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古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

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お知らせ、そして近況

またまた、あっという間に一ヵ月半ほど経ってしまいました。

度々、ブログを訪問してくださっている方々、更新が遅くなってすみません。

ここの所、(いつも事なのですが)救急病院の感じで、なんとか修理をして使えるようにしてあげたい
楽器が沢山舞い込んできますので。

西脇の美術館での催しも、沢山の方の参加をいただいて盛況に終わりました。
一弦琴をされている方、やってみたいが楽器が手に入らず、神戸須磨まで行って
手に入れようとされていた方など、ワークショップをやってよかったです。

6月にはいると、毎年恒例となった 中学生のトライアルウイークの受け入れで
中学生に出来そうな仕事を探してやっていただきました。

その間にも、チェンバロやギターヴィオローネの調整や大修理が入ってきていました。

その他いろんなことがありましたが、とりあえず、日が迫ってきている催しの案内です。

7月29日 14時開始 場所は Cafe & Gallery KATACHI 大阪市都島区内代町2-11-26
です。友人の音楽教室の夏の課外授業というタイトルで 500年前のイギリス音楽
ダウランドからパーセル、ヘンデルの音楽をやります。
私は、リュートとガンバで参加です。

歌の方が素晴らしい方で、ものすごく上手で。一緒に演奏させていただくのが楽しみです。
Flow my tears もやります。(こんな事を書くと、また、リュート愛好家の方から・・・人前で演奏するな、
リュートが誤解されるから、と抗議が来るかもしれませんね)


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次に数少ない西垣さんの国内での演奏会です。
ここ数年、毎年神戸でされている演奏会のシリーズですが。

夏の音楽会 ドビュッシー没後100年記念ベートーヴェンマンドリン作品全曲
マンドリン曲はベートーヴェンが若い頃作曲したチェンバロとマンドリンの曲を
ギターソロに編曲された物です。チラシにありますように9月フランス、スイスで
行われる演奏会の曲目です。

8月11日(土 祝) 午後3時30分 神戸市東灘区にあります 世羅美術館です。
入場料は一般3500円(当日4000円)学生2000円です。

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そして、私のチェンバロが参加する演奏会です。
(他にも、9月2日豊中でヘンデルの水上の音楽全曲の演奏会などは
私の楽器が参加しますが)

場所はこちらも 神戸市東灘区の世良美術館  9月16日(日)14時開演
バッハ一家の室内楽 で C.P.Eバッハ J.Cバッハ J .Sバッハの曲が演奏されます。
バロックヴァイオリンの上田浩之 さん バロックチェロの 吉田健さん バロックフルートの
植田雅彦さん チェンバロの岡本裕美さんの 見事な、他では聞けない名演奏が聞けます。
入場料は1000円当日1500円です。

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最後になりましたが、地震と大雨の被害はありませんでした。
避難勧告など出ていましたので、心配をおかけしたかもしれませんが、
幸い、何も被害はありませんでしたので、どうぞご安心ください。

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  1. 2018/07/16(月) 01:43:37|
  2. ギター
  3. | コメント:0

展示会 準備できました。

前回、お知らせさせていただいた、西脇 岡之山美術館での展示会、演奏、ワークショップ
の準備が出来ました。

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チェンバロとオルガンの部屋です。
部屋は3室あって、真ん中の部屋にチェンバロ、オルガン、リュートを展示しています。

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入り口に近い部屋でワークショップを開きますので、ガンバの材料、型枠、道具、図面など、そして完成品の
ガンバを展示しています。

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ギター、アルペジオーネの部屋です。
私のギターに関する、考え方などの資料も展示、されています。

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さすが、横尾忠則さんの美術館だけあって、このような空間もあります。

今日、26日と27日、10時~17時までです。もちろん、入館無料ですので。
午後1時から、楽器のお話と演奏、2時からワークショップです。

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  1. 2018/05/26(土) 08:04:50|
  2. ギター
  3. | コメント:0

5月26,27日の展示会、ワークショップの詳細です

前回、案内させていただいた、5月26日27日の詳細です。

26日、27日とも午前10時~午後5時まで楽器の展示があります。
午後になれば、1時から楽器のお話、演奏があってその後、一弦琴を作る
ワークショップです。

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展示楽器は、チェンバロ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ギター、アルペジオーネ
などです。
ギターは、珍しくないとは思うのですが、19世紀ギターを基にしたモダンギターは
私以外では作っていないので、また10弦ギターも珍しいと思って出そうと考えています。

オルガンはどうしようかと、考えているのですが、珍しさでは一番でしょうし。
16世紀の頃のオルガンは、日本では非常に珍しい物なので。

ワークショップは、何か短時間で製作できるものを考えた時、私の守備範囲の楽器
では無理なので、日本の古楽器を考えました。

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一弦琴は、関西だと神戸市須磨区にある須磨寺で保存され、演奏されています。

本来は、1枚の板に弦を張った物ですが、今回は箱構造にして少し鳴るようにしました。
ペグは、ヴァイオリンの物を使います。


  1. 2018/05/02(水) 11:32:39|
  2. ギター
  3. | コメント:0

案内と報告です

また、あっという間に1ヶ月以上が経ってしまいました。
度々、訪問してくださる方、申し訳ありません。

まず、案内から。
私が楽器の演奏やお話をさせて頂く、展示会、ワークショップです。

5月26日(土)27日(日) 午前10時~午後4時
場所は 岡之上美術館 兵庫県西脇市上比延町345-1 JR加古川線「日本へそ公園」駅前
岡之上美術館は横尾忠則美術館として知られ、美術館の設計も磯崎新さんです。

午後1時から演奏とお話を半時間くらいしてから、ワークショップです。
ワークショップは 1弦琴を製作しようと思っています。
楽器の製作ですので,定員は7名にさせていただきました。
2時間ほどで製作できて、演奏も出来る楽器となると、難しく
1弦琴なら、準備さえすれば製作出来そうです。
兵庫県だと、神戸市須磨区にある、須磨寺で演奏されています。

チラシが出来てから案内しょうと思っていましたが、まだですので
とりあえず案内させていただきました。
岡之上美術館のHPでもまだ案内は無いのでまた、
お願いしておきます。

楽器展示はチェンバロやリュート、ギター、アルペジオーネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ
などを考えています。

そして、日が重なって残念なのですが、5月27日午後3時から大阪イシハラホールで
坂本龍右さんの演奏会があります。私も聞きに行きたかったのですが。

坂本チラシ

1ヶ月以上も経ってしまったので、報告する事が沢山あるのですが、
宝塚ミュージックリサーチの発表会が14日と15日に伊丹でありました。

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舞台袖からチェンバロの発表会の様子を撮りました。
チェンバロの教室もあって、発表会で演奏しましたので、運搬や調律で参加です。

少し前だと、佐渡さんがやっている、キッズオーケストラに最年少で入団した、
北村陽君の演奏が聞け他のですが、今回は聞けなかったのが少し残念でした。
本当にチェロを弾くのが楽しくて仕方がないという表情で生き生きした演奏を
楽屋で聞かせてくれていたのですが。

そして、4月21日22日の大阪南港のギター展示会です。
年々盛んになってきています。

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増井さんのコンサートの模様です。
満席の盛況です。

年に1回のギター製作仲間の同窓会といった感じでもありましたが、
皆さん、確実に良い楽器を作られていました。
昨年も思ったことなのですが、弦が不良振動していて、ギターが悪いように
思われる楽器が結構あった事です。5弦に多かったのも昨年同様でした。

後、ナットや骨棒の仕上げが悪くて、音の振動が妨げられていて、
音が充分なっていない楽器も多かったようです。

楽器を長い時間かけて作ってきて、最後の仕上げが悪くて、損をしている
人が多いように思います。ギターを音でなく、見た目で、綺麗な楽器のような
形をした物を作ろうとしているのでしょうか?

中には、どうしても1弦の音が悪いのですが、何故でしょうか?
と聞かれた昔からの製作仲間もいました。
楽器を弾けば、何かおかしいと気づくはずなのです。

これも、ナットの溝の仕上げが悪かったのが原因でした。

今回も、初めてギターを作った人の楽器が面白い楽器でした。
引き始めたら、ついうっかり全曲を弾いてしまいました。
気に入らない楽器だと、弾き始めて直ぐに止めるのですが。
21日に帰ってきて、仕事をしているといつに無く、腰辺りが重たいのです、
体もなんとなく疲れた感じです。
1日に12時間15時間働いても、疲れることは無いのですが、
何か変です。
何が変か、考えると65センチの大きなギターを長時間弾いていたからでした。
こんなに、長時間ギターを弾くことは、この展示会以外ではありません。
今回も、50年近い付き合いの澤田さんが64センチのとても良いギターを作っていたほかは
全部65センチの大きなモダンギターばかりでした。
日本人の、それも自分たちと同じ年齢の方が弾き易い楽器を作ってくれていたら、
こんなに疲れることは無かったでしょう。

同じような事を感じる事がありました。
熱心に私のギターを弾いていてくださった女性の方が
新しいギターを探しているのですが、先生から65センチのギターを
弾きなさいと言われているそうです。
何とか、64センチのギターまではOKを貰っているのですが、
63センチは駄目だと言われているそうです。

演奏を見せていただくと、ほとんど指が届いていないのです。
61センチあたりのギターが合いそうですが、63センチのギターでも駄目だと
言われているそうなので、無理ですね。
なぜ、誰もが65センチの大きな、反応の鈍い楽器を弾かなければ
いけないのでしょうか?


次回はなるべく早く更新しようと思っているのですが、
展示会が始めるまでに、ヴィオローネの弓(ドラゴネットタイプ)3本を
17世紀初頭のオリジナルのガンバの修理や、チェンバロのオーバーホール
などでバタバタしていましたが、これからも連休中に 5台の小型ハープを仕上げなくてはいけませんし、
19世紀のマンドリンの修理、あと5台ほどのマンドリンの修理や改造、チェンバロのオーバーホールの
続き、オルガンの修理、などの細かい仕事が残っていますので。
大きな仕事も残っていました。1837年製作のブロードウッドのスクエアピアノ
オーバーホール、修理がありました。
他にも忘れている仕事がありそうです。


  1. 2018/04/27(金) 11:47:51|
  2. ギター
  3. | コメント:0

お知らせ とお礼

長い間、更新できずにいたにもかかわらず、暖かいコメントをありがとうございます。

皆さんが感じていただいているように、ダウンした後は、ダウンする以前より、さらに
忙しくしていました。なので、更新も遅くなってしまいました。

と言うことで、皆さんにご心配をおかけしましたが、すっかり元に戻って,バタバタしています。

ここで、本題のお知らせです。

もう恒例になりました、大阪 南港での ギター展示と演奏会のお知らせです。

第7回 クラシックギターフェスタ in 南港 ATC

時: 4月21日(土)11時~18時
      22日(日)10時~17時
場所: 大阪南港 ATC ITM棟 9階 TBSエキシビションホール の第1会場 第2会場
入場料: 無料

両日午後1時からともう1回 出展ギターによるコンサートがあります。

その他、詳しい事はチラシをご覧下さい。

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今回、楽しみにしているのは、岩井孝夫さんのギターです。
岩井さんは、私が唯一日本でヴァイオリン製作家として認識している方です。

京大の野村隆哉先生の熱化学還元処理された材料で、作られたギターを展示されるので。

現在、野村隆哉先生の熱化学還元処理された材料で楽器を作っているのは、
ギター、チェンバロなど古楽器で私、ヴァイオリンで岩井さんだけなのです。

他にも、アマチュアの方の始めての楽器も楽しみです。

プロ,アマの方のギターがこれほど沢山展示されるのは他にない展示会だと思います。
お時間のある方、興味のある方はぜひ、おいで下さい。



  1. 2018/03/15(木) 21:45:04|
  2. ギター
  3. | コメント:0
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プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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