古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

お知らせ

少し急な話と、4月の話です。

このブログでいろんなパーラーギターを紹介させていただいています。
それに、私の楽器も。

なかなか見ていただく機会がないので、名古屋、東京方面に出て行く時は、
見ていただく方法がないかと考えています。

そこで、3月24日は名古屋の中区で、チェンバロを調整させて頂くお家で、楽器を見ていただく
場所を作らせていただきました。

個人のお家なのですが、好意で場所を提供していただきます。お昼ころから夕方くらいまで、
楽器の調整をしていると思いますので、名古屋なら行けるという方は、メールで連絡頂けますでしょうか?

4月は29日に千葉、船橋で演奏会があります。その前後、多分、後になると思うのですが、
どこかで楽器を見ていただく機会を作れたら、と思っています。

このブログを見てくださって、ギターを見てみようと思われる方がいらっしゃたら、
その方のお家に行かせていただいても、良いかな?とも思っています。

29日の演奏会が終わってから、八王子方面に行く予定です。



  1. 2014/02/25(火) 12:21:35|
  2. ギター
  3. | コメント:0

コメントを頂いていて フレッチング他

超多忙のCABITINさんから、平均律でないフレッチングについて、詳しいコメントをいただきました。

長くお付き合いをさせていただいているのですが、一般にパソコンが普及していな時から、(30年以上前でしたか)
パソコンを駆使され、色んな問題を解決されていました。

その結果,ご存知ような、フレッチングが生まれたのです。
主に、ヤングのⅡの調律方法が使われていたと思います。

でも、かなりフレットはグニャグニャに曲がります。

それで、演奏会のたびに「なぜ、そんなにフレットは曲がっているのですか?」と聞かれるそうです。
誰もが、調律の知識を持ってられるわけではないので、説明はかなり難しいことになります。

そこで、フレットが曲がっていなくて、ぱっと見たら、普通に見えるフレッチングはないだろうか?
と相談されたのです。

それで、ナイトハルトの調律方法を提案させていただきました。

ナイトハルトの調律はあまり一般的でなく、日本では使われていない調律ほうでした。

ほとんど、平均律に近く純正の5度は一箇所しかありません。

ナイトハルトを実際に使ったのは、10年ほど前に、ヨーロッパから「カメラータモデルナ」という、古楽器の
アンサンブルが来た時に、ナイトハルトで調律して欲しいと頼まれた時が初めてでした。
チェンバロは持ってくることができないので、貸してほしいということで、私の楽器を使ってもらったのです。

この話を持ってきてくれた、友人も日本初演,20世紀初演だと思うのですが、ミハエル・ハイドン作曲の「ティトス右近殿」というキリシタン劇を企画して、演奏会を開いたドイツ人の大学教授です。
この劇の初演は1770年にザルツブルグで行われています。

北ドイツのナイトハルトさんですから、ドイツから来たカメラータモデルナの皆さんも普段使ってられたのでしょうか?

実際に使ってみると、平均律とはそんなに違わないのですで、響きはヤングやバロッティの響きに近くなりました。

そんな、経験がありましたので、西垣さんに提案したのです。
でも、提案しただけで、あとは西垣さんの仕事でしたが。

このカメラータモデルナはリュート、リコーダー、ガンバ、チェンバロのアンサンブルです。
リコーダーも、ヨーロッパのリコーダー協会の会長さんですし、チェンバロの方もハープのローレンスキングさんとか
一流の演奏家と共演しているメンバーばかりでした。


演奏も、モデルナと言っているだけあって、前半はバロック、後半は現代曲という演奏会もありました。
京都では、まだお元気だった広瀬量平さんの曲も演奏されたので、広瀬さんも来られていました。

そして、このリュート弾きのかたが、ウーリッヒさんで、ドゥオ・パノルモという活動もされている、
ギタリストでもありました。

その彼が、初めて会った時に「鶴田は知っているか?」と聞かれたのです。
私は知らなかったので、「知らない」と答えると、「私は日本に来て、空港から直接鶴田さんのところに行った」
それほど、リュート、ギターをやっていると是非会っておかないといけない人だと、ドイツの方から教えて
もらいました。膨大な量のギターに関するHPを作ってられる、鶴田誠さんです。

もちろん、すぐ連絡させていただいて、長年の付き合いになりました。

そして、彼が見せてくれたのが、彼のコレクションでした。
パソコンで山ほど、彼が持っている楽器を見せてくれました。
中には、日本に来る前に、蚤の市で見つけたという、オリジナルのシュタウファーのギターもありました。
ドイツだと、たまに蚤の市でこんな楽器も見つかるのだと言ってました。
羨ましいことですが。


話がそれてしまいましたが、調律の話を少し。

ギターだけでなく、チェンバロも作っていますし、月に何度かは、演奏会の調律をやっていますので、
分かりやすく、少しだけ書かせていただきます。

なぜ、いろんな調律法があるのか?から。

皆さんご存知の、ピタゴラスさんが、調律法を考え出しました。
5度を12個積み上げて、12半音を作ったのです。
そうすると、最後の音が少し高くなったのです。
その値がピタゴラスコンマと言われる、23.46セントです。

この、23.46セントを12半音に振り分けたのが、平均律です。
簡単に言ってしまうと、23.46セントをどこに、どれだけ割り振るかで調律法が決まるのです。

古典調律としてよく知られる、キルンベルガー、ベルクマイスターは4分の1調律法と言われています。
この、約24セントを4箇所に振り分けたものです。

そして、6分の1が ヤングやバロッティです。

アンサンブルや、いろんな調を使う演奏会では、8分の1と言われる、純正が4箇所しかない
調律法も使われることもあります。オルガンでも使うことがあるようです。

ピタゴラスコンマを4箇所に割り振るということは、8箇所は純正です。

5度の純正というのは、ギターでの6弦と2弦、5弦と1弦の関係で、非常に聞き取りやすい
音程です。純正が多いということは、綺麗な響きにつながります。(オクターブプラス5度ですが)

ピタゴラスコンマがなかったら、いろんな調律法が必要ではなかったので、神様のいたずらで、ピタゴラスコンマ
が出来てしまった。という話も聞きます。

でも、5度を積み上げるということは、よくご存知のように、5度は3:2の関係です。
弦長の3分の2で5度上になります。
オクターブは2:1なので、いくら繰り返しても、同じにはならないのです。

ナイトハルトはほとんど純正の箇所がありません。
でも、平均的に割り振っているのではないので、響きが綺麗になるのです。
言い換えると、「不等分 平均律」と言えるかと思います。

いろんな調律ほギターでは大変ですが、チェンバロでは簡単にいろんな出来ますので、
色々と遊ぶことができます。

あと、5度の振り分けだけ書きましたが、3度を純正に取るという、ミーントーンという調律法も、
ルネサンスやバロック初期ではよく使われました。

調律については、ネットで検索していただくと、沢山詳しい情報がありますので、もっと詳しく調べてみようと
思われる方は、どうぞ、調べてみてください。

ギターでも、ルネ・ラコートさんは1852年に下のようなギターを作っています。


img145.jpg


昔から、フレッチングについては、色々と研究されていたようです。
19世紀ギターで明らかに、平均律とは違う、フレッチングの楽器がありました。
この楽器は、3度が綺麗に響くように作られていたようです。

すみません、また長くなってしまいましたが、フレットはの溝は次回以降で書かせていただきます。



  1. 2014/02/25(火) 12:08:16|
  2. ギター
  3. | コメント:3

沢山のコメントをいただいて

CABOTIN様 Kogakuya様 コメントありがとうございます。

いつもバタバタしているのですが、つい先日まで朝、昼ご飯も食べる時間がないほど忙しくしていましたが、
少し一息ついていますので、ブログ書かせていただいています。

いろんな立場の方から、いろんな考えを聞かせていただいて、ありがたく思います。

このブログ自体が、私の考え、思うことを書かせていただいていますので、(一般的な常識とは
かけ離れたことも書かせていただくこともありますし)
このブログを、読んでいただいた方から、思うことを書いていただくのは結構な事だと思っています。

でも、CABOTINさんが書かれているように、何が正しい、これが正しい、ということでなく、ご自身の考えを
書いていただく方が、ありがたいと思います。

一つの方向に、楽器も音楽も進んでしまったら、面白くないと思いますし。

ファンブレースのモダン楽器でも、楽器によっては側鳴りをして控え室ではよく鳴っているのに、
ホールで使うと全然音が聞こえない楽器もありますし。(名器と呼ばれる楽器でもこんな経験はよくあります)

以前のブログでも書かせていただきましたが、オリジナルのパノルモとラコートを使った演奏会で
近くで聞くと、蚊の鳴くような音なのに、ホールで離れて聞くと、まるでピアノかチェロでも鳴っているのかと
思うほど大きな音で聞こえたことがあります。

これも以前のブログで書かせていただきましたが、同じホールでパノルモを使った演奏会の数週間後で
オリジナルのトーレス2台を使った演奏会の感想では、トーレスの音がパノルモの音の十分の一くらいに
聞こえたことがあります。(あくまで、感覚的なものですが)

確かに、年に何度か、もしかするとその可能性もない大きなホールで演奏することを前提とした、遠達性などは
アマチュアのギタリストには不要かもしれません。

そうなると、側鳴りのするモダン楽器の方が選ばれるかもしれません。

また、バランスの点では、すべての音が鳴らない楽器はバランスが取れているかもしれません。

ヴァイオリンでもオールドの楽器は、音に魅力がありますがバランスという点では、難しい楽器も
多いように思います。

でも、モダン楽器の音自体、3弦が鳴らない、ハイポジションは音がボケている。6弦は楽器が鳴って
いないし、という楽器も多いように思いますので、ロマンティックギターの方が、楽器としての
バランスが取れているように思うこともあります。(低音が物足らないと思っている人には、
バランスが取れていないと言われそうですが。)

ファンブレースの楽器、モダンギターと言っても、楽器1台1台違いますし、ロマンチックギターはもっと
個体差があります。

結局、自分が気に入った楽器が良い楽器なのでしょうか?

でも、最近ほとんど弾くことがなかった弦長65センチのギターを弾くと、(楽器はベラスコです) 
ものすごくしんどく感じます。音の点では、いろんな好みがあっても良いと思いますが、
楽器の大きさ、弦長はロマンチックギターが少し大きくなった位の楽器が最も弾きやすいように感じます。

次回はコメントの中で、フレットの溝について書いていただいていますので、
それについて書かせていただこうと思っています。









  1. 2014/02/19(水) 13:57:27|
  2. ギター
  3. | コメント:6

表板の素材について

ロマンチックギター愛好家様 気を使わせてしまったようで、申し訳ありません。

前回長いブログで書かせていただいたように、私の作りたい楽器は、ファンブレース
 それもパノルモさんのファンブレースを基本にした楽器だけを考えていました。

しかし、それで良いのだろうか?と少し思い始めましたので、あのようなブログを書きました。

でも、基本的にはファンブレースを中心に考えていますし、その素晴らしさはよく分かっているつもりですので。

二つのギター その2のベラスコさんのギターでも、ファンブレースの楽器は
ファンブレースも斜めバスバーも、平行バーもないベラスコさんのギターに比べて、
軽くは鳴ってくれないのですが、音の密度や、響きがあります。

バッハの曲や、バロックリュートの曲を編曲したものなどは、単弦なのですが、
弾いていて雰囲気もあり、複弦楽器を弾いたような満足感があります。

ということで、今回は遅くなりましたが、表板のことです。

2012年1月10日に私が長年やっている、表板の処理方法 日に干すことを中心に書かせていただいています。

そして、2012年5月23日に野村隆哉先生の野村式還元熱処理方法による
表板の処理について、7月25日には処理していただいた材料で作った楽器の報告、
11月29日には西垣さんに熱処理された材料の楽器を弾いていただいた、感想を書かせていただいています。

そして、以前はこの野村式還元熱処理方法による処理を設備を持っている会社にお願いしていましたが、
今、野村先生の研究所の敷地内に楽器専用の処理設備 炉 を建設中です。

私も手伝えることを手伝っています。
建設前の土の整地とかブロック積みの墨出し、コンクリート打ちの手伝いなど。
写真は建設中の炉の外観です。

140116_1157~01


140116_1210~01

ただブロックを積んだように見えますが、下の写真の手前に見える少し小さい建物が
燃焼室で奥の大きい建物が燻煙室です。春には完成しますので、データを取りながら、
さらに野村先生の理論を実践させていただこうと思っています。

今、野村先生の考え、実際のデータを一般の方に分かりやすいように、説明書を製作中です。
出来れば、このブログでも紹介させていただこうと思っています。

私が今作っているギターの表板は35年から40年寝かせたものです。

更に、古い材料として手に入れる方法を考えたのが、古いピアノの響板を使うことです。
幸い、150年以上弾き込まれたベヒシュタインの響板が手に入りましたので、
3台作ることができました。

150年以上ピアノとして、弾かれていたのですから
ギターにして、直ぐに鳴ってくれました。それも、150年弾き込んだような音で。
でも、ベヒシュタインの音がするのです。素晴らしいことですが。

ベヒシュタインの表板以外にも、ドイツで一番古いピアノメーカーのシードマイヤーの響板
などが手に入っていますが、でも、これらは偶然に近い形でしか、手に入りません。

古い材料で作る方法として、古い家具などを使う方法も考えられますが、
これでは、古いだけで弾き込んだ音はしてくれません。

20年ほど前でしたか、フランスの古いお城から、トラベルソが出てきたそうです。
作られてそのままの状態で、保管されていたので、200年以上経っているのですが、
吹いてみると現在作られているコピー楽器と変わらなかった、という話を聞いたことがあります。
実際にその笛を見たわけではないのですが、そうだろうなと、とその時に思いました。

古い材料ということで、少し参考になることを書かせていただきます。
(以前のブログで書かせていただいたかもしれませんが)

40年ほど前に200年は経っているヴァイオリンの材料ということで、手に入れた表板があります。
この表板を使って、2台のトレブルガンバを作りました。
今から、15年ほど前でしょうか。

確かに200年は経っていたようです。
出来てすぐに鳴ってくれましたし、県の文化祭ということで、大きな体育館での
演奏会でしたが、遠達性もあり、オリジナル楽器のように聞こえました。

でも、弾いてみると200年以上経ったオリジナル楽器とは違うのです。
弾き込まれた音はしていないのです。当たり前のことですが。

本当はどうかは分かりませんが、ブーシェさんの楽器で一番良いものは、
ブーシェさんが入ったレストランのテーブルがとても古くて良いドイツ松だったそうで、
それを、分けてもらって作った楽器が一番良い楽器だそうです。
ありえる話です。

でも、私はただ単に古い材料というのでなく、それを日光に当てたり
(紫外線に当てるのは良くない、という話も聞きますが)
野村先生の熱処理をしていただいたり、古い弾き込まれた、ピアノの響板を使うことで、
少しでも良い楽器が出来れば、と考えています。

材料については、40年近く前にドイツで楽器専門の材料屋さんと知り合い、
昔だったら、手紙、それからファックスに代わり、今ではメールを送るとすぐに良い材料を送ってくれます。
あまりよくない材料が届いたときは、あまり良くなかったというと、直ぐにさらに良い材料を送ってくれます。
ですから、材料の入手に苦労したことがありません。お金さえあればの話ですが。

材料の処理としては、一般に知られているのは、ヤマハのA.R.E技術がありますが
http://research.yamaha.com/superior-sound/are/、
なぜか、ヴァイオリンとアコースティックギターにしか利用されていないようです。
素晴らしい、技術ならピアノとかクラッシクギターにも使っているのが普通だと思うのですが。

説明を読ませていただくと、反応は早くなるが,高音の減衰が早くなるというのが、ネックなのでしょうか?
それとも、ヴァイオリン、アコースティックギターが古い楽器の付加価値があるので、
売れるということで使っているのでしょうか?

ギターでは、かなり以前からスーパーウッドという存在を聞いていましたが、私は実際に見たり聞いたり
したことがありませんので、どのようなものかは知りません。

その他、電子レンジやオーブンで焼いてしまう方法とか、昔のつげ櫛の製法で知られる、一般的な燻煙方法。
(野村先生の 燻煙方法 野村式還元熱処理法とは違います)などがあります。

他にも、いろいろ研究されていると思うのですが、私は野村先生の方法で更に良い材料にして、
良い楽器を作りたいと考えています。




  1. 2014/02/19(水) 11:01:35|
  2. ギター
  3. | コメント:0

コメントを頂いていて

先ほど、ファンブレースについて書かせていただいましたが、2012年2月2日のブログをコピーしましたが
画像が付いていませんでした。http://kogakki.blog.fc2.com/blog-entry-39.html 
こちらで原文の方を見ていただけますでしょうか。

今回は BOLIN様のコメントについて書かせていただきます。

フレットの溝についてはよく分からないのですが、ナットの骨棒の溝のことでしょうか?
フレットの脚用の溝のことでしょうか?フレットの幅、高さについてはそれぞれ狭くて、高すぎず、
低すぎずというのが良いのでは、ないでしょうか?

それと、ネックヒール、ネック踵の形状ですが、最初に作ったパノルモコピーは角がありますが、
2台目以降は丸くしています。

トーレスさんの楽器も、両方あるのでトーレスさんの真似と思われるかもしれないとも考えましたが、
ヴァイオリンやチェロでは全ての楽器が丸いので、トーレスさんの専売特許でもないので、
丸くしています。

それは、西垣さんの楽器を作らせていただいた時、西垣さんがヒールは丸くして欲しいと言われたのです。

沢山のギタリストが弾く曲ではないのですが、アランフェスを弾くと、「ヒールの角が手に突き刺さるので、
丸くして欲しい」と言われました。

私はそんな弾き方はしないので、どんな形をしていても構わない、という方もいらっしゃると思いますが、
角があると弾きにくい、角が当たるという人もいるなら、丸くしたほうが良いと、私は思います。

角のあるデザインが、ギターの定番ということで作っている人が多いように思いますが、
これもただ単にデザインだけの問題だと思いますので、音にも構造にも問題はないと思います。

古楽浪漫さんに頂いていた、コメントの返事が遅くなっていますが、表板の材料については、
次回書かせていただきますので、もう少しお待ちください。申し訳ありませんが。



  1. 2014/02/12(水) 12:51:38|
  2. ギター
  3. | コメント:5

コメントを頂いて ファンブレースについて

ロマンチックギター愛好家様 BOLIN様 CABOTIN様 コメントをありがとうございました。

コメントについて、ブログを更新させていただかないといけないと思っていたところ、
またコメントを頂いてしまいました。遅くなりましたが、コメントについて書かせていただきます。

ファンブレースについては、私の思い込みを反省しないといけないかな?と思いましたので、
あのような文章を書いてしましました。

幸い、西垣さんと長い付き合いをさせていただいて、沢山のロマンチックギターに触れることが出来ました。
楽器を演奏するだけでなく,多くの楽器を修理させていただいて、内部の構造も知ることができました。

それら,沢山のロマンチックギターのなかで、一番興味を持った楽器がパノルモです。
それも、ファンブレースのパノルもです。

西垣さんがこれ以上はないという、パノルモを持ってられました。そして、さらにその楽器を上回る、
素晴らしいパノルモを手に入れられました。

楽器の方から、演奏家に近づいてくれるのでしょうか?

今、使ってられるパノルモは以前にも書かせていただきましたが、奇跡の楽器と思っています。
奇跡のギターでなく、全ての楽器の中でも奇跡だと思ったのです。

ですから、私が目指しているロマンチックギターの延長線上の楽器というのは、
結局 パノルモのファンブレースを使った楽器の延長線上の楽器なのです。

私のブログを(随分長くなりましたが)読んでいただくと、パノルモのファンブレースの
考えをもとにしたギター作りをしています。

モダンギターでは、当たり前のようにファンブレースが使われていますが、私の使いたい
ファンブレースはパノルモのファンブレースだけなのです。

そのことは、2012年2月2日のブログを読んでいたければわかると思います。

探すのも大変なので、ここで長いのですがコピーさせていただきます。

最近は少なくなったのですが、演奏会などで、知り合いのギター製作家に会うと、
いつも、バスバーの話をしていました。

何処のバスバーをどう変えたか、場所をどうしたとか、大きくした、小さくしたとか、
いつも、どこか変えていたようです。
本人は、いろいろ研究して、良い楽器を作ろうと、考え、実践しているのでしょう。

それほど、バスバーは、ギター作りの中で、一番こだわれる場所でしょうし、
いろんな形、配置が考えられます。

また、沢山の書物、図面、情報が溢れていて、いろんなパターンや、ヒントがあるようです。

こだわれる所ですが、迷う所です。
でも、いつもそんな話を聞いていて、
「そんなに、しょっちゅう変えていたら、自分のものが見つからないでしょ。
同じ構造、同じ考えで5台10台作って初めて自分のものとなることが、あるのでは?」と。
昔から思っていました。

確かに、表板は一枚一枚違うわけですし、同じに作っていては、違う物が出来ます。
量産メーカーが同じ規格、サイズ、設計で作っていると、違う物が出来るのと同じです。
そこが難しい所です。

でも、こんな話もあります。ギターではよく何々モデルというのがあります。
他の楽器ではありえない事ですがギターでは当たり前なのでしょう。
私には不思議な事です。

昔の名器のコピーは、どの楽器でもやっています。
ヴァイオリンでも、ストラッドモデルとか、アマティモデルとか。
でも、現代の名工の、サコーニモデルとか、私の好きなポルトガルの、
アントニオ・カペラモデルとかは聞いた事がありません。

ギターでは、トーレスモデルはあるとしても、
ハウザーモデル、ブーシェモデル、フレータモデル、ロマニロスモデルとか。
当たり前に作られています。

その、名前の付いた楽器は手に入らないから、そして、すこしでも、
モデルとなった楽器に近い音がしてくれれば、ということで、買われるのでしょうか。

ピアノでも、スタンウエイモデルとか、ベーゼンドルファーモデルとかは、ありませんし。

ここで、これが問題だというのではありません。

モデルにされるほど、良い楽器を私は作っているのだ。
ということで、モデルになった製作家は思っているのでしょう。

問題は、なになにモデルで作っても、作った人の音がすることです。
楽器の大きさや、形を変えても、バスバーの配置をそのモデルと同じにしても、
元に楽器の音に近くはなるかもしれませんが、やはり作った人の音がするのです。

その作る人が、情熱を持って、良い楽器を作ろうとすればするほど、その人の音がすると思います。

ということで、バスバーの配置も、作る人の音のイメージ、楽器のイメージがはっきりしていて、
その音の楽器を作るためには、どの配置が良いのか、
どのように削れば良いかを考えることが大切だと思います。

少しは、他の楽器をヒントにしても良いでしょうが。

いつもの、事ですが、前置きが長くなってしまって申し訳ありません。本題です。

下の図面のようなバスバーの配置が、私が使っているものです。

                   UNI_0863 の補正

                  
                  
かなり一般的な、配置と違うと思います。

一番の違いは、ブリッジ、弦の下にバスバーが3本来ていること。
他のギターは、1本だけブリッジの下に来ています。

これは、ヴァイオリン属でも、ガンバ属でも同じ事なのですが、
バスバーとは、名前のごとく、擦弦楽器では、バス、低音を延ばすため、
低音の音をしっかりさせるため、また、構造上強くするために付いています。

ヴァイオリン属でもガンバ属でも、弦をこまで受けて、その駒の脚の下に必ず、
バスバーは付いています。少しずれても、大きく音が変わります。悪くなります。

そのために、私は、弦の振動を受け止めて、響板に伝えている、
ブリッジの下にバスバーを、3本付けています。
同じ考えの楽器は、世界中の、全ての今まで作られたギターを見たわけではないのですが、
私の知る限りでは、ルイス・パノルモだけです。

それも、ブリッジピンで弦を留めるため苦労しながら。

トーレスさんの本で、トーレスさんを持ち上げないといけないからでしょうが、
日本語訳の112ページにパノルモさんのギターの配置が対称的システムではないと、
とうとうと説明されているが、何処をどう見ても、パノルモさんのバスバーは、
対称にしか私には見えません。

そして、いろいろ、パノルモさんのバスバーが、外側の2本が角度が違うとか、
共通の軸を持っていないとか、私にすれば、本当にどうでもよい事をあげて、
トーレスさんの素晴らしさをアピールされています。

モダンスペインギターの代名詞の様な、たこ足のバスバーを、
トーレス以前にトーレス以外の人が使っていてはいけないようです。

私には、どうでも良いと書きましたが、実際ギターを作っている人から、
「共通の軸は何処から始まっていますか?」と聞かれて、
私は「そんな、どうでもいいことは考えてもいないので、そんな物はありません」と答えました。

ここで、良く知られている、名工のバスバーの配置を、
「MAKING MASTER GUITARS」より転記させていただきます。
             

             最初はやはりトーレスさんです。
           一般的な大きさの楽器と小さな楽器です。     
            

               img534.jpg
               

               img535.jpg
      

                次はサントス・エルナンデスさん。

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                 次はハウザー1世さん


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               次はエルナンデス・イ・アグアドさん


                img538.jpg


                  そして、ブーシェさん


                 img539.jpg


                   ロマニロスさんです。

                 img540.jpg


ここで、お願いです。

このブログを読んでらっしゃる方でご存知の方は、
このようにブログでたの書物の図面とか写真を使う場合、出典をはっきりさせていれば、
使うことは、問題ないのかどうか、教えてくださいませんか?

という事で、本題です。「MAKING MASTER GUITARS」では、書いていない部分を書き込んでいます。
私にとって、一番大事なブリッジの位置と弦の位置です。

① とか ⑥ とか書いているのが、弦の位置です。
そして、四角く書いているのが、ブリッジの位置、形。
斜線の部分はブリッジの横の薄くなっている部分です。

これを見ていただくと、ブリッジの下には、センターのバスバーが1本通っているだけです。
他の楽器もそうです。
トーレスさんとハウザーさん達は、少しだけブリッジの厚みのある部分にかかっていますが、
音を伝えるという役目はなさそうです。

私も昔、よく誰もが見るこの本に、弦の位置を書いてみて、「え!」と思いました。

何故、バスバーは等間隔でなければいけないのか。

そして、たこ足のバスバーの軸を持たないといけないのか。不思議でした。

そして、下から受けている、2本の斜めバスバーも、「これでは楽器が鳴らない」と思いました。
また、大きなエンドブロックにも。

私の図面を見ていただけば、分かるように、たこ足は、それぞれ、の役目を果たすように、
長さ、角度を変えています。
エンドブロックも小さくしています。
フォークギターのようにエンドピンを付けても、問題ありません。

そこで、一番私の楽器が、他の楽器と違っていることに、気づかれましたか?
そう、たこ足の、センターのバスバーが曲がっているのです、角度が付いているのです。

これは、パノルモさんも、誰もやっていません。
この、ヒントはチェロやヴァイオリンにありました。

ヴァイオリン属のバスバーは、低音側に1本入っているだけです。
楽器を作らない人は気が付かないと思うのですが、
このバスバーは少し斜めになっているのです。
音が走る、冬目を斜めに走っているのです。

これは、駒から伝わった、振動を少しでも広い面積に伝えたいからなのです。
木目、冬目に平行なら、バスバーの幅分だけしか、音は広がりません。

しかし斜めにすると、斜めになった分だけ、音が広がるからです。
こんなことは、ギターのバスバーは、必ず左右対称にしないといけない。
収束する軸を持たないといけないと思っている、ギター製作家には思っても見ない事でしょう。

これは、演奏する人も良く感じていることだと思いますが、
ギターでは3弦が特に鳴らなくて、3弦7フレット以上の音が、ぼける事を。
3弦が鳴らないはずだと思っていませんか?

他の弦は、まだ、表板で振動して鳴るけれど、3弦の下(4弦との間ですが)だけ、
大きな質量のバスバーが真っすぐ付いていては、鳴らないと。

そして、ギターの3弦は1弦2弦に比べて、テンションが低くて、
もともとボリュームが小さいのです。

太くすると、今でも充分に太いので、太くすると、音程も悪くなり、
太い分だけ他の弦より、押さえにくくなります。
それに対しては、フロロカーボンなど比重の大きい弦を使うとか、対処方法はあるようですが。

これらの、問題が斜めにする事によって、全て解決するとは思いませんが、かなり良くなります。
そして、1弦2弦の下、3弦4弦の下、5弦6弦の下にバスバーが入ることによって、
音色も揃いますし、何より、私が作りたい、基音のしっかりした音が作れます。

あと、サウンドホールの下についている、ハーモニックバーも斜めになっています。
これは、見ていただいたら、分かるとおりです。低音は広い面積で鳴らしたい。
高音は狭い面積で、より高音を出しやすくしたい、と考えたからです。

アグアドさんの楽器で、高音側にもう1本バスバーを増やして、
高音側の面積を小さくしている物もあります。
ほかの人でも、やっているようですが、これだと、低音側の面積は増えませんし、
余分なバスバーが1本増えることで、表板が鳴らなくなるように思います。
シンプルに斜めにするだけで、良いと私は考えます。


まだまだ、書きたいことはありますが、今日はこの辺で。

次回は、表板のアーチ、ドームについて書かせていただきます。
これも、私には不思議なこですので。

そして、その後、表板の厚みなどについて書かせていただきます。

まだ、表板、先が長そうです。

でも、他の製作家が書いていないことばかりだと思いますので、長くなりますが、
よろしくお願いします。


以上が2012年2月のブログです。

長いブログでしたが、私の考えが一番伝わるブログだと思います。

このブログ以降で手に入った資料でラミレスの考えが分かるものがあります。

「ラミレスが語るギターの世界」日本語訳です。

その中で、166、167ページにラミレスのファンブレースに関する考えが書かれています。
下にコピーしました。

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166ページの一番下から、167ページの冒頭に彼は 「力木や響棒は表板を保持するための
あまり害のないもの」書いています。

パノルモさん以外のファンブレースは正にそうだと思います。

そのあまり害のないファンブレースをいろいろ工夫しても、あまり楽器として変わらないように思います。

とパノルモさんのファンブレースを最高の構造と考えていましたが、最近ファンブレースの入っていない、
楽器を弾いていると仕事が終わったあとなど、何も考えず、ホッとするためにはこの方が良いのかな?

と思ったりしたのです。


アマチュアの演奏家にお会いすると、右手左手にとてつもなく、力を入れている人がいます。

表板の下にファンブレースという構造物がついているのですから、少しは力を入れないと鳴りにくいと
考えてられるのかな?と思ったりします。

確かに、モダンスペインギターの中でも重い楽器では、力が入ったほうが良い音がするような
楽器もあるように思いますが。

ですから、私はブリッジ下にブリッジに並行に当て板を入れることは絶対にしません。
バランスは確かに良くなるのですが、反応が鈍くなるように思います。

長くなってしまいました。ファンブレース以外の楽器をアマチュア限定とは考えていませんが、
ギターを弾く目的によっては、あっても良いのではと考えるようになりました。

でも、良い楽器だったら、どちらでも良いですよね。



  1. 2014/02/12(水) 11:24:57|
  2. ギター
  3. | コメント:0

2つのギター その3

もう一つの 二つのギターの話です。


ギターを楽しむ,音楽を楽しむのなら、ファンブレースはないほうが良いのでは?
の話に繋がる楽器です。

もともと純粋な、19世紀ギター、ロマンチックギターには、あまり関心がなかったので、
19世紀ギターの延長線上の楽器を作りたいと思っていた私は、1900年前後の
パーラーギターのほうが興味がありました。

最近は更に、1930年代,1950年代のパーラーギターにも興味を持つようになりました。

構造は,19世紀ギターで大型になった楽器です。

最近、オークションで素晴らしい表板の大型の楽器と、良く弾き込まれた少し大型の楽器
が手に入りました。

弾ける状態になるまで、かなり時間がかかりましたが、とても気に入った楽器になりました。


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弦長は 右が 62.5センチ 左が62センチです。

胴の大きさは右が 25.5、22.5、34.5 胴長 46センチ 厚み 8.8センチです。
左は 26.5、19.5、32.5 胴長 47.5 厚みは 6.5から7.8センチ。

重さは それぞれ、1.3キロと1.15キロ程度です。

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ラベルは 右の楽器はないのですが 左のは バイロイトで作られたものです。

おそらく 右は1950年くらい,左は1930年頃の楽器と思います。

音は、予想通りの音で、音に不思議や、神秘的なものはあまり無いようです。

右の大きい楽器は 柔らかく甘い音がします。
もちろん楽器が大きい分,低音の基音もしっかりしています。

それに比べて,左の楽器は ボディが薄いこともあるのでしょう、実に音が
はっきりしています。音が前に出ています。

弦の中央で弾いても、音がぼけずにクリアーなままです。

今まで弾いた楽器の中でも,一番はっきりした音の楽器だと思います。

和音を弾いてもはっきりしていますので、情緒で弾くより、バッハなどの音楽を
構築するほうが合っているようです。

この二つの楽器を弾いていて、スペインギターがギターの主流にならなかったら、
もっと、ギター音楽が健全な方向に行っていたのではないかと思います。

二つとも,自己陶酔型の楽器ではありませんから。

でも、古い楽器ですので、音に情緒も響きもあって,弾いているのが楽しい楽器なのですが。


これらの楽器もまたアップしようと思っています。

アップ用に,楽譜も作っていますが,少しは練習しないといけない編曲になってしまいましたから。


一応,弾ける程度の編曲が出来たのは、

バッハのコラールプレリュード BWV 639 と平均律の9番のプレリュード、
マタイ受難曲のコラール スカルラッティの k32番のソナタ、
そしてパッヘルベルのカノンなどです。

しばらくお待ちいただくことになりますが、よろしくお願いします。



  1. 2014/02/07(金) 01:09:59|
  2. ギター
  3. | コメント:3

二つのギター  その2 マヌエル・ベラスコ

前回、案内させていただいたように 2つのギターその2 ベラスコ 編です。

松村さんの逝去については、いろんな方から 色んな話を聞かせていただきました。

今日も、昨年退職された 大阪音大の リコーダー,フルートの教授が来られて、
松村さんの話しをさせていただきました。

どんな分野の方にも,ギターの話を熱っぽく話されていたようです。

CABOTIN さんも書かれていましたが、松村さんとは私も立場も考えも
異なっていましたが、彼の情熱は日本のギター界、特に関西のギター界において、
なくてはならない存在だったように思います。


では、このあたりから、タイトルの話に入らせていただきます。

以前、トーレスの楽器が 評価されていますが、その評価のかなりの部分は
経年変化によるものだろうと思っていました。

それを証明するために、同時代の楽器としてマヌエル・ベラスコの楽器を手に入れました。

それは、イギリスに輸出するために,パノルモのイメージを残した、ファンブレースも
ブリッジ横のバスバーもない楽器でした。

でも、とても素晴らしい楽器で、沢山のトーレスを見てらっしゃる、西垣さんも
これ以上のトーレスは何台もない、との評価をしていただきました。

材料も,仕事もこれ以上無い、というほどひどい楽器でしたが。
経年変化の賜物でしょう。

そして今回、当時のマドリッド派の楽器の楽器のスタイルを持った、ベラスコの楽器が手に入りました。

その写真です。でも、写真は カメラの調子が悪く,携帯で撮らせて頂きました。



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左の楽器は以前のベラスコ,右が今回の楽器です。
弦長は いずれも、65センチ。

重量は 左の楽器が 1.15キロ  右が1.3キロくらいです。

ボディは 上から 25,20、32.5センチ
新しい右の楽器は 26.5、23、35センチ

胴の厚みは 左が8.3センチ 右が8.8から9.0センチです。

今回のベラスコの楽器はトーレスさんの1期の楽器に近い大きさです。
むしろ、この楽器より小さい楽器が多いようです。

ファンブレースは5本で,中を覗いてみると、ラミレス1世に見られるような、構造です。

少し 粗い仕事ですが、ペネオスの大きさも間隔も近いように思います。

横からの写真と裏からの写真です。


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そして、肝心の音ですが、以前のベラスコはファンブレースもないので、音の立ち上がりも良く、
適度な密度,響き音の軽さ,という点ではとても素晴らしい楽器です。

音楽を表現する楽器としては,以前のベラスコさんのほうが良いかもしれません。

でも、新しい楽器は 少し楽器が重いことと、ファンブレースを付けているという構造から
来るのでしょう、音に密度があり,音がとても締まっています。

派手さはなく、地味な感じですが、延達性はある音です。

弾いていて楽しいのは、以前のベラスコでしょう。

音楽を地道に表現しようとすると,新しいベラスコでしょうか?

でも、古いスペインの楽器にあるような、低音のぼけた感じはありません。
私の好きな締まった低音です。

以前、西垣さんに生徒さんの楽器を頼まれた時に、年配の小柄の女性だったと言うこともあるのですが、
19世紀ギターのほうが良いでしょう、と言われました。
その時にアマチュアの人だったら、ファンブレースの
パノルモでなく、1本斜めバスバーのほうがよいでしょう。
ともお聞きしました。

ギターを楽しむのなら、確かに 19世紀ギターに良く見られる斜めバスバーのほうが
良いかもしれないと、今回思いました。

絵に描いたもちのようですので、しばらくすれば、ユーチューブで音を聞いていただくための
映像をアップしますので,しばらくお待ち下さい。

  1. 2014/02/06(木) 23:35:24|
  2. ギター
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プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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