楽譜書き直しました。
急いで書きましたので、また見にくい楽譜ですみませんが、
多分これで間違いはないと思います。

低音の音が増えていますが、何とか無理せず弾けると思います。

また時間があるときに、演奏アップさせていただきます。

img174.jpg


ギター製作編は 少しずつ準備させていただいています。



  1. 2014/07/21(月) 12:20:08|
  2. ギター
  3. | コメント:0

私のギターを 1半音下げました


気になっていましたので、本当は練習してからユーチューブにアップしようと思っていましたが、
楽譜もほぼ出来上がっていましたので、練習もせず 演奏アップさせていただきました。
(ここの所ギターもほとんど弾いていなかったので、いい加減な演奏ですみません。)

曲は バッハさんの コラールプレリュード 40番 「主 イエス・キリスト 我汝を呼ぶ」 です。
何とか、ギターで弾きたいと思って、少しずつ編曲していました。

鍵盤曲の編曲はピアノ曲でも難しいのですが、オルガン曲なので更にペダルの音まで増えますから、
更に難しくなります。

調は原調では無理なので、半音下げました。
(998番のプレリュードと同じで A=415の原調と同じ高さになりますし)


https://www.youtube.com/watch?v=J0YOIL9ILME

安いレコーダーで、ゲインが低いので今回は近くから録音しました。

楽譜は

img170.jpg

手書きで見難くてすいません。

元のオルガンの楽譜は

img171.jpg
img172.jpg

です。

とりあえず、曲を作ってから 10日ほど毎日5箇所ほど、音の足し算、引き算をやりながら
運指の変更が続きました。

最後の箇所がどうしてもまとまらず、編曲あきらめかけていましたが、
声部をオクターブ下げることで、何とかギター曲になりました。

ポジション移動をどのようにするか、が結構時間を取りました。
またどのポジションにするかも。

楽器によって、開放弦と押さえた音の違う楽器だと、もう少し難しい指使いになると思います。

演奏のポイントを少しだけ。

終わりから5小節目の セーハは、そのまますると 4弦のレの音がスラーをかけた様に
なってしまうので、次のソかシを弾く時に、私は右手親指で消音しています。

3拍目最後のラの音を普通に、押さえて4拍目の頭でセーハするなら、
そんなことはしなくても良いのですが。 

終わりから6小節目も、指の長い人なら、2弦5フレットのミを使うのは、
問題ないでしょうが、65センチのモダンギターで弾くと、指が届かない人は、
1弦の開放弦でも、旋律とは違う音で弾けば問題ないと思います。

オクターブ上げたり、下げたりして何とか弾けるようにしていますが、
余裕のある人は、原曲の楽譜からアレンジしてみてください。


そして、本題の 1半音下げた結果ですが、演奏していても何も問題は感じませんでした

ピッチで言うと、A=370になります。
ラモーの頃のベルサイユピッチで A=392ですから、やはりかなり低いです。
弦ももちろん、440の時の弦のままです。

この曲を選んだのは、編曲が出来ていたというのもありますが、原曲がオルガン曲なので
ピッチを下げたほうが、減衰が長くなり少しでも原曲に近くなるかもしれない。

また、16分音符の動きも、ゆったりするかな?とも考えました。

音の輪郭などは、440のほうがはっきりしていますが、響きもこれでも良いのでは?

と思いながら、弾いていました。

やはり、表板のドーム形状でない事や、楽器が全体軽くて(この楽器はちょうど1キロです)
反応が良いことが、テンションを下げてもなっている理由でしょうか。

皆さんの感想はいかがでしょうか?

(練習もしていないので、音の感想でお願いします)

製作編、次回から少しずつ 工具などから入って行きたいと思っています。






  1. 2014/07/04(金) 15:37:58|
  2. ギター
  3. | コメント:1

最近手に入ったCDのこと



続けて、更新させていただきます。
(また睡眠時間が少なくなりそうですが)

私の守備範囲外のCDですが、
素晴らしいCDなので、紹介させていただきます。

(よく自分の専門外のことを書いて、的はずれというか、そんなこと誰に聞いた?
と思うほど、頓珍漢なことを書いている本などを見ますが、そうならないように簡単に
書かせていただきます)

1枚は ストラビンスキーの春の祭典とペトルーシカ。
もう1枚というか1セットは ベートーベンのピアノコンチェルト(3枚組です)

img167.jpg

なぜ、このCDを買ったというと、どちらも作曲家が初演した当時の音が聞けるからです。
ストラビンスキーなどは1911年1913年頃ですから今のオケとそんなに変わりがないと言われそうですが。

でも、全然違うのです。

まず、弦が全てガットだったということが大きいと思います。
管楽器も フルートはルイ・リヨットのコピーだったり、
ピアノも1892年のプレイエルだったり。(ピアノの差も大きいです)

img169.jpg

弦で大きい差を感じるのが、コントラバスです。
ガット弦で全体を包み込むような、音なのです。

オケ全体が有機的に動いているのです。

ストラビンスキーをBGMにしながら、仕事が出来るほど、自然な音楽です。
攻撃的でなく。

初演当時の音楽を聞くと、作曲家が意図していたことが分かると言われますが、
まさにそのとおりだと思いました。

ベートーベンは更に自然です。

オケの編成が

img168.jpg

のように、ヴァイオリン2本、ヴィオラ2本、チェロ、コントラバス1本ずつなのです。

CD評で この編成ではバランスが悪く、管楽器が大きすぎ、特にティンパニがうるさすぎてかなわないと、
言ってられる方もいますが、どんなオーディオで聞いているのだろうと、思わず思ってしまいました。

弦と管のバランスも良く、と言うかこれでなければいけないと思う、絶妙のバランスです。

ティンパニも自然な空気感で、他の楽器に溶け込んで全然うるさく感じません。

田舎のことですから、音量はMAXで聞けますが、どの楽器もうるさく感じることはありませんでした。

2番のコンチェルトは若気の至りの作品だと言われているそうですが、当時の編成、当時の楽器で聞くと
私には素晴らしい曲に思えます。

このことは、ピアノ曲でフンメル、チェルニーなどの曲をフォルテピアノで聴くと
素晴らしい、私が好きな曲になります。

彼らは、フォルテピアノで弾くと素晴らしい音楽が聞ける、曲を作ってしまったのでしょう。
モダンピアノでは表現できない、音楽を。
と、同じようなことかもしれません。

もちろん、5番は素晴らしいことは言うまでもありません。

ピリオド楽器を使ったオケは、ブルッヘンさんのモーツアルトや
ピノックさんのハイドンなどで始まったと思いますが、こんな素晴らしい
世界があったのに、どうしてモダンオケはあんなになってしまったのだろうと思います。


常々、モダンオケってなぜあるのだろう、とよく人に言ってました。
モダンオケに合う音楽というのは、ほとんど無いように思うからです。
というか、私が聞かないジャンルだからかもしれませんが。

同じように、モダン楽器ってなぜ、存在しているのだろうと思います。

大きな音がする、楽器のメンテナンスが楽、調律が狂いにくい、がメリット
だとは思いますが。

ある音楽家(と言っても私の友人ですが)

「モダン楽器からは何も帰ってこない、古楽器、ピリオド楽器からは
あれほど沢山のものが帰ってくるのに」

と言ってましたが、まさにそのとおりだと思います。

ギターはどうでしょうか?

私の考えはお分かりですね?

他の楽器は、オケまでもが ピリオド楽器に向っています。
ギターもそうありたいと思っています。








  1. 2014/07/03(木) 01:20:44|
  2. ギター
  3. | コメント:1

ヴァイオリンのお客さん そして CD

今日は、ブログの更新が続いていますが、やっと時間が取れるようになったわけではありませんが、
この間まで、半月ほどの間に 九州と関東方面に2度、車で出かけました。
関東方面は、仕事が終わればとんぼ帰りだったので、1日の運転が焼1000キロになりました。

まだ雑用が沢山残っていますが、少し気分があせらなくなったので、まとめて更新させていただきます。


ヴァイオリンのお客さんは我が家にしては珍しく、モダンヴァイオリンのお客さんでした。

学生オケでヴァイオリンを弾いているとのことでした。

HPのユーズドのコーナーを見られた、と言うことでしたので、バロックヴァイオリンか
クラッシクヴァイオリンに興味があると、思い込んでいました。

でも、探されているのは,モダンとのことでした。

そこで、手持ちのモダンのテルピースと,スティール弦に張り替えて,弾いてもらいました。

そうすると、今使っているモダンの楽器とどちらがよく鳴っているか、分からないということでした。最初は。

当然,私はびっくりして、今使っているモダンの5倍くらい鳴っている、と言いました。

そこで、少し楽器の位置を下げ,自分の音が聞こえるように弾いてもらうと、
だんだん楽器の鳴っていることが分かってきたようです。

最初はモダン楽器の、本体は鳴っていなくても、倍音が多い音だと鳴っているように
錯覚していたようです。

私も,良い経験が出来ました。

HPで紹介しているヴァイオリンはモダンのスティール弦を張ると、値段が一桁違う
音がしています。

いずれの楽器も,健康状態が悪くて、モダンのテンションに堪えきれないので、
バロックにしたわけではないので、予想はしていましたが。

楽器はよく鳴っているし、音に芯があって、基音も倍音も出て,なおかつ響きも
付いている、良い楽器でした。
今、驚くほど高い値段のヴァイオリンも元はバロックヴァイオリンなので、
同じことなのでしょう。

ヴァイオリン作りの人によく言っているのですが、(あまり聞いてくれませんが)
モダン楽器を作るのでも,まず,バロックヴァイオリンのガット弦でテンションが低くても
鳴る楽器を作れば、良いモダン楽器が出来ると。

バロックヴァイオリンでも鳴っていない楽器を使っている人がいますが、
この楽器にモダンの弦を張っても、鳴らないだろうな、と思うことがよくあります。

逆に、モダン楽器のそこそこの楽器、本体が鳴っていなくて、弦だけ鳴っている、
(かなりの値段を出さなければ、そんな楽器が多いのですが)、にガット弦を張っても
鳴らないのです。スティール弦だと倍音でごまかせるのですが。


そこで、ギターでも同じことが言えるのではないかと思ったのです。

ギターの場合、ガットとナイロンでそんなにテンションの違いがないので、
細い弦を張っても鳴る楽器を作れば、本来のテンションにしても、良く
鳴るのではないかと。

ギターの弦を張り替えるのも、大変なので、テンションを下げてやれば、
同じことが試せるのではないかと思います。

そうすると、私の楽器はテンションが正しいと鳴るが、低いテンションでは鳴らないように
設計している。との声が聞こえてきそうです。

ある一定以上のテンションでなければ鳴らない、という一つの原因は表板のドームにあると思います。
そして、横板も裏板も厚くて、楽器全体が重いことも原因の一つでしょう。

全て、この考えで作らないといけない、とは考えていませんが、一つの見方ではないでしょうか?


少しだけ、計算してみました。

リュートの1弦のテンションは 0.45ミリのナイロン弦で 弦長 61センチだと
4.1キロほどです。単位面積当たりのテンションは 25.8キロになります。

ギターの場合、1弦を0.70ミリとして、弦長 65センチだと 7,95キロ
単位面積当たりのテンションは 20.7キロです。

1音下げると、6.31キロです。
1音半下げると、5.6キロで、単位面積当たりのテンションは14.5キロです。

私の61センチのギターを1音下げると、65センチの弦長の一般的なギターだと、
1音半下げるのとほぼ同じです。

おそらく、1960年以前の良く弾き込まれたギターだと鳴ってくれそうですが、
新しいモダンだと鳴らないように思えます。

スモールマンさんの楽器やダブルトップの楽器は鳴るかもしれません?

私のモダンの標準サイズの64センチの楽器を1音半下げて、演奏したものを
そのうち、ユーチューブにアップしないといけないと、いけませんね。

でも、単位面積当たりのテンションはリュートに比べても格段に低くなるので、
音色はテンションのない音になるのは、仕方がありません。

楽器が鳴っているかどうか、を判断してみてください。
お楽しみに。

長くなってしまったので、CDの話はまた次回にさせていただきます。






  1. 2014/07/03(木) 00:22:04|
  2. ギター
  3. | コメント:0

コメントを頂いて ありがとうございます。

白樺様

穴があったら入りたいと思うほどの、身に余るお言葉をいただきありがとうございます。

目指すところは、白樺様の書かれているようなギターですが、一歩でも近づくように、
努力はしています。

それは、ギター製作家の方は皆されていると思うのですが、幸い様々な楽器を作ってきて
どのようなギターが、音楽を表現するために、必要かということが分かる立場にありますので、

実際に この61センチギター、野村先生の熱処理をしていただいた材料で、作ったギターを
使っていただいている方の感想です。

「ギターを弾くのがこんなに楽になるのか、今まで格闘していたのに。
音もはっきり聞こえ、楽に出せるし」

とのことで、非常に高い評価ですと、この方の先生からのメールです。

CABOTIN様

いつも、タイトで素晴らしいお仕事をされていて、自分のことはほっといて、お体のことが気になります。
お体に気をつけてお仕事頑張ってください。

魔笛を古楽器オーケストラで聞けるとは、やはり日本とは違いますね。
羨ましいことです。

ヨーロッパでは、モーツアルトは古楽器で演奏するのが当たり前になってきているようですね。

もう、10年近くなりますが、私たちも篠山の田舎で面白い演奏会をしました。

図書館で図書館コンサートをやっていた頃の話です。

モーツアルトを聞きたいというリクエストがあって、ただ普通にする気はなかったので
(私はモーツアルトが嫌いですし)
全て古楽器というか、ピリオド楽器でやりました。

バロックヴァイオリン 、バロックヴィオラ、バロックチェロ、チェンバロ、フォルテピアノ、
ワンキーのフルート、クラッシクオーボエ、でピッチはA=428 です。
(管楽器以外はほとんど私が作ったか、私の手の入ったものです)

技術はプロには及びませんが、響きは当時の響きがしたと思います。

ヴァイオリンとフォルテピアノくらいなら、聞くことはできると思いますが、
これだけの楽器を、集めてピッチも当時のピッチ(A=424とか、いろんな考えがあると思いますが、
管楽器に合わせて、このピッチとしました。)での演奏会は都会でもなかなか聞けないと思います。

モーツアルト嫌いの私でも、当時の響きだとそんなに嫌な感じはしませんでした。

このオリジナルな響き、ピリオド楽器については、最近手に入ったCDのことでも、書かせていただいます。

楽器製作のほうは、少し準備期間が必要ですので。
  1. 2014/07/02(水) 19:10:32|
  2. ギター
  3. | コメント:0

弦楽器製作法に則ったギター製作編 2


実際に製作編に入る前に、どのような違いがあるのか、具体的に書かないとわからないかもしれませんが、
少しだけ書かせていただきます。
一般的なスペインギター製作法として、

ルネ・コートナル氏の「マスター メーキング ギターズ」
禰寝孝二郎氏の 「スペインギター製作法」
そして、HPなどで紹介されているスペインギター製作法
を参考とさせていただきます。

これらの本等で書かれている、スペインギター製作法と違うところの
主だったところを書かせていただきます。

① ソレア(表板をドーム状にするために凹みを持たせた型枠)を使わない。
ソレアの代わりに外枠を使う。

② スペインネックやドイツ式ネックを使わない。
(ネックのつくり方は、ドイツ式に近いのですが、ホゾを組まないので、
ヴァイオリンのストラディバリウスさんと同じような製作法です。ギターで言うと、ファブリカトーレさんのように)

③ ネックは仕上げてから胴に付ける。

④ 指板はフレット溝を切ってから接着。

⑤ パフリングは付けるがバインディングは付けない。

⑥ 裏板接ぎ部の補強板は付けない。

と書いてくると、やはり、設計上のこと、構造上の事に繋がってきます。
また、具体的に書かないと分かりにくいようですね。

今は、こんな事に違いがあるのか、というくらいの認識にしておいて下さいますか。

いずれにしても、作り易い方法で、良い物が出来れば、と思って考えた製作法ですので。


  1. 2014/07/02(水) 18:30:39|
  2. ギター
  3. | コメント:0

プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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