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古楽器製作家の思うこと いろいろ

昔の楽器製作家がそうであったように、様々な楽器を製作しています。そうすると、いろんな楽器の事が良く分かってきます。特にモダンギターについて考えていることを書かせていただこうと、思っています。

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「アルハンブラの思い出」を誰でも弾けるように考えてみました。

「アルハンブラの思い出」は沢山の方が弾いてみたい曲だと思います。
でもなかなか思ったようには弾けません。

このブログの原稿は演奏会のリハーサルや、本番中?に少しずつ書かせていただいていました。
演奏を見て、聞いていただかないと、説得力が無いと思って、ほとんど練習せずに演奏をアップしましたので、
とりあえず、ブログに上げてみました。(アップしてから少し時間が経ってしまったので)

完全な形ではブログに載せる事は、時間があまりにもありませんので、また、気が付いたことはこのブログで
追記の形で上げさせていただきます。

かなり長くなりますが、最後まで読んでいただくと、アルハンブラの思い出を弾く、ヒントに少しはなると思っています。
よろしくお願いします。



ここのところ、急ぐ仕事をしながら、ユーチューブで沢山アップされている、アルハンブラの思い出の
演奏や練習方法の映像や音楽を聴いています。

練習法についても、沢山の方がそれぞれの考えでアップされています。
それほど、「アルハンブラの思い出」は弾いてみたい曲のひとつのようです。

ギター以外での演奏や歌も沢山ありますし。

と言うことで、楽器製作の立場から、また演奏はアマチュアのギタリストとして、
「アルハンブラの思い出」をどう弾けば、またどう練習すれば弾けるようになるのか、
楽器の事や練習方法を書かせていただきます。
少しでも、アルハンブラの思い出を練習されているアマチュアの方の手助けになれば、と思って。

「アルハンブラの思い出」を弾くために大切な事

まず、最初に私の考える「アルハンブラの思い出」を弾くために大切な、また最も大事な事を書かせていただきます。

1)私が考える「アルハンブラの思い出」を弾くために大切な事 その一 脱力

「アルハンブラの思い出」を弾くために最も重要な事は脱力だと思います。
1に脱力2に脱力3,4が無くて、5に脱力と言うのは、極端かもしれませんが、
そのくらい大切だと考えています。

どこの脱力が大切だと思われますか?
全てが大切だと考えています。
最も大切な脱力ポイント、①手首 ②指の第一関節 ③親指 ④肘 ⑤肩 ⑥右手全体
⑦腰 ⑧脚 

これらが、出来るのでしたら、脚を組んでも、足台に右足を乗せても、座って弾いても構わないと思っています。

では、どこに力を入れるのかというと、指の付け根(もちろん、右手ですが)そして第2関節、
でも、これらも基本的には脱力していて、コントロールするという感じでしょうか。

ユーチューブで上手なプロの方の演奏を見ていると、これらの脱力がうまく出来ていると思います。
かたや、そうでない方は力が、余分な力が入っているようです。特に、指や手首などが。

2)私が考える「アルハンブラの思い出」を弾くために大切な事 その二 右手の甲を動かさない。

出来るだけ、可能な限り。他の弦に当たってしまうというミスが少なくなります。
そして何より、音の粒が揃います。これも、手首から先の脱力をする事によって難しいことでは無くなると思います。

ユーチューブで映像を見せていただくと、ほとんどの方はそうされているのですが、
肘あたりをギターの方に載せずに、なるべく前腕の手首に近い所をギターの角に載せると、
同じ動きでも、手首の移動量が少なくなります。(実は,私が肘辺りを角に載せていて、
手首、手の甲が動いていたのですが、前腕を載せると動きが少なくなったので)

では、楽器製作家の観点から楽器について書かせていただきます。

まず、アルハンブラの思い出を弾くためには、どんな楽器が適しているのか?


タレガさんが作曲したのは、トーレスさんのギターで作曲したと思います。
トーレスさんのギターで弾く事が一番合っているように思いますが、
オリジナルの楽器は経年変化で別の楽器になっていると思いますし、
オリジナルのトーレスで弾ける人はいませんでしょうから。
と言って、今作られている、トーレスコピーの楽器もほとんど、現代の楽器にアレンジされた楽器だと思います。

音が軽く出て、立ち上がりも良く、低音も鈍重でなく、和音も濁らず綺麗な響きの楽器、
がタレガさんが作曲に使ったトーレスさんの楽器のように、私は思います。

そして、最も大事な事は当時はガット弦だったこと。

ガット弦を使うと、立ち上がりは更に良く、減衰も短くなります。音に芯があって、クリアーです。
このような楽器に近い楽器で、アルハンブラの思い出を弾く事が出来れば、
よりタレガさんが作曲したイメージに近くなると思いますし、演奏し易くなると思います。
それは、立ち上がりが良く、音の分離も良く、クリアーな楽器、出来れば低音は軽い、
軽低音で高音の音を邪魔しない楽器。

そして、力を入れなくても鳴ってくれる楽器が良いように思います。
フラメンコギターでアルハンブラの思い出を弾いている演奏があります。


https://www.youtube.com/watch?v=6_NKMqt-Gdw

むしろ、この方がトーレスさんの楽器で弾いたイメージに近いと思います。私は。

何台かギターをもってられる方だと、軽くて音の出しやすいギターを選ばれるのも、良いかと思います。

次に、弾きやすさと言うか、あまり細かいとこは気にせず弾けると言う点から、
弦長が63センチや61センチ、58センチくらいの小型の楽器が値段は安くても合っているように思います。

これらの楽器は、高価な楽器ではないので表板は単板ですが、裏横は合板と言う楽器が多いようです。
逆に、これらの楽器は反応がすごく良いということが無く、あまり細かい事に気を使わなくても良いので、
とにかく綺麗なトレモロを弾きたいと言うアマチュアの方には合っているのではないでしょうか?

若い頃、熱心にギターを弾いていた頃、良いギターにランクアップした後、それまで弾けていた曲が弾けない、
弾けるまで時間がかかったという、経験が多々あります。

良い楽器は反応もよいので、それまでは気にしなくて良かった細かい事まで、気にしないといけなくなったので、
それまで弾けていた曲が弾けなくなったことが。
特に右手のタッチが繊細になるためでしょうか?

とにかく、綺麗なトレモロを弾くためには、少し反応の良くない楽器のほうが、楽に弾けて、良いかもしれません。
(あくまで、私の考えですが)

後で、書かせていただきますが、脱力のためにも、弦長の短い楽器が有利だと思います。
左手が、弦長が長いために、力を入れて広げなくてはいけないと、右手も力が入ってしまいます。
人間の体は繋がっているので、左手に力が入っていて、右手だけ力を抜くのは難しいことだと思います。

次に、楽器の調整です。

12フレット上で1弦が2.5ミリくらい、6弦で3ミリくらいだと、ハイポジションになっても、
隣の弦に当たりにくいようです。隣の弦に当たりにくいと言う事を考えると、ブリッジでの弦幅も広い方が有利です。

実際に弦高が3ミリと3.5ミリの楽器で弾くと、弾きやすさは全然違います。
そして、ナットでの弦高もなるべく低い方が、左手にも有利です。
和音やセーハを弾く時に、楽になりますので。

次に弦間隔についてです。弦間が0.5ミリ違っても弾き易くなります。
(隣の弦に当たりにくいので)そこで、このような工夫も考えられます。
もっとも、狭い弦間で練習して、本番は広い楽器という手もありますが。

007.jpg

弦間を広げる方法として、ブリッジの骨棒に溝を入れて、広げる方法も考えられますが、
これは絶対にやめた方がよいと思います。実際に溝を付けて、鳴らなくなった楽器を見てきました。

上に上げた工夫だと、弦のテンションが出て、少しは楽器が鳴ってくるようです。

ブリッジでの弦間隔はそんなに違わないと思われるかもしれませんが、楽器によって結構変わります。
名器と呼ばれる楽器でも(資料はルイ・コートナルさんの本からですが)トーレスさんの小型の楽器では,
56ミリの楽器もありますが、一般的な名器では58ミリ程度の楽器が多いようです。
フレータ、アグアド、ロマニロスさんの楽器では59ミリのようです。

最近私が使っている楽器はアリアの一番安い(定価2万円)58センチ弦長の楽器です。
これは弦幅が54ミリしかなく弦間隔も中心間で10.8ミリです。58ミリの楽器だと11.6ミリ、
59ミリの楽器だと11.8ミリなので1ミリも違います。

これだけ違うと弾きやすさも変わってきますので、弦間隔の広い楽器を探すというのも、
弾きやすさに繋がるかもしれません。

後、バランスの良い楽器も必要でしょう。1弦だけがよく鳴る楽器や、
1弦の音だけが硬い楽器などは弾きにくいと思います。

次に、弦のテンションを考えましょう。

私は、よく弦長61センチのギターをA=415 つまり半音下げて弾いています。

結果,65センチ弦長のギターを1音下げた状態です。(弦長が58センチ、55センチの場合はA=440ですが)

この低いテンションだと、右手の力が必要なく、不要な力が要らなくなります。
(一音下げても、鳴る楽器が条件ですが)

設計や材料にもよりますが、手元にある何台かの65センチのギターは、少し低い調弦だと良く鳴ります。
それは、440のテンションだと、テンションがきつすぎて、表板を弦のテンションで押さえてしまって、
表板を鳴らす余裕が無いと言う事が良くあるからです。

それは、チェンバロでも何度も経験しました。

ゲージが太い弦を張っているチェンバロがほとんど鳴っていなくて、とりあえずの対策として、
半音下げてると、鳴ってくると言う事が良くありましたので。

プロの方に比べて、右手の指の力が無い、我々アマチュアは、力が無くても弾ける低いテンションの
ギターの方がアルハンブラに限らず、音が出しやすい、演奏がし易いと思います。

低いテンションだと、弦の沈み込みの少ないブリッジの近くでも、演奏がしやすくなりますし。

次にいよいよ本題です!!(楽器製作家から見た練習方法と言う事で最初に楽器のことを書かせていただきましたが)

私は練習時間がかなり短い方だと思います。おまけに、一日10時間ほど仕事をして、
指もカチカチの状態で練習する事もありますし。
それでも、なんとかアルハンブラの思い出を弾くことができる練習方法を私なりに考えて、
このブログを作らせていただきました。

沢山の練習方法のユーチューブも参考にさせていただきましたが、立派な練習方法を語られて、
最後に演奏を聞かせていただくと、あなたのほうが誰かに練習方を習った方が良いのでは?
と言う演奏も結構ありました。

まず、楽器も違いますが、人によって、指の長さや、硬さ、また爪の形が違うのに、
たまたまその人の指や爪にあった方法を示している方もいました。それは仕方が無いかもしれませんが。

アルハンブラの思い出、を弾くためには、とにもかくにも右手の動きを少なくする、と言うか、
手の甲から手首、右手を動かさず、同じフォームを維持出来るかどうかにかかっていると思います。
そのためには脱力、ではどうすれば良いのか、これにつきると思います。

そのために、まず爪の問題です。

私は、(他の人もそうかもしれませんが、)人差し指の爪が巻き爪までいかないのですが、
かなりカーブをしています。中指はほどほどで、薬指はあまり巻き込んでいません。

指の長さは当然中指が長く、人差し指と薬指はほぼ同じ長さです。
そこで、まず爪を短くして、特に人差し指が弦に引っかからない程度に削ります。
3本の指がとにかく、ゆっくり弾いて同じような音が出るような爪にします。

そして、うっかり力が入っても、弦が逃げてくれるような爪の形にしておく事だと思います。
(これだけでも、かなり楽に弾けるようになります。)

弦に当たる角度は演奏する人の目から見ると、薬指はほぼ直角、90度くらい。中指は80度、
人差し指は70度くらいです。(私の場合ですが、)
他の方の演奏を見せていただいても、ほぼ同じような角度です。
ですので、特に人差し指は手のひらから見ると、右の部分をかなり削らないと、弦にひっかかってしまいます。

img20180831_10124715.jpg


また中指は、ほとんどの人がそうでしょうが、一番長い指です。
ですので、同じ位置にある弦を弾くためには、最も沢山曲げる必要があります。
曲げると、弦に当たる角度も深くなり、弦が逃げにくくなります。
それを、少しでも解消するために、横から見た角度は、出来れば一番鈍角に削れば良いと思います。

img20180831_10094356.jpg

この違った長さの、違った強さの指、厚み固さの違う爪で同じ音を出すのは、難しいことです。
その解決方法として考えられるのは、脱力して第一関節のバネを使うことです。

これは、トレモロだけでなく、全ての演奏で大切な事だと思います。
アルハンブラの思い出で第一関節のバネを使うことが練習できれば、ギター演奏のレベルが1段上がると思います。
上手な人の演奏を見ると、ほとんどの人がこのばねを利用しているように見えます。

次に、上手な人はしっかり弦を捕らえて、弾いているという事。
これは、よくテレビなどで素人の上手な歌の人と、プロの演奏を聞いても感じます。

まず、最初にゆっくり、とてもゆっくり弦を捕まえて大きな音を脱力して第一関節のばねを利用して、
出す事から始めると良いと思います。

アマチュアの方のアルハンブラの思い出を聞くと、音が弱弱しく、しっかり弦を捕らえていなくて、
ただ、音の大きさ粒を整えようとしているように感じます。でも、それでは無理なようです。

しっかり、弦を捕まえ、音の粒が揃うように弾く事。これが大切だと思います。
指の長さの違い、力の強さの違い、爪の形の違いを脱力して第一関節のばねを利用して。

次に、音の粒、音色を揃える事について。

低音も含めると、4連譜にならないといけないのが、「タン・タタン」と3連譜が早くなる、
また音の大きさも最初のaの指の音が大きく、iの音が小さく、かすれているような演奏をよく聞きます。

ゆっくり弦を捕まえて、4つの音が正しい時系列で揃うように、難しいようだったら、
メロディーの3連譜だけでも,揃えるようにします。

一つの練習方法として、1弦上だけでpamiの4つの音を出して練習するのも良いと思います。
最初は1弦で、慣れてくれば2弦で。その時に、弾いてすぐ、弦に(瞬間的に)次の指をあてて、
消音するのが良い練習法だと思います。

スコット・テナントさんがその方法を示してくれています。弾いた瞬間に次の指が用意されていること、
大きな動きでなく小さな動きで弾く練習にもなると思います。
(後で書く事ですが、この練習で爪の長さや形ののチェックも出来ます。この動きの中で特にひっかる指、
爪があればひっかからないように、爪を削り直すとか)

これが難しければ、とりあえずamiを揃える事から始めても構わないと思います 。
「禁じられた遊び」のメロディーをamiで弾いてみるとか。
5ヶ月ほど、ほとんどギターを弾いてなくて、先月末にアルハンブラを2日ほど練習してアップしました。
その後、1週間ほどまたギターを弾けなくて、先ほど2,3回練習してアップしましたので、
参考にはならないかもしれませんが。最初は低音だけ親指で弾いています。

http://

次に、アルハンブラでは、親指も大事な要素なので、2弦3弦も練習になるので、入れてみました。

http://

良く知られた曲なので、メロディを歌う事や、旋律を繋ぐ練習にもなります。

こんな事を書くと、「そんな事は出来ない、やってみたけど出来ない。それは出来る人の言う事で、
出来ない私には無理」と言う人が出てくると思います。

私も、50年近く前になりますが、ギターを教えていました。
何を言っても、「それは出来ません、私には無理です」と練習もしないで言う人がいました。
そんな人にいくら言っても無理なので、教える事を止めたことがあります。

先生が練習もしないで簡単に弾ける、魔法のような技術を教えてくれる事はありません。
見事なトレモロを披露している人たちが、ほとんど練習もせず努力もしないで素晴らしい演奏をしていると
思うほうが、不自然ですよね。

でも、ここが皆さんの知りたい所ではないでしょうか?

私には、次に書く方法が一番合っていました。試す価値はあると思います。

後、私が試した方法は、amiどの指が動きが悪いのか、音が出にくいかチェックする方法として、
pamと pmi の3本の指でトレモロをやってみるのです。

私の場合は、pmi がやりにくかったので、pmi がスムーズに動くように練習すると、
pami がスムーズに動くようになりました。皆さんはどちらが動きにくいですか?

また、アナ・ヴィドビッチさんのように、pimiで練習するとか、pmamで練習しても、指の独立性が養われます。

pamiがどうしてもやりにくい、出来ない人はアナ・ヴィドビッチさんのように pmim や pimi
(私はこの方が楽ですが)で弾く事にしても良いのではないでしょうか?

そして、音の粒が揃うだけでなく、音の強弱、テンポが自由に弾けるように練習しないと、
アルハンブラは弾けません。

曲の最後に、かなり長いリタルランドやピアニッシモ、の指示をタレガさんがされていますが、
これを守らないと、音楽にはならないと思いますが、そのためにも、ゆっくりからの練習が大切だと思います。

次に、爪の長さはどうでしょうか?

長さは短い方が、雑音も少なく自分の指に近い感じで弾けると思います。
長い爪の例として、演奏はユーチューブなどで聞くこと、見ることは出来ませんが、
有名な山下和仁さんの演奏会評で好意的な人は、「高原を駆け巡る風のような爪音」
とこのような表現だったと思います。

そうでない人は「嵐のような爪音」と評しています。

長くても、爪音が少ない奏法を取ればよいのかもしれませんが、
私達アマチュアは短い方が爪の雑音が出なくて無難なようです。

そして、構え、右手の持って行きかた。

右手の構えも重要な要素です。弦に対して直角に右手を持って来ることが出来れば、
音のロスも、エネルギーのロスも少ないと思います。

でも、私もそうですが(特に私は右手の手首が固く、少しでも曲げると、力が入り、弾けなくなるのです)
手首を曲げずに弦に大して斜めに構える人が増えてきているようです。

その場合爪音が気になります。でも、弦に爪が当たって、
弦から爪が離れるまでの時間が短いと解消されるようです。
そして、爪の長さが短いと爪の音はかなり軽減されると思います。

そのためにも、第一関節のばねを利用すると、リリースまでの時間が短縮されます。
手首が真っ直ぐだと、音のロスは確かにあります。でも、私の経験ですが、音の粒は揃い易いと思います。

弦に対して直角だと各指の違いがもろに出てしまいます。そういう構えだと、音がはっきりしないと指摘された方も、
いらっしゃるようです。
その場合は、少しブリッジ側に指を移動すると、(1センチでも)音が硬質になって、音がはっきりすると思います。

そして、隣の弦に当たりにくくなるので演奏が楽になると思います。

これも、大きなメリットではないでしょうか?分かりやすく、45度に右手の指を持ってくると、
直角に当てた場合に比べて1.414倍、動かしても隣の弦に当たらないというこということにはなりませんか?

弦と、右手の関係はとても重要だと思います。一般的な足台を使う方法でほとんどの方は
演奏、練習されていると思いますが、脚を組んで、右足にギターを載せたり、左足にギターを載せると、
ギターと右手の関係はかなり変わります。
(私の場合、右足を足台に乗せると、前腕の長さも違っ来て、短くなるので手の甲の動きも少なくなります。)

やってみて、この方がスムーズな動きになるようだったら、「アルハンブラの思い出」だけ、
違うスタイルで演奏しても良いのでは?と思います。
あと、ギター支持具を使って、ギターと右手の関係を変えてみても、楽に弾けるかもしれません。

指の動きはどうでしょうか?

指の動きは小さい方が有利です。隣の弦にも当たりませんし、音の粒が揃うので。そのためにも、
弦に当たるまでの距離が少なく、なるべく近くから弦に当てる、
そしてばねを利用して、スピードのある弾弦を心がける、というのが私には合っていますし、
他の方にも有利な奏法だと考えています。

大きな動きで、上手に弾いている人もいますが、ものすごく、沢山の練習が必要だと思います

そして、動きの形ですが、エンジンのピストンのような上下、往復運動ではなく、自転車のペダルのような動きだと、
テンポを早く弾く事ができると思います。それは、ぺぺ・ロメロさんもおっしゃっています。
このような動きがどうすれば出来るのか?脱力とイメージトレーニングと良い演奏を見ること、
良く考える事だと思うのですが。

次に、親指の問題です。

トレモロの場合、右手の甲が動かない方が有利ですが、親指で低音の弦を弾く際に手の甲が動いてしまうと、
トレモロがスムーズに演奏が出来ません。(器用にそのようにして、弾いている人がいますが、
どうしてもスムーズな流れにはならないようです)

ユーチューブでも低音を弾く際に、右手全体が動いてしまう人がいます。
解決法は親指の付け根から動かす事でしょうか?

これは、リュートの低音弦を弾く際のテクニックです。
親指が開かない、指に付け根から動かせない、という人は手首が真っ直ぐで、
弦に対して斜めに構えるほうが、親指を拡げなくても、開かなくても低音弦まで届くので有利だと思います。

そして、ユーチューブでの演奏を見せていただいて、右手の親指を無理してアポヤンドしている人がいますが、
無理にアポヤンドしなくても良いのでは?と思います。
(右手の甲が動かなくて、アポヤンドが出来れば、別ですが。)
とこのように、弦に対して直角でなく、斜めに右手を持ってくるのは何かと有利だと思うのですが。

次に楽譜と言うか音楽的な問題です。

これは、「アルハンブラの思い出」にだけに当てはまる事ではありませんが、一般的な音楽の作り方を、
私なりに書かせていただきます。

小学生的な発想かも知れませんが、私はこのように音楽を作っています。

それは、音が高くなれば緊張感が増え、音楽的に高揚する。

音が低くなれば落ち着き、やさしく緊張感も解けます。

ですので、曲の最高音は作曲家がここは一番聞いて欲しい所だと考えています。

次に、臨時記号がついているところも、作曲家が強調したい場所です。

また、リズムの変化があるところも、作曲家が聞いて欲しい、強調したい所だと思います。

「アルハンブラの思い出」はこれらを適用すると音楽が聞いている人に分かりやすくなると思います。

小さな事かもしれませんが、3連譜が続いていた所に、スラーと言うかリズムが違った形が所々出てきますが、
これもタレガさんが聞いて欲しい箇所と思いますので、少しゆっくり弾いた方が、聞く人には分かりやすいと思います。

インテンポで弾くと、聞く人には何か変化は感じるけど、何があったのか分かりませんし。
裏拍なので強調する必要はないと言われている人もいますが、
1拍目の裏なので、はっきり聞こえた方が良いように思います。

もちろん、歌う事が大前提ですが。


また、一曲の中でどの部分が大切で、どの部分をあまり力をいれずに弾くか、を決めることも大事だと思います。
特に、この曲はともすればトレモロ練習曲として捕らえてしまって、終始同じテンポで、
同じような音量で弾く方を見かけます。最初はタレガさんはトレモロ練習曲として作ったようですが、
その後手を入れられて、名曲にされました。

ユーチューブを見ていると、ギター曲の中でも特別に他の楽器や歌の演奏が多いように思います。
それほど、他の楽器の演奏者にとっても魅力的な曲ですので、音楽的に弾かないともったいないと思います。

他の方のブログで、右手の動きを少なくするため、指をくっつけた状態で弾く事を書かれていて、
それを先生が否定なさっている分を見かけました。この演奏法は、音が小さくなりがちですので、
重要でない部分、押さえたい部分に使うと効果的だと思います。
メロディが3弦に出てくるところとか、低い所で使うと良さそうです。

ほとんど方は、タレガさんが作曲した当時の運指、左手のポジションで弾いてられますが、
最初に長々とタレガさんが使っていた楽器の話をしましたが、ここに繋がってきます。

特に、最初の部分と言うか、転調するまでの部分は、かなり3弦のハイポジションを使っています。
これを現代のモダンスペインギターでそのまま弾くのがよいのか、どうかという問題です。

タレガさんは、トーレスさんのかなり良い楽器を使っていたと思います、そして、ガット弦を使っていました。
つまり、3弦のハイポジションでも、クリアーで音に芯があって、よく鳴る楽器を使っていたと思うのです。
それに比べて、現代のモダンスペインギターでは3弦のハイポジションが鳴らない楽器が多く、
また鳴っていても、音がぼけている楽器が多いように思います。

それなら、ナイロン弦のモダンギターで弾く場合は、1弦や2弦を使ったほうが、
タレガさんが作った曲のイメージにも近くなるのではないかと思うのです。

また、トレモロが圧倒的に弾きやすくなります。
何通りか、運指やポジションが考えられますが、それは、その人が使っている楽器や、
その人の指の長さや弾き易さで決めればよいと思います。
具体的な楽譜で書かせていただきます。

img20180226_10581335.jpg

img20180226_10592445.jpg

一番沢山1弦2弦を使う方法だと、転調するまでの20小節のうち、元の運指だと1弦でメロディーを弾くのは、
2小節ほどですが、最大16小節近く(15小節と3分の2ですが)は1弦でメロディーが弾けるので、
神経の使い方がかなり楽になります。

ユーチューブで良く見られる、パク・キョヒさんの演奏でも、1弦のトレモロに入ると特に人差し指の動きが大きくなりますし。
(演奏された年代によって差はありますが)

(話はそれますが、一つの考えとして、1弦を弾く時の右手のフォームと2弦を弾く時のフォーム2種類
作っておくのも良いかもしれません。2弦の場合は小さな動きをするために、第2間接を付けるイメージで、
第2間接を軸として動かす、1弦は指の付け根から動かすと言うような)

添付した楽譜は一番1弦を使う場合の楽譜です。4小節目の2拍まではオリジナルの楽譜どおりでも構わないと思います。
オリジナルの運指の考えは、転調するまでの、短調の部分は暗く、転調してから明るく、
はっきりさせたいと言う意図があるように思います。

でもこれは右手のタッチで変化は付ける事が出来ると考えられます。
最初から1弦開放弦を使うもう一つの理由は、3小節目に突然1弦開放弦が出てくると、
楽器によっては違和感を感じるかもしれない、と言う事から最初から開放弦を使って、
違和感を無くそうと言う考えもあるのです。

この開放弦を使う、運指のメリットがもう一つあります。それは、16小節のファを2弦で弾いていて、
17小節目のミが1弦の開放弦だと音質の違いが大きく、私の多くの楽器では違和感がありますが、
私の運指では違和感がありません。(通常の楽譜では、3弦のミを使うことです、解消されますが)

私の運指の考えはなるべくガイドの指を使うと言う事で進めています。
12小節から13小節の変わり目は、ガイドの指がありませんが、初めてシのフラットが出てきますので、
この初めての音に注目してもらうために、少しゆっくり弾いて指の体制を整えても良いと思います。

5小節目の2分の1セーハの代わりに、3弦開放弦のソが届く人は、開放弦を使っても良いとおもいます。
そのほうが、つながりは良いのですが、私の指では届きませんから、セーハで弾いています。

35小節目はオリジナルの楽譜では、3弦のシを使っていますが、元々3弦は発音が悪く、
音もぼけているため音がはっきりしません。2弦の開放弦を使ったほうがクリアーに聞こえます。
左手も楽です。その為には、35小節に入るとすぐ、1の指でミを押さえた方が楽に弾けます。
これも、この方が弾きにくい人にはお勧めしませんが。(私の楽器は3弦もよく鳴るので3弦を使っています)

その他の箇所でも、弾く方の指の長さや、楽器のコンディションで違うポジション、違う弦で弾いても、
そのほうが弾きやすく、音楽的であれば良いと思います。

後、特にオリジナルの運指でいく場合は、右手の位置をブリッジ寄りにすることによって、
弦の沈み込みが少なく、高音側の弦に触れる回数が減ります。
また、弦のテンションの差や、太さの差も感じにくくなります。ですが、弦の感触が硬くなり、
イエペスさんのように強靭な右手の必要が出てきそうです。

演奏例ですが、最初に書かせていただいたように、5ヶ月ほどほとんどギターを弾いていなくて、少し
練習しただけの演奏なので、ミスや音楽的になっていないところが沢山ありますが、辛抱して聞いてみてください。
また、練習用にと弦幅の狭いアリアの58センチの楽器で弾いています。
最初は、一般的な楽譜の運指です。

http://

次ぎに先にあげさせて頂いた譜面で


1弦で弾いた方が良くないですが、力が入って、動きも大きくなってしまいました。

次ぎに

転調してからの中間部と最後の部分。

img20180226_11000906.jpg
img20180226_11003690.jpg
img20180226_11010650.jpg


そして、中間部を一般的な楽譜で演奏してみました。


http://

次ぎに中間部から最後まで、添付させていただいた楽譜に近い形の演奏

http://

タレガさんが作曲した名曲を、変えてしまうとは、何事!と言われそうですが、少し、曲を変えて弾いています。
(先にあげさせていただいた、譜面に所々書き込みがありますが。)
私はルネサンスやバロックの曲が好きで、ガンバでもリュートでも弾いています。
古楽の常識として、繰り返しの時は何かをするのが、一般的です。装飾を付けたり、デヴィジョンしたりとか。
逆に繰り返しの時に何もしないのは、繰り返す意味が無いとも言われます。
そこで、繰り返しの多いこの曲で少しだけ、デヴィジョンを付けさせていただきました。

基本、繰り返しの時にディヴィジョンをしていますが、もし許されるなら、最後のパート、繰り返しはありませんが、
42小節、50小節もイメージとしてはデヴィジョンを付けたい所です。
例によって、ものすごい練習不足で申し訳ありません。
ここに書かせていただいたような、練習方法でなんとかあまり練習もせず弾いていますので、
この曲を練習されている方の参考になればと思い演奏させていただきました。

そして、最後にテンポです。

とても早いテンポで、アルハンブラを弾こうとされている、アマチュアの方がいますが、
速いテンポのトレモロはプロに任せて、アマチュアは音楽的な演奏を目指せばよいのではないでしょうか?
例えは違うかもしれませんが、フルマラソンを素人が3時間を切ろうと努力しているような、
100メーターを11秒台で走る事を目標にしているような気がするのです。

それは、例えば、ハ長調の音階を私の知っているプロの方々は、あたかも、7連譜8連譜のように、一気に弾かれます。
でも、私達アマチュアにはとても無理な事です。プロはアマチュアの何倍もの努力と練習をされているのです。

(逆の考えもあります。正しい、脱力、演奏姿勢、演奏方法だと、単純に指を早く動かせば、
早く弾けるということも言えそうです。私の提案する演奏法だと、ある程度簡単に、
ある程度の速いテンポで弾く事が出来ます。左手の問題は無視をするとして)

と言う事で、私のお勧めの演奏です。



URLをコピーしてもどうしても出ないので、ユーチューブそのままアップさせていただきました。

この演奏を聞いていただくと、「平山さんはゆっくりでテンポルバートをした演奏が好きなんだ」と言われそうですが、
音楽的な表現をするためには、また聞いている人にその音楽を伝えようと思うと、ゆっくり弾いた方が伝わると思うのです。

また、アマチュアにとっては演奏も楽になりますし。特に、2弦3弦のローポジションなどは音が出にくいのですが、
最初に書かせていただいたように、ここは大きな音も、緊張感も必要が無いので、無理に出さないほうが良いと思います。

この方の演奏は、私の運指と同じようですが、タレガさんが作曲した楽譜の強調された音にビブラートを効かせる
運指がされているようです。

また、これはあくまで私の感想ですが、この方は、トレモロがあまり得意でなかったのではないかと思うのです。
それをなんとか工夫して、努力してこの演奏が出来るようになったのではないかと。
(あくまで、私の感じた事です)そして、この演奏は私達アマチュアにはとても参考になるように思います。


ここで、もう少し詳しくテンポのことを考えて見ましょう。

タレガさんは、この曲のテンポをアンダンテとしています。

アンダンテは一般的に(何が一般的かという問題はありますが)私が40年以上使っている
ヤマハの昔ながらのメトロノーム(もちろん、アナログです)では。

54~63 アダージョ 63~72 アンダンテ  72~84 アンダンティーノ
84~96 モデラート 96~116 アレグレット 116~144 アレグロ
となっています。私もこれぐらいが納得できるテンポです。

63~72くらいがアルハンブラの思い出のテンポではないかと思います。

もう少し早い可能性があるとすれば、アンダンティーノという速度記号をタレガさんが他の曲でも使っていなければ、
アンダンティーノまで早くなる可能性があります。

でも、アラビア風奇想曲が近藤敏明さんの楽譜ではアンダンティーノとなっています。
(他の方の楽譜ではアンダンテとなっている場合もありますが)手に入る一番古い出版楽譜では
1924年のD.Tomas Breton さんの楽譜ではアンダンティーノとなっています。
写譜、手書きの譜面では1914年のものありますがこれもアンダンティーノとなっているようです。

タレガさんがアンダンティーノを使っているとしたら、アルハンブラの思い出のテンポはアンダンテと考えられるので、
63から72 平均68くらいではないかと思うのです。早くて72くらい。

ここで、いろんな演奏のテンポを調べてみましょう。
この曲を3部に分けて A B C とします。そして、それぞれの小節数を数えてみましょう。
A ---- 20x2=40
B ---- 16x2=32
A ----     =20
B ----     =15
C ----     =21
合計 128小節 4分音符の音の数は 128x3=384
計算しやすいように テンポを 60 とすると 384秒 6分24秒です。


*テンポを最も遅い63とすると 384x60/63=365秒 6分5秒 
72とすると  384x60/72=329秒 5分29秒
76とすると  384x60/76=303秒 5分3秒
となります。

では、実際の演奏ではどうでしょうか?

1)ナルシソ・イエペスさん 1991年の演奏
2分52秒(172秒)ですが Ax2+ Bx2 +C=93小節なので
128/93x172=236秒 3分56秒 (楽譜どおりに全部弾いた場合の長さ)
384x60/a=236
a=60x384/236=97 メトロームテンポは97となります。

これだと、アレグレットですがモデラートに近いアレグレットでしょうか。
もちろん、テンポルバートもしていますし、リタルランドもありますので、実際はもう少し早いです。
タレガさんが付けている速度記号からすればとても速いテンポなのでイエペスさんと同じテンポを
目標に練習する必要は無いように思います。

2)アナ・ヴィドビッチさん
 4分23秒(263秒)ですが アナ・ヴィドビッチさんは Ax2=40 Bx1=16 B’x1=15 C=21 で
一般的な演奏に比べるとBの部分が1小節足りません。でも、私もこの方が自然で好きなので、このように弾いています。

ですので、合計 92小節
92x3=276 メトロームテンポを60とすると 276秒
276x60/a=263 なので
a=60x276/263=63.97  メトロームテンポは64くらいとなります。
アンダンテの遅い範囲に入っています。

3)村冶佳織さん
2015年5月 ユーチューブにアップされた演奏 4分9秒 (249秒)
AA BB C の演奏なので 93小節
128/93x249=343秒 5分43秒(楽譜どおり全て弾いた場合の演奏時間)
a=60x384/343=67.2 --メトロームテンポ
標準的な アンダンテのテンポ

4)パク・キョヒさん
2013年5月にユーチューブにアップされた演奏では同じように計算すると
74.3となります。アンダンティーノの速度になるようですが、厳密な分類ではないので、
アンダンテの早いテンポとも考えられます。
アンダンテの速さ自体が明確ではありませんが、私には遅いアナ・ヴィドビッチさんと早いパク・キョヒさんの
間に収まっていれば、楽譜に指定されたアンダンテと言えるのではないかと思っています。







最後に、ユーチューブでもCDでも沢山のアルハンブラの思い出の演奏を聞くことが出来ますが、
下手な演奏は聞かないほうが、上達は早いのではないかと考えます。特に、音の粒が揃っていない演奏とか、
音楽的に何も考えていない演奏は、聞けば聞くほどその演奏が耳について、
自分の演奏もそれに近くなって下手になるのでは?と思います。

悪い方の、イメージトレーニングになってしまうようです。



最後に、また同じような事を書かせていただきますが、この曲はトレモロ練習曲ではありません。
音の粒だけ揃えて。速いテンポで弾こうとは思わないで下さい。
タレガさんが楽譜に指示されているように、特に最後のパートは、ritard..... ,pp ppp を守って、弾いてください。
このパートを見ると、タレガさんが1000人入るようなホールでの演奏を考えていたのでなく、
サロンのような小さな空間で、近くの人に語りかけるような、音楽を作っていたのだと、私には思えるのです。

最後におさらいです。

どのように、この曲を仕上げていくか、私の一つの提案です。

曲を3部分に分けて、最初の入りはメゾピアノかピアノで。その理由は、2部の転調してからを明るく、
大きな音量で弾きたい、その差を強調するために。
ピアノで入ると曲の導入部で印象が弱いと感じるかもしれませんが、そのためにアクセント記号が最初だけついています。
アクセントを付けることによって、ただの弱い導入部でなくなるからです。

楽譜によれば、全てにこのアクセント記号が付いていますが、この編集者の方は当時は楽譜の作り方が難しかったので、
最初だけ付けて後は省略したのではないかと思ったのかもしれませんが、必要なら全部に付けていると思います。

後は、前に書かせていただいたように、高い音は高揚して、低い音は落ち着いて、臨時記号もリズムの変化も強調して、
最後はタレガさんが指示されているように、pp ppp やリタルランド、なども守って弾けばよいように思っているのですが、
皆さんはどうお考えでしょうか?

音楽的な演奏をするために参考にしていただきたい演奏があります。
ナナ・ムスクーリさんの歌です。



なんども,URLを入れたのですが、駄目なのでユーチューブそのままでアップさせていただきました。

また見直して、分かりにくい所、追加があれば、ブログで書かせていただきます。
演奏も、時間あるときにもう少しましな演奏をアップさせていただきます。





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  1. 2018/11/08(木) 17:42:43|
  2. ギター
  3. | コメント:1

演奏会のお知らせなど

本当に、相変わらずバタバタしていると、あっという間に10月が終わりそうです。
9月もブログ更新が出来ず、10月ももう終わろうとしていますので、演奏会の案内など
させていただきます。

ブログを度々訪問してくださっている方、更新もせず申し訳ありませんでした。

この秋は、台風の後始末や、日が限定されている仕事が続いていましたので。

① 近々の演奏会は(私の楽器が活躍する演奏会ですが)
11月11日はいつも素晴らしい演奏を無料でやっていただく アンサンブルシュシュの演奏会です。


2018年11月11日(日)午後2時 開演 入場無料
岸和田市立「自泉会館」(国登録有形文化財)〒596-0073 大阪府岸和田市岸城町5-10 TEL:072-423-9743
南海本線「岸和田」駅下車・徒歩8分 駐車場多数有り jisen-kaikan.jp
お問い合せ:古楽工房ヴィオール TEL:0721-54-2490 「アンサンブル・シュシュ」で検索
🏯岸和田城の近く、岸和田市庁舎などが集まっている所です。昭和初期に建築されたレトロな建物も見どころで、今回はほぼ古楽器による演奏会で、建物の雰囲気とマッチし、響きも良い所です。どうぞお越しくださいませ(*^_^*)。


② 11月16日は 同志社女子の卒業生によるバロックダンスもある、バロックの演奏会です。
もちろん、古楽器でのバロックです。
バロックダンスの樋口さんのフェイスブックから

第1部はルネサンスの音楽とダンス
第2部はバロックの音楽とダンス

という公演を

大阪のほぼ中心地、南森町駅近くの天満教会でします。

公演「秋の夜の宴〜Danceと共に〜」✨✨

バロックヴァイオリン、リコーダー、テオルボ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ、ソプラノ、と演奏者8名に加えて、ダンスの私で9名です。

ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者 西村喜子先生の薫陶を受けて、現在も勉強を続けているメンバーを中心に集まりました。
色々な曲を一度に楽しんで頂けます😊✨✨

私は第1部でパドアーナ、ガリアルダ、エスパニョレタス、
第2部ではメヌエット、ガヴォット、サラバンド、フォルラーヌ、パッサカーユ他、を踊る予定です。

衣装3着使うのですが、
そのうち1着はフランスのステキな布地を使って、現在製作してもらっている新しいもの💕💕 出来上がるのが楽しみです😍😍😍

11月16日(金)19時開演

チケットが残り少なくなってきましたので、ご興味のある方はお早めに!!

皆さまのご来場をお待ちしています😊💕💕

大阪メトロ谷町線「南森町駅」より徒歩4分
JR東西線「大阪天満宮駅」より徒歩6分
(駐車場はありません)


③ 11月23日は もう私のチェンバロを使っていただくようになってから10年は経つでしょうか?
大阪八尾のグレース大聖堂のメサイアです。プロの合奏と教会の信者さんたちのコーラスです。

良く、意味が分かるように日本語で歌われます。
一般的な演奏会でないので、案内はあまりないのですが、今年で28回目です。
午後3時から始まります。

そして、大切なお知らせ。 
西垣さんの恒例となりました、京都文化博物館でのコンサートです、
今年は12月16日(日) 18時~

ワルツ ベルリオーズ「幻想交響曲」からドビュッシーのワルツまで~
 日時:12月16日(日)
    18:00~20:00 ※開場17:30
 場所:京都文化博物館
    京都市中京区三条上ル東片町623-1 高倉通
・朗読「ジャン・クリストフ(ロマン・ロラン作)」より

 ◆クロード・ドビュッシーとエクトル・ベルリオーズ作品のギター独奏

◆プログラム(予定)

・ドビュッシー没後100周年記念

 ロマンチックなワルツ、沈める寺、亜麻色の髪の乙女、

 月の光、喜びの島

・幻想交響曲より

 舞踏会ワルツ、処刑台への行進

​ 朗読「ジャン・クリストフ(ロマン・ロラン作)」より

 冬の旅、アルペジョーネソナタ/シューベルト

​ 朗読 村田まち子

◎料金
 一般前売り 3,000円/一般当日 3,500円 
 学生前売り 1,500円/学生当日 2,000 
 ※全席自由

◎チケット予約方法
 メールご予約:sonorite@koube.jp
 電話ご予約 :080-7026-4333

​時間が無くて、HPやフェイスブックからの引用させていただきました。
​​
  1. 2018/10/31(水) 10:52:54|
  2. ギター
  3. | コメント:0

台風被害なんとか修理できました。

いつも更新が遅くなっていますが、今回は早め(と言っても、すでに1週間経ってしまいましたが)
台風20号の被害があってその修復、修理で追われているうちにクープラン賛演奏会週間に
入ってしまいました。

img20180831_10053108.jpg



写真のように、倉庫兼作業場の屋根が台風の風によってかなり傷んでしまいました。
もともと、古いトタンの波板だったので、いつかはやり替えないとは思っていたのですが。

倉庫の前室と言うか、張り出し部分は以前の台風で浮き上がりそうになったので、一番大きなブロックを2個
載せていたのですが、それも3メーターくらい飛ばされていました。
今回は、一人では持ち上げにくい大きな欅の柱を使って骨組み自体を補強しました。
写真はまだ仕上げが残っている状態です。


029.jpg


028.jpg

ドアはいずれガレージを作った時に、利用しようとして作っていたものでしたが、雨風でかなり痛んでいました。
それが、台風の大風で壊れてしまいました。
アメリカのガラスも2重の重いドアでしたので、外すのも一苦労です。
角材で骨組みを作って、断熱材を入れ、ベニヤを張って、防水のため、沢山いただいていた
デコラを張って、コーキングを回して、念のため釘の頭にもコーキングを付けて完成です。

017.jpg

022.jpg




2017・8・24 3


これでとりあえずの、雨風は防げますが、まだ別の倉庫は次の台風までに壁が壊れている所を修理、
2階ベランダの防水工事もやっておかなくてはいけません。

我が家に来られた方はご存知だと思うのですが、小さな山の南斜面に建っている、南には
何も無い見晴らしの良い所なのですが、風当たりもその分強いわけです。
台風の跡片付けのため、いろんな方への連絡等が遅くなって申し訳ありませんでした。


  1. 2018/08/31(金) 10:29:22|
  2. その他
  3. | コメント:1

演奏会のお知らせと報告

あっという間に、日が過ぎてしまいます。

暑い暑いと言っていたのがうそのような日が続いたかと思うと、
昨日から今日はまた夏が戻ってきた感じです。

日が迫ってきていますので、お知らせしておかないと、
と思ってあわててブログ更新しています。

いずれも、私の作ったチェンバロを私が運んで調律します。
今回は、裏方ですが、私の楽器が表に出てくれます。

一番近い催しは生誕350年のクープラン讃タイトルのある演奏会、
レクチャー、ワークショップです。

まず、8月29日に新大阪の大阪市立青少年センター(KOKO PULAZA)
で31日の演奏会の公開リハーサルとチェンバロのレクチャーコンサートが
午後4時からあります。

img20180821_11053249.jpg

小さく枠で囲んでいるのがそうです。

同じ場所で 30日はフルート奏法のワークショップがあります。
いずれも無料です。

そして、31日はそうそうたるメンバーの演奏会です。
こちらはもちろん有料ですが。

次のお知らせは

9月2日のコレギウム・ヨハネスの演奏会です。

img20180821_11114994.jpg

豊中市立文化芸術センター小ホールです。
午後2時からの開演です。
入場無料ですが、整理券が必要です。

こちらも、素晴らしい演奏家揃いですが、友人が指揮しますので、
チェンバロでお手伝いです。


ここで、演奏会の報告。
私のガンバやリュートは、普段演奏していないのに、人前で演奏させていただきました。
やはり、練習不足でしたが、リュート歌曲は歌の方が素晴らしすぎるので、お客さんには
満足していただいたと思っています。

西垣さんの演奏会は、いつものように西垣さんで無ければ、聞くことの出来ない
演奏や曲目です。

演奏会は全て、西垣さんの編曲による、ギター以外の曲ですが、アンコールで
1曲ギターオリジナル曲が演奏されました。

アルハンブラの思い出 です。

最初ピアノで入って、ものすごく音楽的な表現をされていました。
当たり前のことなのですが。

アルハンブラでは思い出があります。

5年ほど前の京都の演奏会で、私の作った、出来立てのギターを
西垣さんが弾いてくれました。

今回の、演奏のようにピアノと言うか、ピアニッシモで演奏を始められました。
お客さんも、スタッフも始めて私の楽器を聞くのです。

なんと,「鳴らないギターだ」と思われたと思います。
私も、「こんなに鳴らないギターは作っていないのに」と言う感想でした。

でも、曲が進むにつれて、少しずつ音量が増えて行き、
ほっとした記憶があります。

アルハンブラの思い出を誰でもが弾けるように、作りかけているブログがあります。
近々、アップします。

その中で、音楽表現についても書いていますが、私も最初はピアノで入るのが、
タルレガさんの考えていた事ではないかと思っています。

西垣さん演奏は、そのような、私の考える「アルハンブラの思い出の」一つの形のように
思いました。

演奏を聞いた友人達もすごくよかった、感銘を受けたと言ってくれています。





  1. 2018/08/21(火) 11:58:38|
  2. ギター
  3. | コメント:0

お知らせ、そして近況

またまた、あっという間に一ヵ月半ほど経ってしまいました。

度々、ブログを訪問してくださっている方々、更新が遅くなってすみません。

ここの所、(いつも事なのですが)救急病院の感じで、なんとか修理をして使えるようにしてあげたい
楽器が沢山舞い込んできますので。

西脇の美術館での催しも、沢山の方の参加をいただいて盛況に終わりました。
一弦琴をされている方、やってみたいが楽器が手に入らず、神戸須磨まで行って
手に入れようとされていた方など、ワークショップをやってよかったです。

6月にはいると、毎年恒例となった 中学生のトライアルウイークの受け入れで
中学生に出来そうな仕事を探してやっていただきました。

その間にも、チェンバロやギターヴィオローネの調整や大修理が入ってきていました。

その他いろんなことがありましたが、とりあえず、日が迫ってきている催しの案内です。

7月29日 14時開始 場所は Cafe & Gallery KATACHI 大阪市都島区内代町2-11-26
です。友人の音楽教室の夏の課外授業というタイトルで 500年前のイギリス音楽
ダウランドからパーセル、ヘンデルの音楽をやります。
私は、リュートとガンバで参加です。

歌の方が素晴らしい方で、ものすごく上手で。一緒に演奏させていただくのが楽しみです。
Flow my tears もやります。(こんな事を書くと、また、リュート愛好家の方から・・・人前で演奏するな、
リュートが誤解されるから、と抗議が来るかもしれませんね)


img20180714_13464612.jpg

次に数少ない西垣さんの国内での演奏会です。
ここ数年、毎年神戸でされている演奏会のシリーズですが。

夏の音楽会 ドビュッシー没後100年記念ベートーヴェンマンドリン作品全曲
マンドリン曲はベートーヴェンが若い頃作曲したチェンバロとマンドリンの曲を
ギターソロに編曲された物です。チラシにありますように9月フランス、スイスで
行われる演奏会の曲目です。

8月11日(土 祝) 午後3時30分 神戸市東灘区にあります 世羅美術館です。
入場料は一般3500円(当日4000円)学生2000円です。

img20180714_13241619.jpg
img20180714_13283107.jpg

そして、私のチェンバロが参加する演奏会です。
(他にも、9月2日豊中でヘンデルの水上の音楽全曲の演奏会などは
私の楽器が参加しますが)

場所はこちらも 神戸市東灘区の世良美術館  9月16日(日)14時開演
バッハ一家の室内楽 で C.P.Eバッハ J.Cバッハ J .Sバッハの曲が演奏されます。
バロックヴァイオリンの上田浩之 さん バロックチェロの 吉田健さん バロックフルートの
植田雅彦さん チェンバロの岡本裕美さんの 見事な、他では聞けない名演奏が聞けます。
入場料は1000円当日1500円です。

img20180714_13364312.jpg



最後になりましたが、地震と大雨の被害はありませんでした。
避難勧告など出ていましたので、心配をおかけしたかもしれませんが、
幸い、何も被害はありませんでしたので、どうぞご安心ください。

  1. 2018/07/16(月) 01:43:37|
  2. ギター
  3. | コメント:0
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プロフィール

kogakki

Author:kogakki
ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、チェンバロ
と言った、古楽器を仕事として製作して
30年以上になりました。

最近はギターに興味を持っています。
最初に作った楽器は、ギターです。
昭和42年でした。 18歳の時です。

古楽器製作家 平山 照秋 

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