古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

お知らせ 8月末に神奈川方面に行きます




ブログを読んでいただいている皆様に、実際に楽器を見ていただく機会は
なかなかありません。

特に、遠方の方にとっては難しいことです。

そこで、今回、湘南に仕事で行きますので、その帰りに
茅ヶ崎の ムジカアンティカ湘南さんに寄ろうと思っています。

今月、8月27日の夕方になると思うのですが、ギターは何台か持って行きます。
興味がおありで、都合がついて、見てやろうと思う方は、来られませんか?

ムジカアンティカ湘南さんは、チェンバロやバロック期の弦楽器、管楽器を
主に扱われる会社ですが、ギター用のガット弦や、シルク芯の巻線なども、
扱われるようになりました。

これからも、19世紀ギターを中心にギターを扱っていかれると聞いています。
ソルの,超簡単な練習曲集なども、輸入されていますし。

お店で、本来は営業とは関係ないことをさせていただくのですが、
無理を聞いていただきました。

名古屋方面の方も,興味がある方がいらっしゃったら、29日あたりに、
何とかできるかもしれません。

ここのところほとんど、61センチや59センチのギターを弾いているので、
たまに64センチのギターを弾いても、かなり無理な力で指を拡げないといけません。

また、ムジカアンティカ湘南さんから,分けていただいたソルの練習曲集
を弾いていて、19世紀ギターより,モダンギターより 59センチや
61センチのギターが、最も良く会うように感じています。

そのうち、ソルの練習曲の私が考える演奏を,またユーチューブにアップしたいと、
思っています。




  1. 2013/08/21(水) 23:34:24|
  2. ギター
  3. | コメント:2

コメントをいただいて

老紳士様

製作の中心がギターになりそう、と言うことでリュート製作の数が少なくなるのを
心配されていますが、今までも、リュートはあまり作っていませんでした。
むしろ、ガンバが一番多いと思います。
今も、ガンバはバスガンバ3台、5弦チェロ、ギター3台を早い段階で、作らないといけません。

古楽器に限らず、弦楽器でも良い楽器を作っている人がいれば、外国の方でもよいのでは?
と思っています。

リュートも、外国の方で素晴らしい楽器を作ってられる方も、沢山いらっしゃいますし。

それに反して、ギターは100%近くが、モダンスペインギターしか、世の中に
存在しません。

19世紀ギターを作っている、ギター製作家の方も、モダンギターと言うと、19世紀ギターに
ヒントを得ている方も、いらっしゃいますが、スペインギターのイメージです。

リュート、ガンバ、チェンバロなどをヒントに、モダンギターを作ろうとする製作家は
今のところいないように思いますし、これからも出て来ないように、思います。

今の、モダンスペインギターを、重たくて、音がぼけて、音楽が表現しにくいギター
と認識している、製作家もいないようですし。

ほぼ、1キロの重さ、弦長64センチを標準の形にしてきましたが、日本人にとって、
男性だと61センチくらい、女性だと59センチくらいを標準とする時代がやって
くれば、もっとギターを弾く人口も増えるでしょうし、ギター音楽でなく音楽の
質も向上すると思います。

長年独学でやってきた人、あまり良い先生につくことが出来なかった方の、
演奏を聞かせいていただくと、右手も左手も、力が入りすぎている場合が多かったです。

特に左手は、私の5倍から10倍は力が入っているのではないかと思うほど、
力を入れて押さえている人が沢山いました。

これも、体に合わない大きな楽器、長い弦長の楽器を弾かないといけないことから、
無理に手を拡げて、力を入れて拡げた結果ではないかと思います。(もちろん、
一つの要因ですが)

小学生のコンクールなどでも、ほとんどが体に合わない、大きな楽器を演奏しているのを
良く見かけます。

楽器として、性能の良くない子供用の楽器だったら、無理してでも、楽器として優れている
大きな、大人用の楽器を使うほうを選んでいるのかもしれません。

弦長や、楽器の大きさだけだったら、最近はショートスケールと言って、
弦長が61センチ、62センチ、63センチくらいの楽器も作られています。

でも、これらはモダンスペインギターの縮小版です。
モダンギターの欠点も持っていますし、さらにその欠点が強調されている楽器が
多いように思います。

私も、今年で64歳です。あと10年か15年楽器を作られたら、よし としないといけないような
歳になりました。

(本当はあと20年は楽器を作り続けたいところなのですが。)

私が理想とするギターを作ることが、私しか出来ないことだと思いますので、
これからも、ギターは着くって行きたいと思います。

現在、この61センチ、59センチのギターの注文はありません。
リュートを作っているほうが、注文は多いと思います。

まだ、61センチの楽器は私が設計して、お弟子さんに作ってもらっただけです。

私が作らなくても、私の設計で作れば、充分に音楽的な表現が出来て、弾きやすい
楽器が出来ることも、証明したかったので、この目的は叶えられたと思っています。

更に、61センチ程度の楽器の性能を上げて、弾いてみたいという方を探したいと、
思っています。



リュートのシングル弦の話ですが、私が自分用に作るとしたら、こんな楽器を作って、
そんなに練習もせず、音楽を楽しみたいと思って書いたのです。

でも、実際アーチリュートを弾いている人で、たまたま、今月始めにピンチヒッターで
チェンバロを運んで調律させていただいた演奏会でも、アーチリュートをシングル弦で
使ってられてました。

オリジナルが、あまりにも大きいので5分の4くらいに縮小してもらったらしいのですが、
(それでも、番外弦は155センチくらい。)オペラなどで使う場合は本来の大きさの楽器で
ドーンと大きな通奏低音を弾きたい、と言われていました。

リュートも、楽器のコンディションを昔に戻して、使っている竹内太郎さんなども、
いらっしゃいますし、ガンバもバーゼルなどでは初期のガンバコンソートはルネサンスガンバ
でやっているようです。

古楽器の世界、ピリオド楽器の世界も、多様化していって良いように思います。

チェンバロなども、以前の鳴らない楽器だと、8’8’4’を使っていたのが、
8’8’だったり、8’シングルで充分音楽が表現できるようになりましたし。
(クープランさんも、まずシングルで音楽を作る練習をしなさいと書いていたように思います)

でも、バロックオケでも日本ではまだフレット付きのコントラバスを使っている、
人は少ないようですし。まだまだ、楽器の形態、使い方は変わっていくのでしょうか?

  1. 2013/08/17(土) 22:32:21|
  2. ギター
  3. | コメント:1

お礼とお知らせ

いつも、貴重なコメントをありがとうございます。

食の世界でも、昔は教えてもらわず、鍋にの残った少しの煮汁などをなめて自分で
考えて、自分の味を作って行ったという様な話は良く聞きます。
それに比べて、最近は何でも教えてくれるから、最近の弟子は良いなあ、と言う話も
聞きますが、どちらが良かったのでしょう。

そう言えば、このような話以前にも書かせていただいたように思いますね。

それと、リュートの製作のことなどですが、このブログを始めたのも、今一般的に使われている
モダンスペインギターへの不満からでしたが、その大きさ、構造、材料などまだまだ、これからも、
本来のギターのあるべき姿を、さらに追い求めて行きたいと思っています。

他の方で、こんな楽器を作ろうとしている製作家もいないようなので、私が作るしかありませんから。
そして、もっと演奏しやすく,音楽を作りやすいギターが増えて欲しいのです。

弦長が61センチや63センチのギターを作る製作家も以前に比べると増えてきたように思います。
でも、その方々は大きな,重いモダンスペインギターを基にされていますから、弦長が短く
小さな楽器で弾く易くなっているとは思うのですが、私の作りたい楽器とは違います。
しかし、そのような小型モダンスペインギターを弾きたいと思っている人のほうが、多いと思います。

今使われているギターは,ほとんどがモダンスペインギターです。
小さくても,そのモダンスペインギターの雰囲気が残っている楽器でなければ
いけないのでしょう。

モダンスペインギターが100%近く、98%くらいだとすると,残りの2%くらいが
19世紀ギターかもしれません。

でも、19世紀ギター,ロマンティックギターは私には、
その頃の曲を弾くにしても少しイメージが合わないのです。

ソルの頃、アグアドの頃,ジュリアーニの頃、カルリの頃、レニアーニの頃に使われていたから、
その頃の曲を弾くなら,ロマンティックギターが良いとされるのでしょうが、特にソルなどの
音楽は私の作りたい,ロマンティックギターの延長線上のモダンギター,それも少し小型の
楽器が一番ふさわしいように思うのです。

でも、この間来られた,19世紀ギターを主に演奏されるプロのギタリストの方もおっしゃっていましたが、
ギターと言うと、モダンスペインギターのイメージが強くて、19世紀ギター,ロマンティックギターは
受け入れられにくいようです。

その隙間を埋めようと、19世紀ギターの延長線上のモダンギターを作ったのですが、
私の作るギターでも,なかなか理解を得ることは難しいのですから。


19世紀ギターはオリジナルに忠実な良い楽器を作られている製作家はいますので、私が作らなくても
良いように思いますし。そして、まだまだオリジナルの楽器も,1900年前後のパーラーギターなども
沢山残っていますし。

リュートは最近では、とても良い楽器も作られていますし、これからもよい楽器を
作られる方は出てくると思うのです。(日本に限りませんが)

ですので、撥弦楽器ではギターを主に作って行きたいと思っています。


ただ、自分用に小型のアーチリュートは作ってみたいと思っています。

調弦はルネサンスリュートと同じで、指板がついている、弦長は59センチくらいで、
番外弦は70~90センチくらいの小型のアーチリュートです。

弦はもちろんシングルです。
シングルでも,充分リュートの響きはすると思います。

リュートもアーチリュートはどんどん大型化していますし、ルネサンスリュートは
どんどんオリジナルな方向に行っています。

オリジナルに近い楽器は作る人も多いと思いますので、私は使い勝手の良い、音楽の作りやすい
持ち運びも簡単で,メンテナンスも簡単な楽器を作って見たいと思います。
これもギターと同じで,この方向では多分作る人がいないと思いますので。



それと、お知らせです。

もっと早くお知らせしないといけなかったのですが、ガンバフェスタのお知らせです。


9月21日に新大阪駅近くの 大阪市立青少年センター ココプラザで
午前10時30分から16時30分まで、ガンバのレッスンやコンソートがあります。

私はいつものように、楽器のメンテナンスで参加します。
楽器の展示も少しはすると思います。


img110.jpg
img111.jpg

ギターのようにフレットもついている、擦弦楽器です。

旋律楽器をやってみたい方や、古楽器に興味をお持ちの方はどうぞおいでください。

  1. 2013/08/08(木) 10:01:29|
  2. ギター
  3. | コメント:3

師匠と弟子 教わるということ

CABOTINさん、そしてコメントをいただいている皆さんありがとうございます。

タイトルのことについて、なかなか考えがまとまらず、考えているうちに
日が過ぎてしまいました。



一般的に、何かを始めようとすると、先生に教わるのが普通だと思います。

私も音楽を始めたのが遅かったので、素晴らしい先生がいらっしゃったからと言うのもありますが、
まず、先生からいろんなことを教わりました。

でも、本当は人に習うのは苦手なほうだったのです。出来れば、自分で勉強したかった。

ですから、習い始めた、本当の初心者のころでも先生に教えていただいたことは、
しっかり覚えて,自分のものにしようと思いましたが,それ以上に自分なりに考えていたようです。
そして、ギター以外の音楽の勉強会などにも良く参加していました。

演奏や,音楽については私以上に詳しい方や,専門家の方もいらっしゃるので、この程度にしておいて、
私のブログですから、楽器制作についてのほうを、書かせていただきます。

演奏については、先生に習っても良いとは思っていたのですが、楽器製作に関しては
アマチュアの頃から、絶対に人には習わない,と決心していました。

親切に教えてくれそうな,雰囲気があると直ぐに逃げるようにしていました。
(何十年とプロで製作している製作家の方でも。というか、そういう人ほど
逃げていたように思います)

それは、演奏の事なのですが,植木先生のお弟子さんで プロになられた先輩のことが
あったからと言うのも理由の一つです。

その方は,植木先生に習うまで,他の先生に習っていました。
それなので、何年習っても,普段はものすごく上手なのですが,コンクールなどになると
以前の先生の教えが,チラッと出るのです。
その結果,コンクールで優勝とかは出来ませんでした。

その時に,教わるというのは難しいことだと思ったのも,影響していると思います。

そして、楽器を作るということは,作る人間が出る、演奏以上に作った人間が出ると、
思っていました。

友人に、「演奏は良い先生に習うと、少しは良くなるが、楽器製作は人間性、人間そのものが
良くならないと、変わらない。良くならない。」と言ってました。昔から。

そして、その人間性以上に、どこまで深く考えるか、どこまで楽器について考えられるかが
大切だと思っていました。

それは、こんなブログを作っていることでも分かっていただけると思います。


CABOTINさんが,良い先生とは,生徒に沢山迷いを与えること,そしてその解決法の
道筋を与えることが出来る先生、というような意味のことを書かれていました。

まさに、そうだと思います。

私には、これからプロになろうという若いお弟子さんは、いません。
ほとんどの方が,私より年上です。

10年間,コンスタントに注文が来ていたお弟子さんも定年後に,楽器作りを始めた方です。
演奏が出来なければ、良い楽器は出来ないから、必ず,演奏の練習はして下さい。
とお願いしていました。演奏は苦手でしたくない、と言ってましたが、なんとか童謡程度は弾けるように
してもらいました。

お歳になって楽器製作を始められるので、とても熱心で,研究もされる方ですが、
1から10でなく、100まで教えさえていただきました。
そして、来るたびに,何十と言う質問がありましたが、すべて答えてきました。

結果、プロで10年20年作っている人より,最初から良い楽器を作られました。
でも、10年作ってこられても、楽器としてはそんなに変わっていないのです。
一つは、演奏がそんなにできなかったと言うのもありますが。
これは、始めからそうなるのではないかと思っていました。

熱心な人なので、塗装や、表板の削り方や,いろんなことをものすごく考えていたのですが。

もし若い,プロを目指している製作家が,入門してきたら、問題解決のアプローチを
示すだけだと思います。

自分で考えて,答えが出るヒントのようなもので,充分だと思います。
それ以上のことは、してはいけないと思っています。

でも、若い製作家に聞かれることがあります,その時は答えています。
聞くと言うことは、それまでの製作家だと思って。

こんなこともありました。
ガンバの注文をきいた有名な人がいました。テレビにも一頃は良く出ていた人です。
そして若い製作家にリュートを注文しました。

その若い製作家が,注文主の前でいろいろと私に聞いてくるのです。
そうすると、その注文主は「平山さんだったら,聞いたことは全て教えてくれるでしょう。
でも、それは自分で考えないといけない問題でしょ」
と言われました。古神道で有名な方だったので、そういうことは良く分かってられたのでしょう。

私にも、うっかり人に教えてもらったというか、押し売りでなく押し教えのような形で、
聞いた事があって、そのことについては、何十年もプロでやっている人の考えなので、
聞いた時はなるほど、と思ってしまいました。

思ってしまうと、そのことについては考えなくなります。それが、ベストの方法だと
思い込んでいるのですから。

教えてもらっていなかったら、5年10年で気がつくことが、20年はかかったと思います。

それだけ、自分のものが作れるようになるまで、回り道になったように思います。



楽器製作でも,演奏でもないのですが、30年以上前に1週間に5日は一緒に飲んで、
朝まで話をしていた,画家の方がいます。

彼が、美大の受験生用の塾も開いていて、美大に行っても、趣味程度に絵を描く生徒
には、それこそ、1から100まで教えていました。
でも、将来 画家としてやっていく生徒には,何も教えず、画家としてどう生きるか、
どんな心構えが大切か、と言うようなことばかり話していました。

その頃、絵描きさんや彫刻家と時間があれば、飲んで話しをしていました。
深夜まで。

特に,現代美術の作家が多く、個展などもよく誘われていきました。

そこで、その友人達の作品を買っていく,お客さんとも話もしました。

「どうして、彼の作品を買うのですか?値段もかなりしますし」
と聞くと、ほとんど人が,「作品の良し悪しなど私には分かりません。
作家さんのお人柄を見て買うのです。この人が作る作品なら良い物に違いない
と思って買うのです」と言われるのです。

まさに、美術の世界だと作った人の人間性が出ると思うのですが,楽器も同じだと思いました。

こんなことを考えていると、若いお弟子さんは来ませんね。
そのかわり、このブログで楽器について考えるヒントになれば,と思っているのですが。









  1. 2013/08/07(水) 01:37:57|
  2. ギター
  3. | コメント:1

5月の展示会

老紳士様からコメントをいただきました。

5月の展示会のことです。

こちらも案内だけしておいて、その後の報告がありませんでしたので、
ここで少しどんな展示会だったのか、書かせていただきます。

それと、Extajiji様、リンク先のアドレスがすでに http//www.まで入っていて、
繋がらなかったようです。ご指摘ありがとうございました。


展示会ですが、昨年出版された、「一生つきあえる家具と器」で紹介された、木工作家の
作品の中に、一人だけ楽器を展示させていただきました。

楽器だけの展示会でないので、いろんな方に楽器を見ていただいたようです。

DSCN1566.jpg


私の楽器の展示ブースです。
当日来られた方から、写真をいただきました。

照明が水銀灯のようなものだったので、色はかなりオレンジです。

楽器の試奏をされる方には名前を書いていただきましたが、10名ほどの方が
試奏されていました。


演奏は、演奏会ではないので、なるべく変化をつけて、聞いてくださる方に興味を
もってもらうようにしました。

私は,リュート,トレブルガンバ,バスガンバ,ギターを演奏しました。
演奏には大阪音大のガンバの先生をしてられる、上田さんにもお願いしました。

関西だけでなく、日本でもトップのガンバ奏者だと思っている方です。

今回のために、G線上のアリア、とミルル・グレイをギターソロに編曲しました。

そして、リュートとトレブルガンバでサリーガーデン、バーバラアレン、
スカボロフェアなどの曲を。

ギターとガンバで、ソルの月光,禁じられた遊びのギター2重奏の楽譜を使って
演奏しました。

ギター2重奏でも,美しい曲ですが、旋律楽器と合わせると、それぞれの楽器のよさが
見えたように思います。

今回,上田さんに演奏を手伝っていただいて、本当のガンバの音を聞いていただけたのが
とても良かったと思います。

DSCN1543.jpg

演奏風景です。

お客さんの方向に撮っていただいた写真です。



img112.jpg


こんな感じで、サロンコンサートのような雰囲気でした。

今回の演奏会で、気をつけたことがあります。

会場が開場されて直ぐに演奏会ということで、調弦の時間もあまりなかったのですが、
演奏会中の調弦はなるべくしないでおこうと思っていました。

結局、ガンバ、リュート、ギターと4台使いましたが、調弦は一度もしませんでした。

ほとんど、許容範囲の狂いだったので。

会場で聞いていた、音楽のプロに聞いても、調弦の時間が無かったので、とても
良かったし、音の狂いも全然気にならなかった、と言われました。

演奏会でも、演奏家の自己満足のために、調弦しているようなことを良く感じますので。

曲もなるべく親しみやすい曲を選んで、楽器の持ち替えは大変でしたが、
構成の変化もあって、聞いていただいた方には、好評でした。

ギターは61センチ弦長の楽器を、半音下げて弾きましたが、とても良く鳴っていました。

と、こんな感じの演奏会でした。


  1. 2013/08/02(金) 00:34:07|
  2. ギター
  3. | コメント:1

プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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